【体験レポ】初めてのテントクリーニング-③完結編-

公開日:2023 / 03 / 12
最終更新日:2023 / 03 / 12

10年前に購入した「ogawa ピルツ15-Ⅱ」をテントクリーニングに出してみる企画の第三弾。

これまでの記事
【体験レポ】初めてのテントクリーニング-①業者選択編-
【体験レポ】初めてのテントクリーニング-②発注編-

いくつかの業者をネットで検索し検討した結果、選んだのは「テントクリーニング.comhttps://tent929.com/)」。
今回は、完結編として発送~商品の仕上がりまで順を追ってご紹介していきます。

目次
作業進捗はマイページで確認
手厚いサポートに驚き
商品到着、早速設営してみる
まとめ

作業進捗はマイページで確認


マイページにログインすると、作業進捗が確認できます。

作業ステータスは、

・到着
・受付完
・洗濯中
・発送済

の4つ。今、どんな状況なのかを知ることが出来ます。

手厚いサポートに驚き

メールで作業進捗報告


「お品物到着のお知らせ」や「商品発送のお知らせ」など、作業進捗がメールで送られてきます。
初めてサービスを利用した筆者にとって、このサポートはとても安心感を与えてくれるものでした。

現品を確認した上でアドバイスや提案を頂けたこと


「お品物到着のお知らせ」のあと、下記の内容(抜粋)のご提案を頂けました。

全体的にコーティング劣化やシームテープ劣化が見られております。
これらはクリーニングをすることで劣化が進んでしまうことが鑑みられます。
匠撥水加工もご依頼頂いておりますが、コーティングの上から施工する加工となりますので、劣化に伴いまして定着率が低くなる可能性がございます。
シームテープに関しましては、現状割れて剥がれている状態でございますので、匠撥水加工を致しましても縫い目からの浸水は避けられないかと思います。
「シームテープの張替え」も可能でございます。
リフォームでのお預かりとなりますので、約2週間~1か月程度のお時間を頂く為、ご希望納期での返送が出来かねてしまいます。
併せてご検討くださいませ。
(ただし、コーティングの劣化の為、圧着率が低くなり、ご使用時に剥がれてきてしまう可能性がございます。予めご了承くださいませ。)

テントクリーニングのプロがちゃんと検品してくれたことが容易に想像できます。クリーニングを行なうことのリスクや更なるご提案を頂き、筆者も注文内容を変更しました。

通常クリーニングのみに注文変更

悩んだ結果「通常クリーニング」のみに注文を変更しました。

変更した理由は2つ。

・全体的なコーティング劣化に伴い、匠撥水加工の効果が低くなる可能性があること
・シームテープの張替えを行なうと金額および期間が予定よりオーバーすること

その結果、19,470円(税込)で注文が確定となりました。

<注文内容>
ピルツ15-Ⅱ: 13,000円 × 1
ピルツ15-Ⅱ(フロアシート): 4,700円 × 1
返却物:0円 × 1
収納バッグ:0円 × 1
点数:4点
小計:17,700円
送料(1口):0円
消費税:1,770円
合計:19,470円

商品到着、早速設営してみる

商品到着


オリジナルのクリーニング袋に入った状態で商品が到着しました。

袋を開けてみると、中にはテント以外に、「TENT CREANING CARTE」と直筆のメッセージカードが添えられていました。

その他に、『最善を尽くさせて頂きましたが、ドロ・汚れ・シワなどを完全に取り除くことが出来ませんでした』という内容の紙も同封されていました。

設営してみる


綺麗に畳まれたテントを出し、すぐに気が付いたのは「臭い」「白カビ」が無くなったこと。

長年の汚れが全て落ちているわけではありませんが、全体的に綺麗になっていることは一目瞭然でした。

まとめ

初めてテントクリーニングをしてみて筆者が感じたことは、

①当たり前だが、新品になるわけではない

分かってはいたものの心のどこかで「新品」のような仕上がりを期待していた自分がいました。
やはり、「落ちない汚れは落ちない」。クリーニングをして改めて「もっと丁寧なケアが必要だったな」と痛感しました。

②テントクリーニング.comのサービス(接客)レベルが高い

発注から返送までの間の作業進捗や、同封されていた「TENT CREANING CARTE」などきめ細やかなサービスで、丁寧な仕事をして頂けたと感じるものです。

③シームテープ劣化が進む?

全体的にコーティング劣化やシームテープ劣化が見られております。
これらはクリーニングをすることで劣化が進んでしまうことが鑑みられます。

商品到着後、指摘されたシームテープを見るとやはり劣化が進んだように感じます。こちらは別のテントをクリーニング依頼する時に、改めて検証してみたいと思います。

撮影場所


施設名:LANTERN CAMPING FIELD MORIYA
住所:茨城県守谷市野木崎4700
URL:https://www.lantern-moriya.camp/

おすすめ記事

LANTERN(ランタン) - 中道 麦

株式会社パシュート代表取締役兼LANTERN(ランタン)初代編集長。三人の子供の父。
キャンプ好きが高じてキャンプ情報メディア - LANTERN(ランタン)をつくる。
現在3つのキャンプ場を運営中。






LANTERN(ランタン)編集長の記事一覧