貧乏キャンパーがおススメする「格安寝袋&マット」3選
キャンプで「寒さ」を防ぐために必要なのは寝袋とマットです。
格安の寝袋やマットでも、それがあるとないとでは大きな違いがあります。
寒くて夜中ブルブル震えるのを避けるためにも、これらの道具は揃えておきましょう。
また、寝袋の形状と中綿の種類は大きく分けて次のようになっています。
保温力と収納性能が高い寝袋はそれだけ値段が高く、反対に保温力が低くかさばる寝袋は安くなります。
寝袋初心者には最適「Licil 封筒型シュラフ」
寝袋でまずおススメしたいのが、「LICLI」というメーカーの格安寝袋。現在のお値段は約2500円。
寝袋のタイプとしては、「封筒型化繊素材」になります。
数万円する寝袋と比べると保温力や収納性は劣りますが、体をしっかりと包んでくれます。
初夏~初秋などの暖かい時期にキャンプを計画しているのであれば、これで十分です。
もし寒さを感じる場合は、ある程度着こんだ状態で寝袋に入るようにしましょう。
また、「封筒型」は「マミー型」と比べると内部のスペースが広く、寝袋に慣れていない人でもそこまで違和感がありません。
多用途に使える「mont-bell ダウンハガー800 #3」
「mont-bell」から発売されている「マミー型ダウン素材」の寝袋です。
現在の価格は約36,000円。
貧乏キャンパーにとってはとても高いです。バイト代が一瞬でなくなります。
でも、僕が始めて買った寝袋はこれでした。
最初はもちろん「封筒型化繊素材」の安い寝袋を買おうと思っていました。
でも「封筒型化繊素材」の寝袋はかさばりますし、寒い時期にキャンプしようと思うとそれだけ中に着る服も多めに持っていく必要があります。
そうすると結局、大きなバッグを購入したりと、余計に費用がかさみそうな気がして、コンパクトで保温力のある寝袋を思い切って選びました。
僕の場合、友達が家に泊まりにきた時や海外一人旅など、キャンプ以外でも寝袋を使う用途があり、総合的なコスパは悪くなったと思います。
家の収納スペースが少なかったり、バックパッカーで旅をすることを考えている学生にはおススメの製品です。
低価格マット「キャプテンスタッグ シルバーキャンピングマット」
格安マットとしてまずご紹介したいのは、「キャプテンスタッグ」のマット。
現在のお値段は約1,000円。1日モヤシ生活をすれば、すぐに買えますね。
キャンプメーカーの製品ですが、いわゆる「銀マット」と似たような作りなので、ホームセンターで購入しても良いかもしれません。
クッション性能は高くないので、河川敷などで寝転がるとちょっと痛いです。
それでも、地面からの冷気はカットしてくれるため、寒さ対策にはうってつけの格安マットです。
安いけど高いクッション性「キャプテンスタッグ EVAフォームマット」
マットにもう少しお金をかけられるのであれば、「キャプテンスタッグ」のキャンプマットがおススメです。
現在のお値段は約2,000円。
銀マットと比べて、厚さがあり収納性にも優れています。
蛇腹状のマットを調整して枕を作ることも可能です。
断熱性、収納性、クッション性のすべてにおいて十分な性能を発揮してくれるマットです。
金欠でも手を出しやすい価格帯なので、貧乏キャンパーの狙いどころです。
節約キャンプで自然を感じよう
貧乏キャンパーの僕がおススメする格安キャンプ道具をご紹介しました。
そこで今回ご紹介した製品で道具をすべて揃えた場合、最低いくら必要なのかざっくりと計算してみました。
- テント(約2,000円)
- タープ(約500円)
- ポール(約1,400円)
- 寝袋(約2,500円)
- マット(約1,000円)
合計で、約7,400円
1万円以下で、最低限のキャンプ道具を揃えることができるということです。
もちろん快適にキャンプを楽しむためには、これ以外にもたくさん道具が必要です。
それでも、「お金がないけど、キャンプを体験したい」という方は、まず手が届きそうな道具から集めていくのがいいかもしれません。
その後、「キャンプを続けていくか」や「自分が目指すスタイル」などを見極めて、自分好みなキャンプ道具を改めて購入していくと良いでしょう。
金欠でも節約しながら大自然を感じましょう!
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