独自のTC生地「Hi-TC」を採用した、テントファクトリーのテント＆タープカテゴリー「Hi-TC」シリーズ。昨年まで「TC」シリーズとしてきたカテゴリーですが、生地の独自性を前面に出すため、2022年の秋冬から「Hi-TC」シリーズと改名しています。
そんなカテゴリーのなかでキャンパーに人気のモデルは「Hi-TCワンポールテントRG」（以下、RG）。出入り口にメッシュパネルを装備し、専用のグランドシートを付属しているモデルです。虫の侵入を防いだり、靴を脱いでお座敷スタイルでくつろいだりできることから、好評を博しています。
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リニューアルで機能性が向上！テントファクトリー「TCワンポールテントRG」の使いやすくなったポイントとは？
しかし、なかには「もっとシンプルにウォークインスタイルを楽しみたい」というキャンパーもいます。そんな人のためによりシンプルな仕様にしたモデルが、今回紹介する「Hi-TCワンポールテントR1」（以下、R1）です。一体どのようなモデルなのか、解説していくことにしましょう！
ウォークインスタイルにフィットしたモデル
「RG」に装備されているメッシュパネルとグランドシートは、多くのキャンパーに支持されています。その半面、よりシンプルにキャンプを楽しみたいというキャンパーには、余分な装備となっていました。そこで誕生したのが、メッシュパネルとグランドシートを省いたモデル「R1」です。
出入り口にメッシュパネルを装備していないので、パネルの巻き上げはキャノピーパネルだけでOK。使用しないグランドシートが付属していないので、価格もリーズナブルです。
3～4人用モデルですが、テント内にコットやテーブル、クーラーボックスなどを置いて、ウォークインスタイルをゆったり楽しむなら、2人程度での利用がおすすめです。
シンプルながら機能は充実！
そんな「R1」ですが、メッシュパネルとグランドシート以外の装備は、フルスペック仕様の「RG」と同様に充実しています。
まずはオールシーズン快適に過ごすための「巻き上げ式スカート」。スカートは本来、冷気の侵入や雪の吹き込みなどを防ぐための装備ですが、夏のキャンプでは通気性を悪くしてしまい、テント内に熱がこもってしまいます。
そこでスカートを巻き上げ式にすることで、下部から外気を取り込んで通気性を確保。取り込んだ空気が上部のベンチレーターから抜けることで熱気を放出し、テント内を涼しく保ちます。
スカートには、風によるバタつきを抑えるためのペグループを装備しています。しっかりとペグダウンしておけば、風がある日でもバタつき音は気になりません。
オプションを加えればスタイルも自由自在
このほかにも、各コーナーにテントの張り具合を調節する「テンションベルト」を搭載。設営後に生地をピンと張ることができるので、見た目がきれいになるだけでなく、きちんと張れることで風や雨にも強くなります。
さらにタープとの連結を簡単に行えるよう、テントトップに「リングストラップ」を装備したり、出入り口のジッパーに「ダブルジッパー」を採用したりするなど、スタイルの拡張性を考えた作りになっています。
また「メッシュパネルやグランドシートがないのは…」と気になる場合は、別売のアイテムを購入すれば安心です。
テントファクトリーでは「インナーメッシュテント ハーフ」や「グランドシートHX」といった別売りオプションも充実。
「夏だけ虫対策でインナーテントがほしい」とか「やっぱりお座敷スタイルも楽しみたい」といった声にも対応しています。
雨にも強いオリジナル素材「Hi-TC」とは？
「Hi-TC」は、コットン65％×ポリエステル35％のTC生地裏面にコーティングを施したオリジナル生地。コットン混紡素材なので熱に強く、焚き火の火の粉に触れても簡単に穴が開いたりすることがありません。
さらに耐久性・耐水性を高めるために裏側コーティング加工されている「Hi-TC」素材は雨にも強く、その耐水圧は2000mm。
防水加工が施された一般的なポリエステル製テントと同等かそれ以上のスペックを備えているので、雨の日でも安心して過ごせます。
カラーは、ダークベージュ（DBE）とモスグリーン（MG）の2色。自分のキャンプスタイルに合ったカラーを選べるのも魅力です。
