多くのソロキャンパーやアウトドアファンの必須クッカーといえばフタ付きのアルミ飯盒。どこまでをメスティンと呼ぶのかには筆者も迷うのですが、代表格はメスティンです。さまざまな調理に使えてとても便利ですが、もしかしたら「より便利なものがあるのでは?」と思ったことはありませんか?実はあるんです!
筆者が今回試してみた「キャプテンスタッグ アルミ角型メスティン(ブラック)」は2本の横開きハンドルを採用することで、一般的な1本の縦開きハンドルタイプよりも、かなり便利。この点も含めて、実際にさまざまな調理を行った結果をみなさんにお知らせしたいと思います。
「キャプテンスタッグ アルミ角型メスティン(ブラック)」とは
ハンドルが横開きの2本になるだけで、使い勝手がまったく違う
ソロキャンパーさんなどから気軽に使えるクッカーとして幅広い人気を獲得しているフタ付きアルミ飯盒であるメスティン。筆者も某100均の製品を入手し愛用しています。コンパクトで使い勝手もよく、重宝しているのですが、弱点もあるのです。
筆者が特に気になっているのが、お湯を沸かしてコーヒーカップなどに注ぐときに、一般的な縦開きの1本ハンドルのメスティンだと、ハンドルの構造上、お湯を最後まで注ぐことがほぼできません。ハンドルが折りたたまれてしまうのです。たかがそれだけと思う方もいるかもしれませんが、コーヒーでも、紅茶でも、カップ麺でも、沸かしたお湯をすべて注ごうとする度に、この使い勝手の悪さに直面します。
そんなときに「キャプテンスタッグの横開き2本ハンドルタイプのメスティンなら、そんな不満を解決してくれる」という情報を入手しました。
いつか試してみたいと思っていたのですが、なかなか「えいや!」と言うタイミングがありませんでした。そんな時、知人などから評判がよい「キャプテンスタッグ アルミ角型クッカー」とほぼ同じ仕様の「キャプテンスタッグ アルミ角型メスティン(ブラック)」が2023年の新製品として発売されたのです。実勢価格は3千円ちょっと。
「キャプテンスタッグ アルミ角型クッカー」は一般的なアルマイト加工のシルバーボディなのに対して、「キャプテンスタッグ アルミ角型メスティン(ブラック)」は硬質アルマイト加工がされており、ブラックボディなのです。好みは当然ありますが、筆者は光沢のあるブラックボディのほうが好み。しかも耐食性なども高いといいます。
旧製品ユーザーとの差も一目瞭然の「キャプテンスタッグ アルミ角型メスティン(ブラック)」を新発売のタイミングに合わせて導入してみました。
1合メスティンよりひとまわり大きなサイズ感がいい
満水容量が約1Lだという「キャプテンスタッグ アルミ角型メスティン(ブラック)」。サイズは約170×115×高さ65mmです。筆者が所有している1合メスティンと比較すると、上下左右ともにひとまわり大きくして、ちょっと角張らせたといった感じです。このサイズだと1合メスティンと違って、カセットコンロのゴトクに乗せても小さすぎて落ちることなどがなく汎用性が高く感じます。とはいえ、重さは約185gしかありませんので、持ち歩きにも問題ないでしょう。
フタには「CAPTAINSTAG」ロゴとシンボルマークがエンボス加工で描かれており、本体には同じようにエンボスで「500」mlと「250」ml、「米1合」とその炊飯に必要な水位「水」のラインもエンボス加工で表示されています。こちらも何かと便利だと思います。
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