キャンプ場にお風呂がない!対処法と快適に過ごすコツ

公開日:2022 / 08 / 20
最終更新日:2022 / 08 / 20

夏や秋はキャンプにうってつけの季節です。ただ、まだまだ暑い日が多く、汗をかくシーンが多々あるかと思います。

汗をかいたあと、キャンプ場にお風呂やシャワーがないと、ベトベトのまま過ごすことになってしまいます。

そのことに不快感を抱く方もいるのではないでしょうか。
しかし、キャンプでは工夫ひとつで、お風呂に入れない場合の不快感を解消できます。

今回は、お風呂がないキャンプ場でも快適に過ごすためのコツや、役に立つアイテムをご紹介します。

お風呂なしでも快適に過ごすコツ

キャンプ場にお風呂がなくても、以下のような対処法をとることで、快適に過ごせるようになります。

キャンプ場周辺の施設を利用する


キャンプ場に入浴施設がなくても、キャンプ場の周辺に入浴施設がある場合があります。
とくにキャンプ場は山間部にあることが多いので、温泉が近くにある場合も。

温泉で身体を休めながらのキャンプも格別です。
ただ周辺の施設を当てにしすぎていると、「温泉までの距離が遠かった」「休館日だった」などのトラブルも起こり得ます。

そうしたトラブルを回避するためにも、周辺の入浴施設の情報は前もってリサーチしておきましょう。

速乾性の衣類を身に着ける

綿製品のTシャツは着心地は優れていますが、一度汗を吸水してしまうとなかなか乾かないのが難点。
そのまま濡れた状態でTシャツを着ていると、不快感が増してしまいます。
そのようなときは、速乾性のTシャツの着用がおすすめです。速乾性の化学繊維でできたTシャツは、汗を吸ってもすぐに乾き、サラサラとした着心地を保ってくれます。

消臭効果があるTシャツもあるので、そういったものであれば臭いが目立つことも少ないでしょう。

蒸しタオルで身体を拭く

蒸しタオルで身体を拭くと、毛穴が適度に開いて皮脂が落ちやすくなるので、実は水で濡らしたタオルで拭いた場合よりもさっぱりとします。

蒸しタオルを作る際は、40℃~50℃前後のお湯にタオルをつけることがポイント。
少々熱めのお湯につけた方が、タオルが冷めにくくなります。

お湯を入れる容器とタオルさえあれば簡単にできます。顔や腕、脚といったところを部分的に拭くだけで、さっぱりとリフレッシュできます。

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快適に過ごすためのグッズ

キャンプでお風呂に入れなかったとしても、グッズを使って快適に過ごすことができます。

今回は3つのグッズをご紹介します。

ドライシャンプー

ドライシャンプーは名前のとおり、水がなくても使えるシャンプーです。
水がなくても頭皮や髪の毛をさっぱり洗えるので、キャンプの他、災害時にも役に立ちます。

スプレータイプ、泡タイプ、ジェルタイプなどさまざまなタイプのドライシャンプーが売られています。
その中でも筆者のおすすめは「product(ザ・プロダクト) ドライシャンプー」。
使いやすいスプレー式で、ミスト状に液が出る本製品。マスクの消毒をしたり、身体を洗ったりすることも可能です。
また、自然由来のオーガニック製品なので、キャンプ場でも気兼ねなく使えるのも嬉しいところです。

ドライシャンプーを使う際は、ブラシとタオルを用意しましょう。
ドライシャンプー使用前にブラッシングしておくことで、髪全体にシャンプーが馴染みやすくなり、汚れが落ちやすくなります。

ドライシャンプー使用後は乾いたタオルで拭き取りましょう。

ポータブルシャワー

ポータブルシャワーは持ち運びができる、身体やレジャー用品を洗える製品です。

ポータブルシャワーにはいくつか種類があります。木など高い場所に吊り下げて、重力の力で水を落とす吊り下げ式、手動で圧力をかけて、場所を選ばずにシャワーができる手動ポンプ式、USBやシガーソケットなどから電力を供給して、電気の力でシャワーを浴びられる電源式があります。

ポータブルシャワーの中では「KingCamp ポータブルシャワー」がおすすめです。
KingCampのポータブルシャワーは吊り下げ式。Amazonにて定価2,200円(2022年8月現在)で手に入ります。

本体が黒色で蓄熱性があるので、3時間程度直射日光にさらせば、温かい水でシャワーができます。
吊り下げ式の注意点は、重力で水が落ちてくるしくみのため、通常のシャワーと比較して水圧が弱めという点です。

重力がしっかりと働くように、目線よりもやや高めの場所に設置しましょう。

汗拭きシート


蒸しタオルよりも気軽に身体を拭けるものが、汗拭きシートです。

汗拭きシートには、クール成分が配合されていて拭き心地がスッキリするものや、香りが良いシート、身体全体を拭けるような大判のシートなどがあります。
その中でもおすすめのものが「ビオレ 冷シート無香料」です。無香料のため香りの好き嫌いが起こりにくく、使う人を選びません。
また、アルコール分が無配合の為、小さな子どもでも安心です。
シートが大判サイズなので、身体全体を一気に拭くこともできますし、厚手で破れにくい形状です。

お風呂がなくても快適なキャンプを!

今回はキャンプ場にお風呂がない場合の対処法をご紹介しました。

お風呂やシャワーがなくても、今回ご紹介したような対策をとっておけば快適に過ごせるでしょう。

お風呂に入れないがネックでキャンプに前向きになれなかった方も、前もって準備をした上でキャンプに臨んでみてはいかがでしょうか。

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オノデラ

キャンプ好きのWEBライター。
月に1回はキャンプに行きたいキャンパーです。
経験則を踏まえた、ユーザー目線の記事作りをモットーとしています。
真夏でも焚火を欠かさないほど焚き火好き。

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