結論からお伝えすると、筆者が購入するなら「ツーリングドームLX+」を選びます。
では、どうしてこの商品を選択するのかを実際に「ツーリングドームST+」と「ツーリングドームLX+」を設営し感じたことを商品の比較をしながらお伝えします。
撮影場所:LANTERN CAMPING FIELD MORIYA(茨城県守谷市)
常磐自動車道「谷和原インター」から約6km(所要時間 約10分) に位置する犬も一緒に楽しめるキャンプ場。ドッグラン・ドッグプールも併設しております。
※ドッグプールは10月末までの営業です。
・ツーリングドームST+とツーリングドームLX+の設営方法と相違点
・ツーリングドームST+とツーリングドームLX+の商品データの違い
・筆者がツーリングドームLX+を選ぶ3つの理由
・買い足すとしたら、この3アイテム
・番外編:色々と準備が面倒な方にはコレ!
ツーリングドームST+とツーリングドームLX+の設営方法と相違点
ツーリングドームLX+の設営方法を、順を追って説明します。設営のポイントやツーリングドームST+設営時との違いもご紹介します。
- インナーテントを広げます。
「コールマンマーク」が付いている方がフロントになります。
- メインポール(ブラック)を対角線に2本が交差するようにし、ポールを立ち上げます。
設営のポイント
リア側のポールの差し込み口は、ポケットになっています。(写真上)
フロント側のポールの差し込み口は、ピンになっています。(写真下)
※差し込む順序は、まずリア側のポケットに差し込み、フロント側にあるエンドピンに差し込みながら、ポールを立ち上げます。
- インナーテントについているフックをメインポールにかけ、固定します。
設営のポイント
インナーテント中央部のフックは、交差している上側のメインポールに引っ掛けてください。下側に引っ掛けてしまうとテントが自立しません。 - フロントポール(グレー)をインナーテントのサイドにあるエンドピンに差し込み、グレーのフックをかけ、固定します。
設営のポイント
ポールと同色のテープとフックになっています。メインポール(ブラック)にグレーのフックは使用しません。 - リアポール(ブラック)を、インナーテントの後方上部にあるグロメットに差し込みます。
設営のポイント
ツーリングドームST+には、リアポールがありません。そのため、ツーリングドームST+設営時は、この工程が省かれます。 - フライシートを被せ、フライシートの端についているフックを、インナーテントコーナーのループについているDリングにかけます。
設営のポイント
全てのポールがフライシートの内側になります。 - フライシートの内側にあるテープを、それぞれのポールに巻き付け、固定します。
設営のポイント
ツーリングドームLX+を設営する際、リアポールのテープを巻き忘れないように気を付けてください。 - ペグでテントを固定した後、ロープで固定し完成です。
使用するテントやポールは女性でも楽に持つことができる重さです。ポールが複数ありますが、差し込み口が色分けされているので、初心者の方でも安心して設営することができます。実際に設営に要した時間は約10分。慣れてくれば、もっと短縮することができます。
ベンチレーションの場所が、ツーリングドームST+とツーリングドームLX+では異なります。
(※写真上:ツーリングドームST+、写真下:ツーリングドームLX+)
ツーリングドームST+は後方1ヵ所あり、ツーリングドームLX+は左右に1ヵ所ずつあります。またツーリングドームLX+にはリアポールによって、フライシートとインナーテントの間に空間が作られいるので換気機能が高い設計です。
ツーリングドームST+とツーリングドームLX+の商品データの違い
それでは、次にそれぞれのテントの違いを数字で比較してみましょう。
ツーリングドームST+ | ツーリングドームLX+ | |
価格 | 22,800円(税込) | 26,800円(税込) |
重量 | 約4.3kg | 約5.7kg |
インナーサイズ | 約210×120×100(h)cm | 約210×180×110(h)cm |
収納サイズ | 約φ19×49cm | 約φ21×49cm |
セット内容 | インナーテント:1張 フライシート:1張 メインポール(ブラック):2本 フロントポール(グレー):1本 自在ロープ:4本 ピンペグ:13本 |
インナーテント:1張 フライシート:1張 メインポール(ブラック):2本 フロントポール(グレー):1本 リアポール(ブラック):1本 自在ロープ:4本 ピンペグ:15本 |
立面図 ※画像:メーカーサイトより |
数字上の一番の違いは、インナーサイズの大きさです。ツーリングドームST+は約2.5㎡(1.62 畳)、ツーリングドームLX+は、約3.8㎡(2.43 畳)の差があります。イメージでお伝えすると、ツーリングドームST+はシングルベッド、ツーリングドームLX+はダブルベッドといった感じです。
※写真上:ツーリングドームST+、写真下:ツーリングドームLX+
筆者がツーリングドームLX+を選ぶ3つの理由
それでは、バイクや車でキャンプ場に行き、ソロキャンプをすることをイメージした時に、何故筆者がツーリングドームLX+を選んだのかをお伝えします。
設営方法も設営時間もほとんど変わらない
ツーリングドームLX+の設営では、ツーリングドームST+の設営にはないリアポールを差し込む工程があるものの、設営時間に大きな差が生じないこと。
収納サイズはほとんど変わらない
収納サイズは、ツーリングドームST+が約φ19×49cm、ツーリングドームLX+が約φ21×49cmでほとんどかわらないこと。バイクや車などに積載することを考えても、この差は問題にならない。
ゆとりのある寝室と快適性
就寝スペースにゆとりがあり、室内に小物や着替えなど置いても十分な広さを確保できており、更に通気・換気機能がツーリングドームST+より優れていること。
筆者が考える「こんな方には、ツーリングドームST+がおすすめ!」
・両方のテントを比べ、防水性などテント生地の差がありません。少しでも安く購入金額を抑えたいとお考えの方にはおすすめです。
・登山テント泊を考えられている方。ツーリングドームST+の方がペットボトル1.5L分ほど軽いのでおすすめです。
買い足すとしたら、この3アイテム
設営を実際に行なってみて感じた、筆者がこのテントを利用する際に買い足したいアイテムをご紹介します。
スチールヘッドハンマーⅡ
セット内容には、ハンマーが付属されていません。忘れずに準備しましょう!
メーカーサイトで確認する>>>
マルチグランドシート/210W
グランドシートは、テントの底を保護し、地面の湿気を防ぐ効果があります。ツーリングドームST+、ツーリングドームLX+に対応したサイズです。
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スチールキャノピーポールセット/145
フライシートを跳ね上げ、テントに前室を作るが出来るようになります。日よけ、雨除けや食事の時に役立ちます。
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番外編:色々と準備が面倒な方にはコレ!
キャンプのスタイルが多様化し、ソロキャンプは手軽で、自由で、キャンプ初心者でも楽しむことができます。
でも何を用意したら良いのか?キャンプ初心者は準備に不安があるもの。そんな方におススメしたいのが、ソロキャンプスタートパッケージ。
- テント:インスタントアップドーム/S
- 寝袋:コンパクトコルネット/L0
- マット:コンパクトインフレーターマット/S
- チェア:ファンチェア (コヨーテ)
- テーブル:コンパクトアルミテーブル
- 焚き火台:ファイアーディスク(TM)ソロ
- 焚き火台用シート:ファイアープレイスシート
- ストーブ:アウトランダーマイクロストーブ PZ
- クッカー:パックアウェイ(TM) ソロクッカーセット
- ランタン:ラギッド パッカウェイ ランタン
上記10点がキャリーケースにまとめられたソロ用スタートパッケージです。燃料と食料など買い出せば、すぐにでもキャンプに行けます。
三重県いなべ市のドッグラン付きキャンプ場「やまてらす-FUJIWARA OUTDOOR LIVING-」のスタッフが実際に使用してみた体験記事がありますので、ご確認ください。
参考記事:ソロキャン新スタイルの“キャリーキャンパー”になろう!コールマン「ソロキャンプスタートパッケージ」を使ってみた