ここ数年、キャンプブームに比例するかのように、大自然の中でのアクティビティ人気が高まっています。特にカヌーやSUP、ラフティングといったウォータースポーツは、日本の豊富な水資源を感じられるアクティビティとして、楽しまれている方も多いのではないでしょうか。
キャンプにプラスして楽しめるウォータースポーツは、子供から大人まで誰もが気軽に楽しめる“外遊び”として、
ますます注目を浴びることでしょう。
そんな中、さらに注目を集めそうなウォータースポーツが、2022年日本に上陸したHOBIE(ホビー)社の足漕ぎボートです。
手漕ぎではなく、脚力を動力とするボートなので、体力のない子供やご年配の方も楽しめることがポイントなんだそう。そんな足漕ぎボートの一部が、山梨県西湖にあるHOBIEベースで体験できるとのことで、さっそく取材してきました。
水遊びの幅が広がる足漕ぎボートとは?
今回取材した足漕ぎボートは、HOBIE社の独自技術によって開発されたペダル式足漕ぎ推進装置(MirageDrive)が搭載されていることが特徴です。
カヌーやSUPはバランスを取るのに苦戦する人も多いのですが、HOBIE社のボートは安定性において非常に優れており、まず転覆することがないそうです。
試乗にはコツがいらず、感覚的に乗れるので、小さな子供からご年配まで楽しめるアクティビティです。
ペンギンの翼を模して設計されたMirageDriveは、自然界で存在する生き物の動きを模しています。スクリューやプロペラなどの回転式の器具を使っていないので、水中を掻き乱し生き物に恐怖感を与えたり、海藻を巻き込む危険性も少ないそうです。
方向転換を行う操作は、進行したい方向にレバーを左右にひねるだけ。舵のコントロールもスムーズです。
脚の力で力強く推進する乗り物なので、静かで、両手を自由に使えることから、釣りを楽しむ方にも重宝されています。
HOBIE社とは?
HOBIE社は、1950年にアメリカ合衆国のカリフォルニア州でホビー・アルター氏がガレージで作ったサーフボードがきっかけで誕生しました。ホビー氏の作るボードはスムーズなライディングで評判となり、ビジネスとして成功を収めました。
その後、セーリングやフィッシングカヤックなどの開発を経て、1997年に革新的な技術である「Hobie MirageDrive」をグレッグ・ケッターマン氏が開発。HOBIE社の代名詞とも言える技術となりました。その後誕生し現在人気のSUPにも「Hobie MirageDrive」の技術が搭載されました。現在ではカリフォルニアの海から世界中の水辺へ、遊びの輪を拡げています。
HOBIE JAPAN
HOBIE JAPANの運営は、2021年7月から山梨県西湖に本社を移転した日本有数のエンターテイメント企業であり、有名アーティストが多数所属する株式会社アミューズ。
「UPCYCLE LIFE」をコンセプトとした心身の健康、自然環境、ウェルネス、地方創生をテーマに様々なプロジェクトを構想する中で、米国HOBIE社と出会い、その理念、製品のコンセプトに共感し事業をスタートしたそうです。
製品ラインナップ
HOBIE MIRAGE ITREK 9 ULTRALIGHT(ミラージュ・アイトレック9 ウルトラライト)
インフレータブル式で軽量あり、操作性に優れたペダルカヤック。
なんと椅子を外して通常の手漕ぎSUPとして使用できるほか、専用のバックパックに収納できるので、家にガレージがなくても小さなスペースに収納ができます。
製品ページ:https://hobiejapan.com/product/mirage-itrek-9-ultralight/
HOBIE MIRAGE LYNX(ミラージュ・リンクス)
HARDタイプの足漕ぎペダルカヤック。車のルーフに搭載して持ち運ぶことができます。
MIRAGE ITREK 9 ULTRALIGHTより船体は長く幅は狭くなっており、スピード感を存分に楽しめるモデルです。
製品ページ:https://hobiejapan.com/product/mirage-lynx/
HOBIE MIRAGE ITREK FIESTA(ミラージュ・アイトレック・フィエスタ)
家族でもグループでも楽しめる4人乗りシート搭載の大型足漕ぎボート。
前列2席を後ろ向きに取り付ければ、対面で乗り込むことも可能です。
なんと水上でトランプなどのゲームや食事ができちゃうんです。遊びの幅も広がって、想像するだけでワクワクが止まりませんね!
製品ページ:https://hobiejapan.com/product/mirage-itrek-fiesta/
MIRAGE IECLIPSE(ミラージュ・アイエクリプス)
ペダルをペタペタ足踏みして進む、インフレータブル式の立ち漕ぎペダルボート。
SUPのようにバランス感覚は必要とせず、スイスイと水上散歩を楽します。
船体重量は12.7kgと車に積んで持ち運びもできます。
子供からご年配の方まで簡単に漕げるので、ファミリーレジャーにとてもおすすめです!
製品ページ:https://hobiejapan.com/product/mirage-ieclipse/
まとめ
今回、山梨県の西湖でHOBIE社の足漕ぎボートを体験することができました。。
西湖の綺麗な湖上をスイスイ進む足漕ぎボートは、快適かつ優雅、そして何といっても新感覚の乗り物としてとにかく楽しかったです。
体力を大きく消耗することもないので、疲れることなく見る湖上からの景色は、一段と綺麗で心穏やかにさせてくれました。
実際に体験してわかったのは、足漕ぎボートはとても安定感があり転覆するリスクも少なく感じられたこと。ファミリーでもグループはもちろん、カップルやソロでも気軽に楽しめるアクティビティと言えるでしょう。
取材した「HOBIEベース」は、キャンプビレッジGENOME内でレンタル営業をしています。
湖上から360度に広がる景色を眺めながら、新感覚のウォータースポーツを満喫してみてはいかがでしょうか。
HOBIEベース
住所:富士河口湖1030西湖キャンプビレッジGENOME内
営業日:土日祝
営業時間:8:00~17:30
TEL:090‐4724-8568(営業日のみ)
公式サイト:https://hobiejapan.com/
レンタルメニュー:https://hobiejapan.com/kayaking-rental-tour/