これからの梅雨の時期にどうしても避けられないのが『雨キャンプ』です。
キャンプでは山間に行くこともあるため、直前になってお天気が代わり、突然の雨に見舞われることも多いはずです。そんなときに慌てないようにしっかりと準備していけば、子連れキャンプでも怖いものはありません。
そこで今回は、雨での子連れキャンプに必要な持ち物をまとめてご紹介していきたいと思います。
いつもより準備が必要で手間も掛かりますが、今まで予約いっぱいで行けなかった人気キャンプ場の予約が取れるチャンスでもあります。是非、この機会を利用して新しいキャンプ場に行ってみてくださいね。
出発前に事前確認
キャンプ場の設備
車が横付けできるオートキャンプ場なら、雨でも荷卸しや積載、また撤収も簡単にできます。
また、体育館や温泉・プールなど屋内遊びが充実したキャンプ場であれば、子供も退屈せずに遊ぶことができます。
天気予報をこまめにチェック
梅雨の時期はお天気がコロコロ変わるので、天気予報を事前にしっかりチェックしておきましょう。
なかでも風の強さを確認することは重要です。風が強いと、テントやタープが崩壊することがあります。テントが崩壊してしまっては、寝るスペースを確保することが難しいです。実は雨よりも風の方が怖いので、設営・撤収しやすいタイミングを事前に見極めましょう。
心配なときは遠慮せず、キャンプ場に問い合わせする方がおすすめです。現地の方が現在の状況など教えてくれます。
必要最小限のギアで
雨で濡れてしまうかもしれないので、ギアは必要最低限にしましょう。そうすることで、設営・撤収を楽に済ませることができます。
また、濡れて欲しくないお気に入りのギアは家に置いていきましょう。
雨キャンプするなら持っていきたいアイテム6選
雨キャンプのときは必要最低限の荷物で行きたいところですが、子連れキャンプでこれだけは持っていきたいアイテムをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
大きめの袋またはドライバッグ
大きいゴミ袋は、絶対に持って行くべきアイテムの一つです。
濡れたテントや衣類を入れたりと、アイデア次第でいろいろ助けてくれます。濡れたテントをきれいに畳むことは困難なので、90Lくらいの大きめサイズがおすすめです。
急な雨を避けるためのカバーにもなるので、常に常備しておいて間違いなしです。
雨具類
・長靴またはサンダル
・レインコート(カッパ)
・傘
足元の防水性はとても大事です。長靴が一番良いと思いますが、テントを出入りする際に脱ぎ履きしにくいので、濡れても気にならないサンダルもおすすめです。
また、意外と忘れがちですが傘がないと困ります。トイレや洗い場など、ちょっとテントから出る時にあると便利です。
大量の子供服
子供たちは遊びの天才。子供にとって雨はむしろ天然の遊び道具です。もう終わりと言っても、永遠に泥だらけになって遊んでいます。
そのため、大量の子供服が必要です。1泊であれば3泊分、2泊であれば5泊分と、プラスで2泊分ぐらい余裕に持っていくぐらいがベストです。
いらなくなったタオル類
テントやタープを拭いたり、ドロドロになったチェアやテーブルの脚を綺麗にしたり、とにかく汚れを拭き取るのに重宝します。
いらなくなったタオルやバスタオルを使って、そのままゴミ袋にポイ!
最低限の汚れを落とすことで、大切な車を汚れから守ることができます。
スノコなどの靴脱ぎ場
雨キャンプでは地面がぬかるんでいるので、思っている以上に靴に泥や濡れた草などが付いています。そのため、いつの間にかテントの出入り口付近を汚してしまいます。
そんな時に、すのこをテントの出入り口に置くことで家の玄関のように靴の脱ぎ履きがしやすくなります。またスノコを選ぶ際は、木製のものは水に弱いので、サビにも強いアルミ製のものがおすすめです。
幕内での遊びグッズ
体育館などの屋内で遊ぶ場所があれば嬉しいですが、全てのキャンプ場がそうとは限りません。そんな時に、テント内で遊べるものが必要になってきます。
プロジェクターで動画を見るというのも一つの手です。家族みんなでまったり映画を見て過ごすのもキャンプならではの楽しみ方です。
その他にも、お絵描き・塗り絵やカードゲームなどの遊びグッズがあれば、お籠りでも退屈しません。
↓ こちらもオススメ ↓
直火OKがうれしい「青野原 野呂ロッジキャンプ場」に行ってきた! 川遊びもできてファミリーに優しい
十分な対策をしていけば雨キャンプも楽しめる
いつもより準備が必要で片付けの手間も掛かりますが、十分な対策をしていけば雨キャンプでも楽しめます。
行動範囲が制限されて出来ることは減りますが、その分時間にゆとりが生まれ、いつも以上に子どもと触れ合えるので、お子さんも大喜び間違いなしです。もしかしたら『また雨キャンプ行きたい!』なんて言ってくれるかもしれません。
是非、雨キャンプを好きになれるチャンスと思って挑戦してみてください。