バイクパッキング紹介
旅の相棒となる自転車が決まり、キャンプギアも揃ったら、いよいよバイクパッキングです。
自転車に荷物を積載する為の装備(荷台など)が無い場合は、工夫が必要です。
ここでは、筆者のマウンテンバイクを例に取って紹介します。
輪行時の自転車の分解しやすさを考慮すると、自転車の骨組みに装着する「フレームバック」、ハンドル部に装着する「ハンドルバック」に荷物を分散装備し、残りは20Lのバックパックを背負うという搭載方法をしています。
格安アイテムの落とし穴
ちなみにフロントバックとハンドルバックは、格安のものをAmazonのセールで購入しました。
荷物は、写真のキャンプ装備に加え、着替えやクーラーバックです。
格安のフロントバック、ハンドルバックは、自転車に装着するという点では走行中のぶれもなく、満足のいくレベルでしたが、品質に問題ありと見受けられる点もありました。
走行中、1時間ほど雨に降られた際に、素材の問題かシムテープが甘いのか、バックの中に雨水が侵入しました。
多少の雨であれば問題ない品質が保たれているのかもしれませんが、今回のように長い時間雨に晒されると、どんどん水が溜まっていき、荷物が水に浸かり続ける結果に……。
人気ブランド「APIDURA」の品質が凄かった
今回、格安アイテムでひどい目にあったこともあり、海外の人気ブランドAPIDURAのハンドルバッグなど一式を、総代理店オルタナティブバイシクルズさんよりお借りして、実際にフィッティングしてみました。
前述した格安バッグとは違い、作りもしっかりしている印象です。
試しにシャワーを10分程かけ続けてみると、格安バッグは中に水が沁みはじめましたが、APIDURAは問題ありませんでした。さすが「完全防水」です。
筆者が一番気に入ったのは、ハンドルバッグに装備するアクセサリーポケットとフードポーチです。
特にフードポーチは、ペットボトルや携行食などが手軽に装備でき、底には水抜きのホールも装備されており、万一の浸水時も安心です。
格安アイテムに比べて多少値は張っても「最初からこちらを購入すれば良かったなぁ」と思わされる品質と拡張性でした。
まとめ
輪行ソロキャンは、車でのキャンプと比べると、様々な工夫や事前の準備が必要です。だからこそ、その点を楽しんでしまえば、よりキャンプの醍醐味を味わえるのではないでしょうか。
車移動でのキャンプに慣れてきたら、是非チャレンジしてみて欲しいスタイルです。
きっと同じキャンプでも、新たな出会いや発見があると思いますよ!