<キャンプのプロ監修>川遊び完全マニュアル。遊び方から服装・持ち物、おすすめキャンプ場まで

公開日:2016 / 07 / 29
最終更新日:2021 / 07 / 18

事故を未然に防ぐ川遊び4つの注意ポイント

自然はときに恐ろしい姿に変わります。特に山の渓流は、あっという間に変化するのです。

1.必ず大人の目が届く範囲で

当然ですが、子どもたちだけで遊ばせないようにしてください。大人が一緒に遊んで、何かあればすぐ助けに入れるところで。

2.水遊びスポットは浅く流れの緩いポイントで

r16summer_1-06キャンプ場の中など、人がたくさん遊んでいる川で、水深が子どもの膝くらいまでのところが安心です。遊んでいるうちに、水深の深いところや、流れの早いところに行ってしまわないよう注意を。

3.飛び込みや冒険をするならよく知っている川で

r16summer_5-02湘南自然学校でも、川で飛び込みや沢登りを楽しむことがあります。しかし、それは川底の地形まで熟知しているからで、そうでなければお預かりした子どもたちを連れてはいけません。よく知らない川で遊びを広げたいなら、キャンプ場の管理者などから確かな情報収集を。

4.水の変化に敏感に

遊んでいる場所は穏やかなようでも、上流で天候が悪化している場合があります。鉄砲水など、川の流れが変わるのはあっという間です。水量が増えたと思ったら、すぐに川遊びを中止してください。水が濁ってくるのも、上流で変化が起こったサインです。

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湘南自然学校 校長 斎藤 泰幸

キャンプ歴38年以上。日本キャンプ協会キャンプディレクター1級保持。
学生の時にはキャンプカウンセラーをしていたという斎藤さん。当時珍しかった「自然学校」に入社し、旅行会社、スポーツクラブを経て、2000年「湘南自然学校」を設立。現在では多くの子どもたちに自然を通じて「生きる力」を伝えている。趣味は海系が得意でスノーケリングやサーフィン。
湘南自然学校HP:http://www.shonan-ns.com/

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