全国に数千と言われるほど数多くあるキャンプ場の中でも、度々“日本一のキャンプ場”という称号が与えられる「北軽井沢スウィートグラス」。
キャンパーから高い評価を得られる理由は一体どんなところにあるのでしょうか? たくさんのキャンパーに愛される理由を探るべく、実際に利用してみました。
訪れたのは秋も深まった11月中旬。寒い季節でも安心なコテージ泊の様子とキャンプ場内の施設を紹介します!
「北軽井沢スウィートグラス」へのアクセス
浅間山のふもと、群馬県は北軽井沢の国道146号から少し入った所に北軽井沢スウィートグラスはあります。
東京から高速を使って3時間前後で訪れることができ、人気観光地にほど近い好立地にあるのも評価が高い理由の一つかもしれません。
広大な敷地の中にはテントサイトやコテージだけにとどまらず、清流やアスレチック、トランポリンや温泉など魅力的な施設が多数あり、個人的にはもはやキャンプ場というより「キャンプのテーマパーク」とも呼べるような空間に感じました。
それでは施設の様子を見ていきましょう。
到着したら、まずは案内を受ける
キャンプシーズンが落ち着く11月中旬の平日だというのに、チェックインの時間になると続々と車やバイクが到着してきて列をなしていました。人気の高さがうかがえます。
予約者の確認と利用場所の案内を受けます。実際の受付は管理棟にあり、支払いはそこで済ませます。
列に並んでいると、インフォメーションボードを見つけました。
今日と明日の天気や気温などが表示されています。順番待ちの間に利用日に大切な情報を知ることもできます。
受付
こちらが受付のある管理棟です。
ここでも受付待ちの行列ができますが、同じくインフォメーションボードがあるので退屈することはありません。
スタッフの紹介写真は皆さん明るい笑顔で写っていて楽しそう。雰囲気のいい職場である事が伝わってきます。名前もニックネームで、こちらも親近感が湧いてきますね。
キャンプ場内の森に生息する生き物を紹介したボード。
生き物に興味のある子供が見たらテンションが上がること間違いなしです。キャンプをしてる間に何か生き物が見つかるかなという期待感が増しますね。
売店
冷たいビールはもちろんワインやカップ麺、調味料やお菓子など。必要なものはほとんど揃っていました。
うっかり何か忘れ物をしても慌てなくていいのですが、注意点として売店の営業は18時までなので必要なものは先に買っておきましょう。
こちらはオリジナルTシャツです。ネイティブアメリカン風のデザインがかっこいいですね。
焚き火好きキャンパーに人気のメーカー「GRIP SWANY(グリップスワニー)」とコラボしたオリジナルのレザーグローブを発見。
気になる方はぜひチェックしてくださいね。
宿泊したコテージ
今回我々は「FIRESIDE」という室内に薪ストーブがあるタイプのコテージに宿泊しました。
車はコテージの目の前に駐車できるので、楽に荷物を運び込むことができました。
中に入ると広くて綺麗でびっくり。目に入ってきたオシャレな薪ストーブに、思わず感嘆の声があがってしまいました。
「Vermont Castings(バーモントキャスティングス)」のアンコールという薪ストーブで、天面の鉄板では調理も可能なんだそう。炉内の火をうまくコントロールすればピザを焼くこともできます。
もし薪ストーブの使い方に不安があっても心配ありません。場内のマップや案内と共に、焚きつけのやり方から消火までの流れ、さらに注意点が説明されたファイルが用意されています。これなら安心ですね。
このコテージはキッチン付きで冷蔵庫もあり必要最低限の食器もありますが、食材は自分達で持ち込みなので事前に購入しておきました。
テラスに出るとその広さに再び驚きの声を上げてしまいました。とても贅沢な気分になりますね。
ベンチとテーブル、さらに焚き火台があり、壁にはティキトスが設置されていました。家族や仲間とビールを飲みながらティキトスをやれば、とても盛り上がりそうです。
ちなみにコテージ内は土足OK。室内とテラスを気楽に行き来できます。
トイレはとても清潔に保たれているので気持ちよく使うことができます。
バスルームはシャワーだけでなく湯舟があります。1日遊んだ疲れもしっかり癒されそうですね。
ただし注意点も。シャンプーやせっけんといったアメニティは置いてありませんので、自分たちで用意しましょう。万が一忘れた場合には、売店で販売がありますので、そちらの利用も検討してみてください。
2階のロフトに上がると就寝スペースがあって、マットレスとシーツが用意されていました。
11月という寒い時期だったこともあり、管理棟では無料でブランケットを貸してくれました。これが本当にありがたかったです。
また、ロフトなので階段はとても急。小さなお子さんと利用する方は気をつけてくださいね。
ロフトから1階を見るとこのような感じです。最大利用人数は10人なのですが、今回は4人で利用したのでむしろ広すぎるぐらいでした。
料金は時期や人数によって変動するので、確認してから利用しましょう。