【事例5】子どもが飽きてしまう
森の中や、原っぱには、虫や木の枝があって、それらすべてが子どもにとっては楽しいおもちゃです。
子どもが小さい時(就学前)は、キャンプ自体が楽しいので、特にアクティビティの必要性を感じていませんでした。
でも成長に伴い、キャンプという非日常にも慣れてくると、ごはんの支度をしている最中に「なにかしようよー!」と声がかかります。
小学生と遊ぶのは正直なところ体力的にきつく、大人が音を上げることも少なくありません。
対策:アクティビティのあるキャンプ場を探す
アスレチックやじゃぶじゃぶ池など、楽しいアクティビティがあるキャンプ場を選ぶと、親も見守りに徹することができ、大人もゆっくり寛げる時間が増えます。
一緒に遊ぶより少し楽ですよね?
果物や野菜を収穫できたり、魚釣りをできたりするキャンプ場もあるようです。
摘みたての野菜を使った料理や、釣った魚の塩焼きは、気分も上がるはず。
キャンプ場検索サイトを使うと、目的にあったキャンプ場を探せます。
またオールシーズンで楽しめるのは火おこし。
燃えそうなものを探したり、薪をくべたりするのは、子どもにとってわくわくの時間です。
自力で着火するには……と、子どもたちが、虫めがねで火起こしをしてみようと試みていたこともありました。
※キャンプ場が直火禁止の場合は、焚き火台の上などで行いましょう。
【事例6】グループキャンプなのに、子ども同士で遊ばない
グループキャンプで、たくさんの子どもがいるのに、意外と子ども同士が絡まないことがあります。
現在、小6の長男は、なかなか他の子と絡まず「連れて行くのは親のエゴかも……」と思った時期もあります。
対策:あまり気にしすぎないでも大丈夫かも?
が、本人に聞くと、色々な世代の子と過ごす時間は、楽しいようです。
場所に慣れるまで時間のかかる子や、初対面の子どもと関わるのが苦手な子もいます。
でもテントの中は安全基地だし、テントの外は自由な環境。
子どもたちは自分のペースで順応していきます。
2泊3日の最終日にようやく打ち解けるなんてことも少なくありません。
それでいいのだ……と今は思っています。
夏なら、スイカ割りをして、みんなで割ったスイカを一緒に食べれば、仲間意識UPです。
他にもシャボン玉、水ふうせんも盛り上がります。ぜひアイテムの1つとしてお試しあれ。
【事例7】家族だけのキャンプは踏ん切りがつかない……
我が家の場合、友人たちとグループキャンプを始めたものの、家族だけのキャンプには、なかなか踏ん切りがつきませんでした。
目を話すと兄弟ゲンカが始まったり、一緒にいたはずの2人のうち1人が行方不明になる……。
テント設営も慣れていないから、ひとりでやるのは厳しい。
そこで、テント設営なしでアウトドアを楽しめる場所を、友人から教えてもらったり、ネットで検索したりしました。
対策:バンガローやトレーラーハウスからスタート
テントを借りてキャンプデビューも良いですが、最初はバンガローやトレーラーハウスも選択肢です。
私の経験から、都内近郊でおすすめな場所を紹介します。
- アメリカキャンプ村
ログハウスがあり、BBQ施設の利用も可能。アスレチック、釣り堀、水遊びのできるスペースもあります。ツリーハウスもオススメです。キッチンはありませんが下にBBQスペースがあり、多少の雨ならまったく問題ありません。ハウスの中で兄弟ゲンカが始まっても、声が漏れないのもうれしいところ。 - PICAさがみ湖
コテージやキャビン、トレーラー、常設テントサイトがあり、BBQ施設の利用も可能。相模湖リゾートプレジャーフォレスト園内にあるので、遊ぶ場所はたくさん。トレーラーハウスはまるでキャンピングカーのような作りでおすすめ。ごはん作る気力がなくなったら、プレジャーフォレストのレストランを利用することもできます。
まずはアウトドアライフに慣れることから始めましょう。
キャンプしたいけど、どこから始めたらよいのだろう……と悩まれてこのページを読まれた方の中で、1家族でも多くアウトドアへの第一歩を踏み出せますように。