本企画は、各メーカーから最新モデルや人気のテントをレンタルし、カタログやWEBで見ただけでは分からない、実際に設営したからこそ感じるその製品の魅力や違い、設営のワンポイント等をお伝えする体験企画です。
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今回は、コールマンのマスターシリーズ「4Sワイド2ルームカーブ」を設営してみました。前回お届けした「4Sワイド2ルームコクーンⅢ」の機能を持ちながら、一回りコンパクトにした2ルームテントです。
・撮影地:LANTERN CAMPING FIELD MORIYA(茨城県守谷市)
・4Sワイド2ルームカーブの大きさ
・4Sワイド2ルームカーブの設営手順と設営ポイント
・4Sワイド2ルームカーブのインナーテントを取り付ける
・初心者の方必見!ストームガードの巻き付け方
・4Sワイド2ルームカーブのルーフフライを取り付ける
・まとめ:4Sワイド2ルームカーブを設営してみて
・4Sワイド2ルームカーブをレンタルしてみる!
撮影地:LANTERN CAMPING FIELD MORIYA(茨城県守谷市)
常磐自動車道「谷和原インター」から約6km(所要時間 約10分) に位置する犬も一緒に楽しめるLANTERN CAMPING FIELD MORIYA。ドッグラン・ドッグプールも併設しています。
※ドッグプールは10月末までの営業です。
4Sワイド2ルームカーブの大きさ
コクーンⅢとカーブを比較してみると、
4Sワイド2ルームコクーンⅢ | 4Sワイド2ルームカーブ | |
収納サイズ | φ40×85cm | φ34×83cm |
重量 | 約34kg | 約24kg |
本体サイズ | 約670×400×220(h)cm | 約580×350×200(h)cm |
インナーサイズ | 約360×240×195(h)cm | 約300×225×185(h)cm |
立面図(画像:公式サイトより) | ||
価格 | 189,800円(税込) | 128,000円(税込) |
前回の【体験レポ:コールマン編 #1】でもお伝えしましたが、4Sワイド2ルームカーブはリビング8.3畳+寝室4.2畳=全体12.5畳の大きさ。3〜4人のファミリーで使用していただける標準的なサイズです。
付属品は、
・フライシート
・インナーテント
・ルーフフライ
・メインポール(シルバー×レッド)2本
・フロントポール(シルバー×ブルー)
・リアポール(シルバー×ブルー)
・ミドルポール(シルバー×ゴールド)2本
・キャノピーポール2
・スチールペグ27本
・ガイロープ13本
・ハンマー
・収納ケース
です。多少重量はありますが、コクーンⅢよりも圧倒的に軽く、男性であれば肩にかけて運ぶことが可能な範囲でした。
4Sワイド2ルームカーブの設営手順と設営ポイント
-
- フライシートを拡げる
ポイント・注意点①
フライシートを拡げた時に、コールマン(Coleman)のロゴを探してください。
ロゴが付いている方(画像手前側)がフロントになります。 - 両サイド側に伸びているスタンディングテープのバックルが5本とまっているかを確認。
差し込まずに設営するとポールのアーチが弱くなり、少し潰れた形になります。
- ミドルポール(シルバーゴールド)をセットする
ポイント・注意点②
2本のポールをコールマンのロゴが外側になるように繋げます。 - コードがイエローのクリップに差し込む
両サイドを差し込むとテンションがかかりアーチ型になります。
- フライシート外側についているフックをポールにかける
フライシートの天井付近にあるフック(計10か所)をかけていきます。
- メインポール(シルバーレッド)のスリーブに通す
テントの両サイドにある端が赤色のスリーブ(画像中央)にメインポールを差し込んでいきます。
ポイント・注意点③
最初に通したミドルポール(シルバーゴールド)が下、メインポールが上になります。 - メインポールをフライシート端のレッドのクリップに差し込む
ポイント・注意点④
メインポール中心にあるレッドがスリーブの中心に来るように引きよせながら位置を調整していきます。
- フライシートについているフック(テープがレッド)をメインポールに、フライシート側面、テープがグレーのフックをミドルポールにかけて固定する
- ミドルポールとメインポールの交差部分を面ファスナーテープで固定する
- シルバーブルーのフロントポール、リアポールを端がブルーのスリーブに通す
ポイント・注意点⑤
フロントポール、リアポールはメインポールよりも上になるように通してください。 - シルバーブルーのフロントポール、リアポールをコードがブルーのクリップに差し込む。
メインポールとフロントリアポール交差部を面ファスナーテープで固定 - ペグダウンし、完成
4Sワイド2ルームカーブのインナーテントを取り付ける
- インナーテント上部の赤とフライシートの赤リングを合わせて位置決めを行う
ポイント・注意点
コールマンロゴがあるほうがフロントになります。 - フライシート内側にあるリングにフックをかけていく
- インナーテントフロア6か所を固定する
ポイント・注意点
後ろ側2か所はフライシートについているバックルと固定します。
この時バックルの長さを最長にしておくと楽に設営が出来ます。
初心者の方必見!ストームガードの巻き付け方
大きなサイズのテントは、小さなテントと比べてどうしても風の影響を受けやすいです。ストームガードを巻き付けることで安定性が向上します。正しい使い方のポイントをお伝えします。
シングルフレームへの巻きつけ方
ポール一周させて輪になっているストラップに通して固定します。
クロスフレームへの巻きつけ方
2つのフレームの交差点にストラップに通して固定します。
4Sワイド2ルームカーブのルーフフライを取り付ける
マスターシリーズはルーフフライが標準装備
晴天時はルーフフライを付けないユーザーも多いと思います。ルーフフライの役割は、「雨対策」だけではありません。フライシート内の結露を防止やテント内の温度上昇を抑えてくれる効果があります。
- ルーフフライをかぶせ、フロント・リアポールの中央部分の面ファスナーで固定
- ルーフフライの前後のコードに付いているフックをリングにかけて固定
- ルーフフライにある面ファスナーテープをポールに巻いて固定
- ルーフフライ左右計8か所のゴムひもに付いているフックをリングにかける
天窓を活用した空気循環を促すベンチレーション。暖かい空気は上昇しやすいという特性を利用し、新鮮な外気を下部メッシュより取り入れ、内部の温まった空気を上部メッシュから排出。天窓をフルクローズ・ハーフオープン・フルオープンすることで、解放感のあるリビングスペースを実現しています。
まとめ:4Sワイド2ルームカーブを設営してみて
設営に慣れれば、20~30分程度で終えることができるのではないでしょうか。コクーンⅢと比べサイズがひと回り小さいですが、単体で見ると「小さい」という感覚はありません。インナーテント(寝室)は、約4.2畳のため4人家族向けサイズです。5人で就寝するのはちょっと狭いですね。
テントに使われいる生地の耐水性が高く、冬キャンプに対応するフルスカートなので1年を通じてキャンプを楽しめるテントです。
4Sワイド2ルームカーブをレンタルしてみる!
LANTERN CAMPING FEILD MORIYAでは、「こだわりキャンプスタイル」として、
- テント:4Sワイド2ルームカーブ
- テーブル:バタフライテーブル/120
- チェア:レイチェア(オリーブ)×4
- 調理器具:パワーハウス(R)LP ツーバーナーストーブ Ⅱ(レッド)
- ランタン:2500 ノーススター(R)LPガスランタン (レッド)
- ランタン:ハンギングEライト
をセットにしたレンタルプランをご用意してます。購入をお悩みの方は、まずはレンタルして体感してみるのはいかがでしょうか?
- フライシートを拡げる