キャンプの楽しみは何ですか?の問いに上位にランクインするのが焚き火。
調理に雰囲気作りに癒しにと楽しみ方も様々なスタイルがあります。
今回ご紹介するのは、北の大地で製造されている「A Product」の焚き火台『iron oven(アイアンオーブン)』です。
なんとこの焚き火台、オーブン機能が付いた1台2役の優れものです。
A Productとは?
A Productは、北海道旭川市近郊の当麻町で溶接・レーザー加工業を営む「世良鉄工株式会社」が企画・開発するガレージブランドです。鉄工工作のプロフェッショナルによって考え抜かれた設計でキャンプシーンを楽しむギアを展開しています。
持ち運び型オーブン『iron oven』スタンダードタイプ
オーブン機能がついた1台2役の焚き火台
こちらの焚き火台の魅力といえば、やはりオーブン機能がついているところではないでしょうか。
オーブン機能によって、ピザやグラタンなど調理できる幅が広がり、キャンプシーンでの楽しさも倍増しますね。
オーブンの開口部のサイズは、50㎜×220㎜とコンビニやスーパーなど市販のピザやスキレットが入る大きさです。
またこのオーブンでは、約250℃の温度でゆっくりと加熱調理することが可能で、キャンプで寛ぎながら、調理を楽しめるのもポイントではないでしょうか。
焚き火シーンに
ゆらゆらと揺れる炎を眺めていると、不思議と心も穏やかになり癒されますよね。
iron ovenは調理と同時に、焚き火を眺める楽しさもあるんです。
緻密なレーザーカット技術で刻まれた動物たちの姿がなんとも愛らしく感じます。背面側には、「IRONOVEN」の8文字が刻まれています。
A Product『iron oven』スタンダードタイプのスペック
素材:厚さ1.5mm・ステンレスSUS430
部品:横板(前後)×2、横板(両端)×2、底板、ロストル(上下)、ピザプレート、L字金物×2、五徳(大)×2、五徳(小)×2、ピザプレート取手、付属結束ベルト×2
サイズ:幅400mm×奥行300mm、開口部220mm×50mm
重量:8.32kg(約)
耐荷重:10kg
販売価格:27,800円
販売URL:https://aproduct3111.stores.jp/items/61d69127110dda2c6f8f6088
iron oven(アイアンオーブン)の組み立て
➀底板、➁横板(両端)、➂下部ロストル、➃横板(前後)、➄上部ロストル、➅L字金物、➆五徳(大)、➇五徳(小)、➈ピザプレート、➉ピザプレート取手
組み立て式に必要なパーツは全部で5セットです。
まずは、➀底板と➁横板(両端)を準備します。
➀の底板に➁の側面横板を両サイドづつ差し込みます。
➂の下部ロストルを側面横板にはめます。
この時、ツメがしっかりとはまっているか確認が必要です。
次に➃の側面を両側にはめていきます。
側面を両側にはめたことで箱形になってきます。
箱形になってきたところで、➄の上部ロストルをはめます。
なんと、下部にあるオーブンへの灰の侵入を防ぐため、2重のロストル構造となっています。
さらに下部より暖められた空気が燃焼部へと送り込まれることで、効率よく薪を燃焼することができます。
※ここでもツメがはまっているか確認が必要です。
これで組み立ては完了です。
一見複雑そうに見えますが、実際に組み立ててみると簡単にできました。
付属パーツ
組み立てた焚き火台の側面には切り込みが4つあります。
➅のL字金物を好みの幅に合わせて使うことができます。
スキレットやダッチオーブンの蓋、調理後の食材などを置くことができるので、とても便利。
➆➇の五徳は、高さ違いのもが付属されているので、用途に合わせて使いわけることができます。
➈のピザプレートは、ピザを焼くだけではなく、ウォーマープレートとしても活躍できます。
実際にピザを焼いてみました。
ピザをアルミホイルで包み、オーブンに入れること約10分程で、ちょうど良い焼き加減になりました。
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まとめ
焚き火に調理にと、キャンプシーンをより一層楽しませてくれる焚き火台ではないでしょうか。
素材のこだりでもあるオールステンレス製は、耐久性には申し分ありませんが、重量が約8.5kgという点では、荷運びに苦戦する人もいらっしゃるかもしれません。
逆にそれだけ無骨でしっかりとしたアイテムを使いこなす楽しみも味わえるプロダクトだと思います。
実際、先日開催されたキャンプイベントで展示したところ、キャンパーさんから多くの注目を集めていました。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。