完成形が変幻自在!ogawaのワンポールテント『Tasso』を設営してみた

公開日:2022 / 07 / 10
最終更新日:2024 / 01 / 19

設営のしやすいワンポールテントはキャンプ初心者からソロキャンパーまで、とても人気がありますよね。

大ヒットしているブランドもあり、キャンプ場では同じ製品を複数見掛けることもあります。

あなたが少し変わったワンポールテントを探しているなら、ogawaの『Tasso(タッソ)』をおすすめします。各メーカーから、たくさんワンポールテントが発売されていますが、Tassoは一線を画した存在です。

今回は他のワンポールテントにはない機能性を備えたTassoの魅力と設営方法を解説します。

『Tasso』のパーツチェック


それではさっそく設営していきます。まずは組立パーツをチェックしましょう。

組立パーツのすべて

■幕体
■スチールピン×16本
■アイアンハンマー×1本
■張り綱2m×7本/張り綱3m×1本
■ガイドシート×1枚
■ガイドロープ×1本
■収納袋


ポールはアルミ製でとても軽く、3分割タイプになります。このポールですが、カッコよくお気に入りです。

手順を確認しよう

①ガイドシートとガイドロープを準備する


ガイドシートを広げると黄色、点線、白のラインがあります。

このラインに合わせてガイドロープを伸ばし、ペグ打ちします。黄色が6角形、点線が7角形、白が8角形になり、正面はTassoのロゴが来るようにします。どの角形も同じ方向です。


真ん中にある穴にペグ打ちしましょう。ペグを打ちしないとズレてしまうので、必ずしたほうがいいです。

②ペグ打ちをする


ガイロープを伸ばしてペグ打ちです。今回は7角形で張るので、7箇所にペグ打ちすることになります。

ガイロープの先端にあるペグ打ちする穴は、1番手前にあるのが6角形、真ん中は7角形、奥が8角形になります。

純正のペグを使うとガイロープの穴に入れやすいですが、鍛造ペグに比べると刺さりにくいので、鍛造ペグを使用するときは、穴に通さずに横にペグ打ちしたほうがいいでしょう。

③幕をペグにかける


裾のラダーロックコードのループ全てにペグをかけていきます。幕は角形によってサイドファスナーを開閉する必要があります。詳しくは、取説に記載されていますので、確認しましょう。

Tassoのログがあるほうが、入口になります。出入口の場所は、事前に決めておいたほうが設営しやすいですよ。

④ポールを接続する


3分割のポールですが、1番先端のポールには角形の数字があり、設営した角形の穴に合わせてポールを接続してください。今回は7角形なので、7の数字のところで固定しました。

⑤テントを立ち上げる


幕の頂上部にポールをセットし、押し上げて幕を立ち上げます。ガイドシートを外して、センターの位置にポールを立ててください。

⑥ラダーロックコードを締める


正面出入り口のファスナーを閉じてから、ペグにかけたループのラダーロックコードをしぼって、テントの形を調整します。

⑦張り綱をつけて完成


最後に、幕体に付いている全てのループに張り綱を付けて、ペグで固定します。自在で張り具合を調整したら完成です。

ワンポールなので、設営は簡単。初めてでも30分で設営できました。慣れたら20分ぐらいで設営できるでしょう。

特徴をチェックしよう

使用用途に応じて角形を変えて設営できる


Tassoの1番の特徴は、六から八角形を選んで設営できることです。

六角形は、高さが高くなりますが、横幅が狭くなります。ソロで使用するのにおすすめです。

逆に八角形は、高さは低くなりますが、横幅が大きくなるので、居住空間が広くなります。デュオキャンプに最適な大きさです。

七角形は、高さもあり、広さもあるので1番使いやすい角形です。七角形だとデュオでも十分使える大きさで、ソロだと広い空間を楽しめます。お籠りキャンプに最適です。

前後に出入口があり開放的


入口が前方だけでなく、後方にもあるので出入りしやすいです。前後の入口を開けると風がかなり通るので快適でした。入口はアレンジポールがあれば張り出すことができます。

Tassoの張り出しバリエーションは豊富。取扱説明書にもアレンジ方法が載っているので、いろいろと試してみてください。多彩なレイアウトを楽しめるのが嬉しいですね。

トリプルファスナー


ダブルファスナーはよくありますが、トリプルファスナーは、さすがogawa。地味ですが、あれば便利な機能であることは間違いなし。

ファスナーのスライダーも付いてます。スライダーがあれば、もたつくことなく、ストレスなしでファスナーの開け閉めができますよ。

設営者によるまとめ、感想

ワンポールテントは、利用者が多いので敬遠していました。しかしこの『Tasso』は被ることがほとんどありませんので、買ってよかったです。

TC素材のTassoと悩みましたが、ポリエステル素材のTassoのダークブラウンがカッコよすぎて、個人的にはこっちにして正解でした。とにかくサイトで映えます。

ポールがとにかく軽いので、全体の重量も軽く感じました。持ち運びしやすく、オートサイトじゃなくても持って行きやすいですね。

Tassoはogawaのこだわりが随所にある優れたテントです。これだけの性能がありながら、価格は抑えられているのが素晴らしい。人とは違うワンポールテントを探しているのなら断然Tassoをおすすめします。

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ogawa『Tasso』製品概要

■カラー
​​​​​​ダークブラウン
■サイズ
六角形:W370×H250cm、七角形:W430×H220cm、八角形:W480×H195cm
■収納サイズ
74×22×22cm
■素材
フライ:ポリエステルリップストップ75d(耐水圧1,800mm)
ポール:6061アルミ合金φ30mm、φ27.2mm
■重量
総重量:6.8kg
(内、付属品重量:約2.7kg)
■付属品
ガイドシート1枚、ガイドロープ1本、アイアンハンマー1丁、スチールピン25cm×16本、張り綱2m×7本・3.5m×1本、収納袋
※張り出しポールは別売りです

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Zen

ファミリーから、ソロ、自転車キャンプまで手広くキャンプを楽しんでいるアクティブな人間です。キャンプ歴は7年以上で、月1キャンプを目指しており、年間12泊ほど。キャンプ道具は他の人よりは多いかもしれないので、ギア紹介は得意です。

私のキャンプにはお酒は欠かせず、特にウイスキーが好き。ウイスキー検定2級の資格も取得するほど。のめり込むと、こん詰めてするタイプです。

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