新型コロナウイルスの影響で、自粛生活が続き運動不足を感じている人も多いのではないでしょうか?
緊急事態宣言が解除された後、筆者は我が家の子供達と、密を避けられる自然の中へ遊びに出かけています。
今回は、新型コロナウイルス対策を意識しながら楽しめる、ファミリー登山についてご紹介したいと思います。
新しい生活様式での登山の楽しみ方
私たちの日常生活は、マスクの着用やこまめな手洗いうがいの励行、そして密を避けての行動が当たり前となりつつあります。
自然の中で過ごすアクティビティの一つである登山も、新型コロナウイルス対策を意識しながら楽しむ方法を見つけていく必要があるのではないでしょうか。
最初にご紹介するのは、日本山岳ガイド協会を含む山岳四団体から発表されている新しいスタイルのガイドラインです。
日本でも、感染者が再び増加しており油断はできません。
登山に行く際には、事前に確認しておきましょう。
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「自粛」要請解除後の登山・スポーツクライミング活動ガイドライン
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親子で行くファミリー登山は何歳から始める!?
子供を登山デビューさせる時期は悩みどころですよね?子供が自分の足でしっかり歩けるようにならないと難しい、そう考える親御さんも多いのではないでしょうか。
子供が自分の足で歩けるようになる前でも、大人が子供を背負って山登りができるベビーキャリアという道具を使えば、小さなお子さんと一緒にファミリー登山を始めることは可能です。
各メーカーから発売されているベビーキャリアは、生後6か月頃から3歳位まで使えるものが多いです。背負子のように赤ちゃんを高い位置で背負うベビーキャリアがあれば、まだ歩けないお子さんとも一緒に登山を楽しむことができますよ。
子供が自分の足で歩けるようになるのは、歩くことに慣れているかにもよりますが、3歳後半~5歳頃ではないでしょうか。
我が家の息子が自分の足で登った登山デビューは、4歳7か月の頃でした。
その時、娘はまだ10か月で歩くことができなかったので、パパがベビーキャリアで背負って登りました。
ベビーキャリアで子供を背負って登る時の注意点
結果から言うと、10か月の娘のベビーキャリアでの登山デビューは失敗でした。
娘はベビーキャリア初体験だったので、登りはじめてから30分程度のところで、降りたくて泣いてしまいました。木陰で少し休んで、泣き止んでからまたベビーキャリアに乗せようとしましたが、乗せようとするとまたギャン泣きで断念。
当然のことですが、普段からベビーキャリアに慣れていないと、子供は嫌がることが多いです。
この日は、コンパクトに収納が出きる抱っこ紐をリュックに入れておいたので、結局途中から抱っこ紐で娘をおんぶをして登りました。やはり、普段から慣れている抱っこ紐が良かったようです。
なお、抱っこでの登山は足元が見えなかったり、転んでしまった時に子供が下敷きになって怪我をしてしまう可能性が高いので、とても危険です。絶対にやめましょう。
デビュー戦での失敗から、ベビーキャリアを使う前に子供を乗せて練習をしておくべきだったと反省しました。
ある程度ベビーキャリアに慣れている子でも、長時間の行程は途中で子供が飽きてしまいます。
次のページでは、短時間の行程で登れるファミリー登山にオススメの山を紹介します。