【失敗しない春キャンプ4つのポイント!】服装・持ち物・暖房・キャンプ場選びどうする?

公開日:2020 / 03 / 23
最終更新日:2020 / 04 / 13

春キャンプのシュラフ

寝床が寒いと楽しかったキャンプも一気にトーンダウン。そんなことにならないように、これもまた私の失敗を元にご紹介します。

×失敗2 シュラフで失敗

かれこれ10年ほど前ですが、我が家がキャンプを始めたのがちょうど夏だったということもあり、持っていたのは夏用の薄いシュラフ(快適温度15度)。

当時北海道に住んでいた私ですが、その夏用シュラフで山のキャンプ場に行って「寒くて目が覚める!!」というひどい目にあったことがあります。

シュラフの快適温度はあくまでも「多くの人が快適と感じる温度」であって、寒がりの人が快適と感じる温度ではありません。そしてその数字を鵜呑みにするのも良くないですね。ほんと失敗。

〇対策2 スリーシーズン用のシュラフを選ぶべし

快適温度は最低でも8~10度、可能であれば5度のスリーシーズン用シュラフがあると便利です。利用されるキャンプ場周辺の天候・気温条件に合わせて選べるといいかなと思います。

ちなみに関東圏~静岡・山梨あたりのキャンプが多い我が家。スリーシーズン用は快適温度0度と3度です。これで春・秋・冬の3シーズン使用しています。夏だけはちょっと暑いので薄くて軽い夏用シュラフを使用しています。

春キャンプの暖房

日中暖かいから暖房アイテムいらないよね?本当でしょうか?

×失敗3 暖房なくて失敗

もう春だし、最高気温20度超えるし、シュラフは夏用だけど大丈夫!

いえ、大丈夫じゃありませんでした。

キャンプ場の夜は冷えます。全てのキャンプ場がそうではありませんが、山間部にあるキャンプ場は大抵冷えます。服装が十分だとしても足元からの冷えが辛いことも。夜ご飯を外で食べる気合いが出ないほど寒い経験もしました。

〇対策3 カセットガスストーブやモバイルバッテリーで使える小さい電気膝掛けが有効

春キャンプと言えどもまだまだ朝晩の冷え込みはなかなか抜けませんね。

そんな春キャンプで足元の暖をとるのに便利なのが、コンパクトなカセットガスストーブや、モバイルバッテリーに繋いで使用する電気膝掛けです。これが本当に温かい!寝るときに寒ければ足元に入れて暖房にもできます!

カセットガスストーブは2時間~4時間ほどでガス缶が一本空になってしまうという「持ち」の悪さはありますが、石油ストーブのように灯油を持ち運ぶ面倒がない点は大きなポイントです。私も4月のキャンプではカセットガスストーブを持っていく予定です。

電気膝掛けやカセットガスストーブは、持ち運びもコンパクトなのがいいですし、おしゃれで可愛らしいデザインも豊富なのが嬉しいポイントですね。

▼例えばこちら(私も持っています!)▼

実際どう?【センゴクアラジン】あのアラジンがガスストーブで登場。

春キャンプのキャンプ場選び

春キャンプは季節外れの雪や朝晩の寒暖差がまだまだ大きく、ファミリーキャンプだと色々と準備が大変な上にキャンプ場選びも慎重になりますね。またまた私の失敗を元にご紹介します。

×失敗4 4月なのに雪が降った(キャンプ場選びの失敗)

4月だけど寒気の影響でかなり寒いということはきちんと理解した上で、寒さ対策はストーブなどそれなりの装備をしていきましたが、なんと現地は季節外れの大雪!

車のタイヤはノーマルタイヤ…。チェーンは積んでいるけど装着したことない!果たしてキャンプ場に辿り着けるのか!?という経験があります。

標高1000m以上、真冬並みの強い寒気が上空に流れ込み雨予報。冷静に考えれば雪が降りそうだと想像できますが、「明日はキャンプ!」という謎のテンションに負けてきちんと判断ができなかったという失敗です。

〇対策4 標高低め、雪の降らない地域のキャンプ場を選ぶ

ただ標高が低いキャンプ場を選べばいいわけではなく、私のように季節外れの雪が降る可能性もある事を考えると、春先のキャンプ場選びは年間を通して雪が降る可能性が低い場所を選ぶのがおすすめです。

例えるなら、富士山周辺の標高1000mほどのキャンプ場ではなく、年間を通して雪が降ることがほとんどない標高0〜400mくらいの平野部のキャンプ場を選ぶという具合です。

雪中キャンプができるんだから楽しんじゃない?と思う方もいるかもしれません。しかし、春先の雪は雪中キャンプをするにはあまりにも重たくべちゃべちゃである可能性が高いのであまりおすすめできません。

テントのスカートが泥まみれ、グランドシートが泥まみれ、帰ってからの洗濯が大変!という事態もあり得ます。

また、雪が降らなくとも雨が冷たい。そんなことがあるのも春キャンプです。「降らずとも雨の準備」が大切です。

ぜひ無理なく天気予報を含め事前情報をしっかり集めて、いい場所を見つけてくださいね。

まとめ

慎重になりすぎる必要はありませんが、ポイントを抑えて楽しいファミリーキャンプの思い出を作ってください!

春のキャンプで気をつけるポイント

  1. 重ね着(薄手のレイヤードやベスト)で温度調整
  2. スリーシーズン用の温かいシュラフを用意
  3. カセットガスストーブや電気膝掛けが有効
  4. 標高が低く、4月なら年間を通して雪が降らない地域がおすすめ

春は風が強いことも多々あるので、今後のことも考えて40cmほどの長めのペグを数本用意しておくのもおすすめです。

それでは楽しい春キャンプをお過ごしください!

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ずぼらまま

キャンプギアやキャンプ場レポ中心のブログ「ママはずぼら」を運営。
ファミリーキャンパーならではの目線でキャンプの楽しさやおすすめのキャンプ場情報をお届けしています。

分厚いお肉を焼くのが好き!
キャンプでも美味しいお肉を振る舞いたくて資格を取得!日本バーベキュー協会認定BBQ中級インストラクターです。

東京在住。キャンプ歴10年。夫婦2人・子ども3人+トイプーと一緒に年中キャンプしてます!2019年は50泊以上しちゃいました。

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