ワンポールテントRX(M)TCの設営
フライシートを立てる
インナーテントに付属しているグランドシートを広げ、さらにその上にフライシートを広げて重ねます。
続いてフライシートの四隅と中間点に黒いベルトがあるので、それとグランドシートのゴム紐の部分と一緒にペグを打ち込みます。
グランドシートの四隅のゴム紐部分すべてを、フライシートの黒いベルトと一緒にペグダウンしました。
次にポールをフライシートの中心に差し込みます。ちなみにポールの長さはフライシートを広げた一辺と同じくらいでした。
(フライシートの広げ方が雑ですみません…)
差し込む時は入り口となる真ん中のジッパーを上げ、フライシート裏面の丸い刺繍がされているテッペン部分にポールを差し込みます。
差し込んで、そのままポールを立てるとテントが自立します。
広げるとこのような感じになります。
インナーテントを設営
次にインナーテントを立てていきます。
四隅のベルトが見えるように広げ、それをインナーテント内のグランドシートの上に重ねます。
インナーテント外側の頂点の部分にフックがついたベルトがあり、それをテントのポールにあるリングに引っ掛けます。
続いてグランドシートとフライシートを重ねたペグに、インナーテント四隅のベルトを引っ掛けます。
インナーテントのサイドウォール部分に赤いベルトがついたフックがあり、同じようにフライシートの内側にも同様のベルトがついたリングがあるので、それに掛ければ、インナーテントの設営が完了します。
フライシートのロープを固定
最後にフライシートのロープを固定していきます。
「ワンポールテントRX(M) TC」は、ロープがそれぞれフライシートに取り付けされた状態で出荷されるため、設営時にロープとフライシートを結ぶ必要がありません。初心者にも優しいですね!
取り付けされているロープをそれぞれペグダウンしていきます。
いよいよ完成です!
カラーもかっこいいです。
特徴
それでは「ワンポールテントRX(M) TC」の特徴を紹介していきましょう。
ベンチレーター
フライシートにはベンチレーターという換気口が前後左右にひとつずつ付いています。
テント前後のベンチレーターをめくると……
マジックテープのついた“支え”があり、左右にはファスナーがついています。
めくったベンチレーターの裏側のマジックテープと支えをくっつければ、前後それぞれのベンチレーターで換気ができます。
フライシートサイドのベンチレーターは、外側のロープを張ればそのまま換気が可能になります。
インナーテントの出入口はポリエステルとメッシュの二枚構造
インナーテントは出入口がポリエステルのシートとメッシュ生地の二枚構造。メッシュ生地のみ閉じれば、虫の侵入を防ぎながら換気ができます。
もちろん二枚とも閉じればプライベート空間ができあがります。
メッシュポケット&ランタンフック
インナーテントの中には、スマートフォンや小物を収納できるメッシュポケットが付属しています。
上部にはランタンなどを吊るせるフックがついています。
前後が出入口として開放できるので風通しばっちり
フライシート、インナーテント共に、前後を出入口にできるので、全て開放すれば風通しがとてもよくなります。
ハーフインナーテントはドア側とサイド側どちらにも設置可能
ハーフインナーテントは、前後どちらのドア側でも、サイドでも設営が可能です。
風向きや、テント内のレイアウトに合わせてインナーテントの向きが調整できるのは、ハーフインナーテントならではのポイントです。
“ワンポールテントの最終形態”も頷ける「ワンポールテントRX(M)TC」
「ワンポールテントRX(M)TC」を設営してみて感じたのは、元々設営が簡単なワンポールテントにもかかわらず、ポールをフライシートに通す手間もないことで、さらに手軽に設営できると感じました。
“ワンポールテントの最終形態”と謳うDODの言葉も十分頷けるものでした。
キャッチ画像は、ワンポールテントRX(M)TCに相性抜群の「いつかのタープ TC」を合わせています。いつかのタープ TCも設営しましたので、次回は「いつかのタープ TC」の設営レビューをご紹介します。
ワンポールテントRX(M)TC 製品概要
カラー:ブルーグレー/タン/カーキ/ブラック
サイズ:
・組立時(外寸) 幅300cm × 奥行300cm × 高さ210cm
・収納時 幅60cm × 奥行25cm × 高さ25cm
重量(付属品含む):8.7kg(約)
材質生地:
・フライシート ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)
・ポール スチール
・ペグ スチール
最低耐水圧:350mm
セット内容:フライシート、ポール、ロープ(短)×4、ロープ(長)×4、ペグ×20本、ポール用収納袋、ペグ用収納袋、キャリーバッグ、タイベルト