テントを設営するとき、「どこにポールを通せばいいんだろう?」と悩んだことはありませんか?
そんな不安を払拭してくれるテントがコールマン(Coleman)のティピーシリーズです。
ティピーシリーズはワンポールテントというポール1本だけで簡単に設営できるテントなんです。
そこで今回は、LANTERN編集部に配属されて間もないキャンプ初心者である筆者が、実際に設営から撤収までを行った様子と、気づいたことや感じたことを初心者の視点でご紹介していきます!
ティピーシリーズとは
コールマンから販売されているワンポールテントシリーズで、ポール1本だけで誰でも簡単に設営できるのが特徴的です。
現在、ベーシックモデルの「ティピー/ST」をはじめ、ナチュラルな風合いを楽しめる「ティピーTX/ST」、収容人数が多い「ワイドティピー/3025」の3製品が販売されています。
ティピーTX/STの設営手順
ティピーシリーズの基本設営はどれも同じなので、今回は「ティピーTX/ST」で設営方法をご紹介します。
まずはその収納状態とセット内容を見ていきましょう。
収納状態とセット内容
収納時のサイズが幅60cm × 高さ20cm。
重さは6.3kg(約)で肩掛けすれば持ち運びは楽ですが、他のキャンプ道具も一緒に運ぶ際はワゴンがあると便利です。
セット内容は下記のとおりです。
・本体(インナーテント)×1
・フライシート×1
・メインポール×1
・フロントポール×1
・自在ロープ×5
・スチールペグ×15
ティピーTX/STを設営していこう
インナーテントを広げ、設営位置にペグを打ち込む
①設営位置を決めて、インナーテントを広げます。
②ペグを打ち込みます。
ポイント
ペグを打つ際は、テント側ではない地面に対して60°~90°の角度で打ち込むと強度が増して風の影響を受けづらいです。
メインポールをインナーテントに取り付け、立ち上げる
①メインポールを伸ばします。
ランタンハンガーが付いている方が上部です。
②インナーテント天井部に差し込みます。
③ポールが垂直になるように立ち上げます。
④フロア中央部のホルダーに差し込みます。
たったの3ステップでインナーテントは立ち上がりました。
フライシートをインナーテントにかぶせる
半分かぶせた状態
全部かぶせた状態
フロントポールをフライシートにセットする
①フロントポールを伸ばします。
②フロントポールの端を、フライシート横にあるエンドピンに差し込みます。
③フライシート内側にある面ファスナーテープを、フロントポールにとめて固定します。
入口上部付近
フロントポールをセットした状態
完成!
スノースカート各所をペグダウンして完成です!
身長160cmの女性が立っても余裕があるので、圧迫感はあまりないと思います。
室内には化繊の寝袋が4枚敷けたので、ソロはもちろん家族での利用におすすめです!
続きはこちら⇒【知っておきたいティピーTX/STの撤収方法】