LANTERNをご覧のみなさま、こんにちは。ウイケンタです。僕が何者であるのかは連載第1回をご覧ください。連載「何をしにソロキャンプに行くのか」今回が8回目の更新です。
「何をしにソロキャンプに行くのか？」と問われれば「昼寝をしに行く」と答えます。
ソロキャンプって案外暇なんですよね。喋る相手もいないし、設営してお昼ご飯を食べてしまうと夕飯までやることが無くなって時間を持て余します。そして、その持て余した時間の使い方にその人のキャンプの目的やスタイルがよく出ます。
僕がこれまで連載でご紹介した過ごし方だと、読書をしたりダウンロードしていった映画を見たり、漫画を読んだり、ゲームをして過ごしたりもします。凝った料理を作ることだってありますし、近くに温泉や滝や湖などの観光地があれば散歩ついでに足を伸ばすこともあります。
この時点で「それ、半分以上家でできることじゃん」と言われるとぐうの音も出ません。でも、キャンプ場でソロキャンプしている人たちを見てみてください。割とみなさん暇そうにスマホを触っていると思います。
僕は時間を持て余すと昼寝をします。僕だけじゃなく、令和を生きる日本人はみんな慢性的な寝不足だし、キャンプって割と朝早いし、お昼からビールを空けたりすると決まって眠くなるのです。なので、そんな時は我慢せず思い切って昼寝してしまうのです。
いつも13時くらいにチェックインして、1時間で設営と昼食を済ませ、14時くらいから夕方までの2～3時間を昼寝をして過ごすのですが、これがとても気持ちいいのです。家でやる昼寝って気持ちいいですよね。それが屋外なのです。もっと気持ちいいに決まっているのです。あまりにも気持ちよいので、より快適な昼寝環境を求めて色々と工夫するようになりました。
全身で自然を感じる外寝の誘い
一番ベタなのは、設営したテントに潜って寝ることです。これでも充分快適なのですが、もっと気持ちいい方法があります。
ご提案したいのは、コットを屋外にドンと置いてそこで眠るという方法です。なんと言っても解放感が違いますし、風が肌を撫でる感覚がたいへん気持ちいいのです。ちょっと暑い日はポータブル扇風機を回し、蚊取線香を焚いて寝ます。
夏場の虫が気になる人はメッシュのシェルターを乗せてもいいと思います。コットに乗せるのはメッシュシェルターの本来の使用方法ではないのですが、ずれないように四隅にパラコードを付けてペグダウンしています（自己責任）。
最近はコットとシェルターが一体型になっているものが売られているので、そういった物でもいいと思います。
ここで大事なのは開放感です。せっかく自然の中に行っているので、全身で自然を感じたいのです。僕は全てがメッシュ仕様になっているシェルターがおススメです。しかし、人によっては他人の目が気になりますよね。週末、混んでいるキャンプ場にしか行けず、解放感がある場所を確保できないという方もいるかもしれません。
タープを張れば解決です。画像はタープを高めに張っていますが、低めにすれば人の目もある程度は防げます。もちろん日差しと万が一の雨も防げます。近くにテーブルと椅子を置いてテント無しでもいいですね。
余談ですが、ここまで準備できれば雨は歓迎です。ピンと張ったタープに当たる雨音が心地良く、昼寝が捗ります。
画像で使用しているタープのサイズは1辺が290㎝のスクエアタープ（正方形）なのですが、このサイズだと低く張ってもサイドまでカバーすることが難しいです。サイドもカバーしたいという方は、1辺が400㎝のタープでパップテントという張り方がおススメです。
これで終わりではありません。もっと気持ちいい方法があります。キャンプにおける究極の昼寝。それは…、
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