キャンプ歴=ほぼ年齢!モンベルの店長さん流キャンプの楽しみ方

公開日:2020 / 06 / 13
最終更新日:2020 / 06 / 14

モンベル_キャンプ

コンセプトは「function is beauty(機能美)」「Light&Fast(軽量と迅速)」。

モンベルは高品質なのにリーズナブルな価格のアイテムを展開する、国内屈指のアウトドアブランドです。

スタッフの方々もアウトドア好きの方が多く、商品について聞くと自らの使用経験をもとに答えてくれることが少なくありません。

そんなモンベルのスタッフは、普段どんなキャンプをしているのでしょうか?とても気になったので、実際に店長さんに聞いてみました!

キャンプは子どもの頃から。学生時代もキャンプを満喫

今回お話をしてくれたのは、中国地方最高峰の大山の麓にある「モンベル 大山店」店長の今井達郎さん。
モンベル_キャンプ
モンベルに入社したのは2009年。

入社後は福岡や大阪の店舗に勤めて経験を積み、6年前に初めて店長として大山店にやって来ました。

まずキャンプ歴について聞いてみると、

私は京都出身なのですが、子どもの頃から家族で京都や大阪のキャンプ場に行っていましたね。学生時代には友達や先輩とよくしていました。

元々体を動かすのと外で過ごすのが好きだったのでモンベルに入社。今は自分の家族とキャンプに行くこともありますし、仲間達と行くこともあります。

ファミリーキャンプと仲間とのキャンプは過ごし方が違うそう。まずはファミリーキャンプの過ごし方を聞いてみました。

パワーをもらえる日の出は絶対に見たい

キャンプ場にお昼に到着したら、テントやタープなどを設置してあとは散策に出ます。キャンプ場ではフリーサイトを使うことが多いですね。夕方4時くらいからのんびり夕飯の準備を始めて、6時頃に食べます。

海沿いだったら夕陽ウォッチングは欠かせないですね。その後は焚き火。天気が良ければ今度は、星座早見盤を片手に星を見ます。

翌朝に必ずしていることがある、と今井店長は言います。
日の出_大山

朝は絶対に日の出を見たいんです。朝日って本当にパワーがあるので、その力を全身で感じます。早朝に日の出を見たいのであまり夜更かしをしないですね。

子ども達が起きてきたら朝食を作り始めます。ホットサンドとか簡単なものが多いですが。その後は、少し遊んでお昼前に撤収という感じでしょうか。

ファミリーキャンプでは奥様のことも考えて、施設が整っているキャンプ場を選ぶそうです。

やはり女性はお風呂に入りたかったりするので、お風呂があってサイトが綺麗なキャンプ場を選ぶことが多いですね。

非日常を楽しむというのは大前提ではあるのですが、ファミリーキャンプの場合は快適に過ごすことにウェイトを置いています。

モンベル流“ベースキャンプ”のススメ

一方、仲間の方とキャンプに行く際はアクティビティに重きを置いている、と言います。

休みが3日間とか取れるなら、ベースキャンプ方式で楽しみますね。キャンプと言うと皆さん、キャンプ場から出てはいけないように思うかもしれませんが、そんなことはありません。

私達はキャンプ場でテントなど拠点を作ったら、登山をしに行ったり、自転車でダウンヒルをしたり、カヤックで川下りをしたりと色々なことをやります。

活動を終えたらベースとなるキャンプ場に戻り、焚き火をしながらお酒を飲むそう。
焚き火

川で冷やしたビールを飲んだりして、火を見ながら仲間達と話す。本当に幸せな時間です。

ベースキャンプという言葉は登山をする人には馴染みがあるかもしれませんが、あまり浸透していませんよね。でもキャンプは楽しめるし、近くの自然や温泉なども堪能できて一石二鳥。

モンベルもこの“ベースキャンプ”という楽しみ方を提案しています。

キャンプの醍醐味は?

今井店長に、キャンプの醍醐味について聞いてみました。

キーワードは五感です。
モンベル_キャンプ

私にとってのキャンプは、非日常を五感で楽しむことです。キャンプって色々触れますし、匂いを嗅げますし、味わうこともできます。目で見て、そして音に耳を澄ます。

虫に刺されたら痒いですが、それも経験です。コロナで家に注目が集まったのと同時に、アウトドアにも以前にも増して関心が集まっているように思います。状況が落ち着いたら、もっと多くの方に外遊びやベースキャンプの喜びを知って欲しいですね。

キャンプに失敗はない

最後に、LANTERN読者にメッセージをいただきました!

キャンプに興味があるけどまだやったことがない、という方にはまず1回やってみましょうとお伝えしたいですね。どんな形でもいいので。

経験者の方も、何か1つ毎回プチチャレンジをしてみましょう。焚き火の火の起こし方を変えてみるとか、作ったことのない料理を作ってみるでも何でもOKです。ベースキャンプを始めてみるのもいいかもしれませんね。

キャンプには失敗ってないと思うんです。失敗しても、それがかえっていい思い出になりますから。

思いっきり外で遊べるようになったら、モンベルのアイテムを車に積んでキャンプに行きませんか?

モンベル 大山店の今井達郎店長、ありがとうございました!

モンベル 大山店 店舗情報

住所:鳥取県西伯郡大山町大山115
TEL:0859-52-2511
営業時間:10:00~19:00
定休日:年中無休
駐車場:あり 無料

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矢野竜広

ビアエッセイスト。1980年生まれ、東京都出身。広告制作会社勤務のコピーライター、事務所所属の放送作家を経て2013年、妻の故郷である鳥取県に移住しフリーランスに。

著書に『ビールの図鑑』(マイナビ)、『山陰クラフトビール』(今井出版)がある。ブログ「ビアエッセイ・ドットコム」(http://beeressay.com/)運営。TwitterIDは@beeressayist。BBQからキャンプに覚醒、“camp for beer”を追求中。

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