【睡眠対策】キャンプで眠れない?テント泊でぐっすりと眠るコツ

公開日:2022 / 08 / 09
最終更新日:2022 / 08 / 09

キャンプでは、日常とは少し違った体験ができます。

しかし、普段と違う環境だと眠れなかったり、あるいは身体に負担がかかって痛くなってしまうことも。せっかく楽しむためにキャンプに来たのに、そうなってしまっては、気持ちも沈んでしまいますよね。

そこで今回は、キャンプで眠れなくなってしまう主な原因や、快適に眠るコツについてご紹介します。参考にしてみてください。

キャンプで眠れない原因

ここでは、寝心地に関わる4つの原因について解説します。

地面の凹凸


キャンプ場の地面は、必ずしも平坦とは限りません。中には整備されていないキャンプ場もあるので、地面に凹凸がある場合も。

また、一見平坦に見えても実際に横になってみると傾いていた、という場合もあります。傾斜があるところでは頭の向きに注意しないと、快適な睡眠ができません。

さらに、周囲よりも低いところにテントを設営すると、テントの周囲に水溜まりができてしまうことがあります。テントに浸水してしまえば、睡眠どころではなくなってしまいます。

寒さ、暑さが不快

キャンプ場は高地にあることも多く、市街地と違って寒暖差が激しいことがあります。

寒暖差が激しいと、日中は平気でも夜になってから寒さや冷えが気になって眠れなくなってしまいます。
快適に過ごせる温度でないと、眠りは浅くなってしまいます。

周囲の音や明かり


利用するサイトが炊事場やトイレなどの共有施設に近いと、足音や水音、電気の明るさが気になるかもしれません。

車道に近いサイトでは、夜間に車が通りかかるとエンジン音が気になってしまう可能性も考えられます。

自然音


最初に気にしたいのが風です。風がテントに吹き付けてバタバタと音が鳴ったり、周囲の木々がザワザワ葉をゆらしたりと、風によって生じる音が耳についてしまうことがあります。

また、雨が降ってくると、テントやタープに雨粒が打ちつけられザーザーと音が発生します。大雨であれば音も大きくなります。気になって眠れなくなることもあるでしょう。

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快適に眠るコツ

キャンプで快適に眠るには、いくつかのコツがあります。少し気を付けるだけで不快感を取り除くことができます。

フラットな場所にテントを設営


安定した寝床を確保するために、フラットな場所にテントを設営しましょう。

地面に凹凸があると、寝るときに体に当たって気になってしまいますし、地面が傾いていると体の向きによっては頭に血が上ってしまうことも。

また、大きな木の下は避けたほうが無難です。大きな木は日よけ効果もありますが、雨粒がしたたり落ちて来たり、虫が落ちてきたりと、キャンプに慣れてない方にとって不快な点がいくつもあります。

したがって、なるべくフラットで、かつ頭上に木がない場所を選びましょう。

テントの床は「層」に


テントの内部では、冷気は地面から上に上がっていきます。冷気を防ぐために、テントの床には何層もの敷物を敷くようにしましょう。

まずはじめに、地面にグランドシートを敷きます。テントを直接地面に設営すると、テントのボトム(テントの底)を傷める可能性があるからです。また、グランドシートは冷気を防ぐ役割もしてくれます。ブルーシートで代用してもよいでしょう。

次にグランドシートの上にテントを設営し、テント内にインナーマットを敷きましょう。インナーマットを敷いた上にさらにブランケットや個別のマットを敷くことで層ができ、冷気の侵入を防ぐことができます。

それでも不安なときは、コットを使うことも有効な手段です。コットを使うことでテントの床と体のあいだにスペースができ、地面からの冷気が伝わりにくくなります。また、風通しがよくなる効果もあるので、夏は涼しく眠れます。

耳栓やアイマスクを活用

睡眠中は音や光に敏感になりがちです。キャンプ場によっては照明がまぶしかったり、隣のサイトとの距離が近くて話し声が気になってしまうことがあります。

そのような場合、耳栓やアイマスクといったアイテムが有効です。耳栓は話し声や足音をシャットアウトしてくれますし、アイマスクは照明や朝日を遮ってくれます。

ただ、耳栓は個人の耳の形状によって付け心地が変わってくるので、キャンプへ行く前に違和感がないか試着しておきましょう。

季節にあったシュラフ


シュラフは高価なため、オールシーズン対応のシュラフを購入しようと考えている方も多いかと思います。しかし、シュラフにはそれぞれ、使用に適した気温が設定されています。その季節の気温に対応したシュラフでないと、就寝時に暑すぎたり寒すぎたりする結果になってしまいます。

そのため、シュラフは、季節ごとに用意することをおすすめします。

また、シュラフの圧迫感が気になってしまう方には、封筒型のシュラフがおすすめです。封筒型のシュラフであればマミー型のものに比べて締め付け感が少なく、開放感があります。

とくに、暑くて寝苦しい夏には、封筒型のシュラフをおすすめします。

万全な準備をして良い眠りを


今回はキャンプでぐっすりと眠るコツをご紹介しました。

キャンプでよく眠るには経験も大事ですが、しっかりとした準備も重要となります。今回ご紹介した対策をして、快適に眠れるようにしましょう。

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オノデラ

キャンプ好きのWEBライター。
月に1回はキャンプに行きたいキャンパーです。
経験則を踏まえた、ユーザー目線の記事作りをモットーとしています。
真夏でも焚火を欠かさないほど焚き火好き。

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