まるで木の上の秘密基地。キリンをイメージしたツリーハウス「キリン庵」
まずは、巨大な木に貫かれたツリーハウス風のロッジから。ザ・バンブーフォレストの目玉のひとつで、木の上で暮らしているような非日常感を味わえます。施設全体を見渡せるロケーションは、お子さんにも好評です。
はしごを登って入り口へ。キリンをイメージしたロッジの名前は「キリン庵」。
扉を開くと、そこに広がっていたのは秘密基地のような空間。手作り感のあるウッド調の家具を揃えており、温かみを感じます。
寝具はセミダブルベッドが2つ、ロフトの上にシングルベッドが1つ。定員は3名ですが、お子さんは0.5名でカウントされるため、お子さん2名の4人家族でもゆったりと過ごせそうです。
落ち着いた大人のひとときを。ゾウをイメージしたドームテント「ELEPHANT」
続いては、ドームテント「ELEPHANT(エレファント)」。サユリ・ワールドにゾウはいないものの、日本で最もゾウを飼育している「市原ぞうの国」もすぐ近くにあることから、デザインのモチーフになっています。
キリン庵とは一転して、内装はモダンテイスト。ラグジュアリーなムードの中に、インドを感じさせるアイテムセレクトが光ります。正面の窓からは、竹林の景色を楽しむことも可能です。
スペースもとても広く、寝具はセミダブルベッドが4つ。大人4名でも開放感たっぷりなので、ファミリーはもちろんのこと女子会などにもおすすめです。
メルヘンチックな世界観。白いラクダをイメージしたロータスベルテント「CAMEL」
さらには、ロータスベルテント「CAMEL(キャメル)」にもお邪魔してみます。こちらは白いラクダをモチーフにしているそうですが、どんなデザインなのでしょうか。
中世の貴賓室を彷彿させる、メルヘンチックなインテリアでした。白を基調にナチュラルなグリーンを差した空間には、毛足の長いラグやクッションなどが配置され、女性の心をグッと掴みます。
ダブルベッドが2つ置かれた4人部屋で、スペースも十分です。日頃の感謝の気持ちを込めて、奥様と一緒に訪れてみては。
その他、この日は覗けませんでしたが、ウサギやカピバラをモチーフにしたテントも。夜には竹林がライトアップされ、幻想的な景色を楽しめるそうです。トイレなどの水周りも綺麗で、シャワールームはスタイリッシュなガラス張り。チェックイン時に予約すればマッサージも受けられて、まさに至れり尽くせりですね。
「キリンと朝食」「開園前の動物園の貸し切り」など、動物と触れ合えるアクティビティも
さらにザ・バンブーフォレストは、動物と触れ合えるアクティビティも豊富です。キリンに餌やりをして朝食を食べる「キリンと朝食」もそのひとつ。
キリンの首の高さに合わせたバルコニーへと上がり、バナナやニンジンをあげることができます。目を輝かせてごちそうを待つキリンに、恐る恐る餌を差し出すと……。
巨大な舌でペロリ。おいしそうに食べてくれました。
また、宿泊者は開園前のサユリ・ワールドを貸し切りで楽しむこともできます。最後にぶらりと園内をお散歩させてもらいました。
餌を求めて近寄ってくるカピバラや、間近で見るとなかなか威圧感のあるラクダ、懸命に羽を広げてメスにアピールするクジャク……。動物たちが仲良く共生する姿は、見ているだけでほっこりします。そんな時間に身を委ねられるのも、都会にはない大きな魅力。
ホテル並みのサービスを受けながら、動物たちとの心温まる触れ合いを楽しめるザ・バンブーフォレスト。人間と自然の調和した癒しの体験が、ここには待っています。
文/写真 t.sato
住所:〒290-0521 千葉県市原市山小川790
TEL:0436-63-6277
INSTAGRAM @the_bambooforest