こんにちは、ペットユーザーも気軽に旅に出られるドッグラン付きキャンプ場「やまてらす-FUJIWARA OUTDOOR LIVING-」です。
今回設営するテントは、昨年発売されたDODの「パップフーテント3」。人気シリーズであるソロ用パップフーテントの最新モデルです。
どこか懐かしく、シンプルだけど使い勝手が良い。そんなテントをキャンプ場スタッフが設営・レビューしてみました!
「パップフーテント」という名前の由来
毎回ユニークな名前を商品につける「DOD」。今回レビューする「パップフーテント」の名前にも由来がありました。
昔、各国軍隊で支給されていたテントに「パップテント」というものがありました。その形をベースに開発されたので「パップ風」。つまりパップ風のテント⇒「パップフーテント」と名前を付けたとのこと。そのパップフーテントがバージョンアップし、「パップフーテント3」として昨年発売になりました。
収納状態をチェック
カラーはタンとカーキの2色展開。今回は私たちが設営したのはタンカラーです。
収納時のサイズが幅550mm × 奥行220mm × 高さ230mm。バッグ自体にベルトがついているので、収納する際もコンパクトにまとめられます。
実際に持ってみました。大きめのボストンバックくらいでしょうか。
サイトまで運ぶ際にも、そこまで重さは感じませんでした。重さは約9.8kgと、女性が遠くまで運ぶ際は少し重さを感じるかもしれません。重く感じる方はキャリーワゴンがあると便利ですね。
内容物
内容物は、以下の通りです。
・テント生地(タイベルト2本)
・ミニタープ生地、ポール(長)×2本
・ポール(短)× 2本
・ペグ×15本(うち2本は今回の撮影では別のペグを使用)
・ロープ(3m)× 4本
・ロープ(1.5m)× 3本(内一本はテントに取り付け済み)
・キャリーバッグ
・キャリーバッグ(ポール用)
・キャリーバッグ(ペグ用)
以上になります。
設営
テントを広げる~ペグ打ち
まずはテント生地を広げます。
DODのロゴが付いているメッシュ生地のほうが、寝室(後ろ側)になります。
次にペグ打ちです。寝室となるフロア部分の四隅と、背面側の真ん中1カ所にペグを打ち込みます。分かりやすいようにペグで肯定する場所を赤い丸で囲んでみました。
テントを立てる
次はキャノピーを立てていきましょう。
まずは長いほうのポールを2本組み立てます。
キャノピーの左右のループ2カ所に長いほうのロープを結びます。
先程組み立てたポールを結んだロープのところにあるグロメットに差し込みます。
ポールを立て、倒れないぐらいにロープを張り、ペグで固定します。これを左右で行います。
次に寝室側の屋根部分にループが左右2カ所あるので、こちらもそれぞれに長いほうのロープを結びます。
そして残りの短いポールを組み立て、結んだロープ部分にあるグロメットに差し込みます。
ポールを真っすぐに立て、ロープは屋根の頂点の延長上に引っ張り、ペグで固定します。
これを反対側も同様に行います。
ここでテントの頂点がなるべく直線になるようロープの張り具合を自在金具で調整します。
次にテント背面にあるロープを引っ張り、こちらもペグで固定します。
キャノピーのサイドパネルを広げる時は下をペグで固定し、広げない場合は付いている留め具(トグル)でまとめておきましょう。
設営が完了しました!
風がある時や、プライベート空間が欲しい場合はサイドパネルを広げて、開放的に使いたい時はサイドパネルをしまうのがいいですね。
設営していて感じたのは、立てるポールが4本と少ないので設営する行程が少なく感じました。慣れてしまえば10分くらいで設営ができそうです。
寝室の特徴
前のモデル「パップフーテント2」では、寝室(インナーテント)はフロアレス構造でしたが、今回のモデルはフロア生地付き。寝袋でもコットでも眠れるようになっています。
寝室の広さは一人用の寝袋と足元に少し荷物が置けるくらいのスペースがあります。
寝室の外側と内側にはポケットがそれぞれ一つずつ。携帯など小さい物を入れられます。
換気するためのベンチレーターは寝室のドア面の上部に左右一つずつ、サイドにもそれぞれ一つずつあります。
前と横に空気の通り道があるので、夏などでも換気をすれば熱がこもりにくそうです。もちろん、寒いときは閉められるようになっています。
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