自分にぴったりのキャンプ場を見つけよう。キャンプ場のサイトには様々な種類がある

公開日:2022 / 07 / 20
最終更新日:2022 / 07 / 20

みなさんはキャンプ場を選ぶとき、どのようなことを基準に選んでいますか。

例えば「水遊びがしたいから川の近くのキャンプ場」、「子連れなのできちんと区画が設けられているキャンプ場」、など、やりたいことや家族構成に応じて様々な選び方があると思います。

ところで、キャンプ場と一口に言えども、サイトやロケーション、フィールドの種類によって様々な特徴があるのをご存じでしょうか。

この記事では、キャンプ場のサイトやロケーション、フィールドの種類をご紹介します。

それぞれの特徴を知った上で、自分にぴったりなキャンプ場を見つけましょう!

サイトの種類

キャンプ場には主に「区画サイト」と「フリーサイト」の二種類があります。

区画サイト


区画サイトとは、一組ごとに区画が分かれているサイトのことです。

キャンプ場によっては、サイトを指定することができるところもあります。

また車を横付けできるサイトは、荷運びもそれほど苦ではありません。

ただし、サイトの大きさが決まっているため、サイズの大きいテントを張る場合は注意する必要があります。

フリーサイト


フリーサイトとは、決められたサイト内の好きな場所にテントを張ることができるサイトのことです。

サイトの場所取りは早い者順です。

土日や夏休み等の混雑した日には、隣のキャンパーとの距離が近かったり、サイトがいっぱいでテントを張る場所が十分に確保できなかったり、といったことが生じる可能性も。

場所が十分に確保できないどころか、最悪、キャンプそのものができない事態になることもあります。

きちんと整備されている区画サイトは、初心者の人や小さな子どもがいるファミリーにおすすめです。

一方でフリーサイトはレイアウトの自由が利くので、キャンプに慣れた人や大人数のグループキャンプなどにおすすめします。

ロケーションの種類

ロケーションからキャンプ場を選ぶのも一つの手です。

今回は「海辺」「湖畔」「高原」「山(森林)」のキャンプ場の特徴を紹介します。

海辺のキャンプ場


海辺のキャンプ場は、なんといっても絶景が魅力です。

キャンプをしながら夕日が海に沈む様子を見ることができたり、波の音が聴こえたりなど、気持ちもリラックスできますね。

夏は海遊びもできるので特におすすめの場所です。
しかし、風が強くなりやすいのでペグダウンをしっかりとする必要があります。
また、水の事故には十分注意しましょう。

湖畔のキャンプ場


湖畔のキャンプ場も海辺に負けず劣らずの絶景ですね。

湖水浴やSUPなどのアクティビティも楽しめるのも人気の理由です。
しかし、こちらも海辺と同じく、強風や水の事故には注意する必要があります。

高原のキャンプ場


高原のキャンプ場は、周りに遮るものがなく開放的で、レイアウトがしやすいのが特徴です。

フリーサイトだと更に自由が利くので、グループキャンプにおすすめです。
しかし、遮るものがないということは、他のサイトから自分たちのサイトが丸見えになってしまうということ。

加えて暑さや強風、豪雨からの逃げ場がないので、天気に注意する必要があります。

山(森林)のキャンプ場


木が多いので人目を遮ることができ、プライベート感を出しやすいのが特徴です。

木が多いことからハンモックを張りやすいですが、生えている木の位置によってはレイアウトが難しくなる可能性も。

また、夏は虫が多く、冬は乾燥による木々への引火に注意する必要があります。

フィールドの種類

キャンプ場のフィールドには、主に「芝生」「砂利」「土」「砂」の四種類があります。

芝生サイト


芝生サイトはクッション性もよく、ペグが刺さりやすくなっています。
また、テントも汚れにくいため初心者におすすめです。

基本的に水はけが良いフィールドですが、場所によっては水はけが悪い部分があるので注意しましょう。
また、芝生を傷つけないためにも必ず焚き火台と焚き火シートを使用し、灰や炭が芝に落ちないように気をつけましょう。

砂利サイト


砂利サイトは水はけがよく、水溜りもできにくいので梅雨の時期におすすめです。
しかし、ペグが刺さりにくいため、強度のあるペグが必要になります。
また、小さな石などがゴロゴロとしていて座り心地や寝心地が悪いので、しっかりとしたグランドシートや分厚目のマットがあると良いでしょう。

土サイト


土サイトはペグが刺さりやすく、寝心地も悪くないのでテントの設営に向いているサイトです。
しかし水はけが悪く、テントが汚れやすいため、雨の日は避けたほうがよいでしょう。

砂サイト


海辺などに多い砂サイトですが、ペグが抜けやすかったり、撤収時にテントの底の汚れが気になったりすることがあります。
また、テントやタープの固定に砂袋を重しに使う必要があるなど、設営に少し工夫が必要とされるので、初心者にはあまりおすすめできないサイトです。

自分にあったキャンプ場を見つけよう!

キャンプ場の種類は実に様々です。
また、同じキャンプ場でもサイトによってロケーションやフィールドに違いがあるので、季節や天候、キャンプのスタイルに合わせて選んでみるのも面白いと思います。

この記事を参考にして、あなたにぴったりのキャンプ場を見つけましょう!

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ひなた あかり

キャンプ好きの両親のもとに生まれ、小さい頃からキャンプ・車中泊の楽しさを知る。
キャンプ歴30年・登山歴6年のアウトドア大好き一児の母。
結婚してからは夫婦でキャンプをはじめ、息子は7ヶ月でキャンプデビュー!
お洒落キャンプを目指しつつ、小さな子どもを連れて簡単に楽しめるキャンプを日々研究中。

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