米国発のホームエンターテインメントブランド「NOMVDIC(ノメディック)」から、2023年5月11日(木)にスマートモバイルプロジェクター「NOMVDIC R150」が発売されました。
世界的なオーディメーカーHarman Kardonのスピーカーを搭載したモバイルプロジェクター「NOMVDIC R150」は、手軽に持ち出せるサイズ感で、三脚不要。セットアップが簡単な機種ということで、今回はキャンプ場で実際に使用してみました!
コンパクトなモバイルプロジェクター
まずはNOMVDIC R150の付属品やサイズ感をご紹介します。
コンパクトな仕様で、持ち運びも楽々
製品が小さな箱に収納されて届きました。
「え?こんなに小さいの?」というのが筆者の第一印象です。
箱を開けてみると、コロンとしたフォルムでシンプルな黒いポーチが入っています。
ポーチの中には、リモコンとプロジェクター本体が収納されていました。
ポーチをどかしてみると、箱の底にはケーブル類が収納されています。
付属品を出してみました。
左から、プロジェクター本体、リモコン、リモコン用電池(単4電池×2)、USB-Cケーブル、電源ケーブルが付属品となっています。
キャンプ場の小柄な女性スタッフに、ポーチに収納したプロジェクターを持ってもらいました。
「えっ?!これがプロジェクターなの?!小さい!しかも軽い!」と、一声。
私たちが想像するプロジェクターより、遥かに小さくて軽くて筆者も驚きました。取っ手付きで、荷物の多いアウトドアシーンでも楽々持ち運べます。
小さくてスマート。多機能なプロジェクター
R150には、世界的なオーディオメーカーHarman Kardonのスピーカーが搭載されており、プロジェクターだけでなくスピーカーとしても使用可能です。
本体の仕様を紹介
直観的な操作ができるボタン配置
本体の上面には、直感的にわかりやすいデザインの再生/一時停止ボタンと、ボリューム調整ボタンがついています。
横面にはケーブル接続ポートと、電源スイッチを配置。
ケーブルやスイッチを使用しない時にはカバーを閉じてしまえばシンプルな見た目になります。
投影角度の調整はとても簡単
ところでプロジェクター使用時に高さや角度を調整するために本を下に敷いたりした経験はありませんか?
このプロジェクターは、紫ラインを軸にクルッと本体レンズ部分が90度回転して、投影に最適な角度に調整することができるんです。
リモコンもスマートなデザイン。難しい機能はなく、わかりやすいリモコンでデジタルに弱い筆者でも直感的に操作できました。
NOMVDIC R150の特徴
・三脚が不要で簡単なセットアップ
・バッテリー内臓
・コンパクトで軽い
・大画面で楽しめる
・Harman Kardonのステレオスピーカー内臓
・天井投影可能
これらを踏まえて、実際のキャンプシーンで使用してみましょう。
音質と大画面投影に感激
筆者は初のアウトドアシーンでのプロジェクター使用。どんなものなのか全くわからず、ドキドキしながら本体をフル充電してキャンプ場に出かけました。
使用した環境
今回は使ったテントは「コールマン(Coleman)のタフスクリーン2ルームハウス/MDX+」。こちらのテントは内部が暗く、外の光をシャットアウトするテントです。
白いテントであれば、夜間にテント内部へ投影する事ができるのですが、今回のテントは内部が黒なのでスクリーンが必要です。
プロジェクター用のスクリーンは持っていなかったので、手持ちの110×90cmの白い布と、100均の洗濯バサミで簡易スクリーンを作成してみました。
持ち運びに便利なスクリーンもネット通販などで手軽に手に入るので、より本格的に楽しみたい方は購入を検討してみるのも良いと思います。
さっそく投影してみる
スマホに「NOMVDIC Remote App」をダウンロードして、ミラーリング機能を使って投影してみました。
筆者が便利だなと思ったのが、本体が回転して映像の位置を調整できるところ。角度は0度~90度まで調整ができます。
三脚を付けたりする必要がなく、本体をクルっと回すだけなのでとても簡単でした。
また、少し斜めな位置からの投影になったのですが、本機種の機能である“台形補正”により上下左右、画面サイズが調整されて、しっかりと見やすい映像になりました。また、ホームページによると、さらに角度が斜めであっても美しく投影することができるそうです。これなら置き場所を選ばず使用できますね。
撮影時は明るい環境の中で投影したので、写真にすると少し色味が薄く見えますが、実際はもっとはっきりと映像を見る事ができました。
様々な投影手段
NOMVDIC Remote Appをダウンロードすることによって、Wi-Fi接続によりスマートフォンやタブレットからワイヤレスでミラーリングが可能。
もちろん、ケーブル接続も可能です。
HDMIケーブルでPC等と接続したり、付属のUSB-CケーブルでスマートフォンやNintendo Switch等と接続することで、様々な映像を仲間と共有する事ができます。
最近はキャンプでのリラックスタイムに、ファミリーキャンパーがみんなでゲームをして盛り上がっている姿をみかけます。そんな時に大画面があればもっと楽しい時間になりますよね。
スピーカー機能も搭載
Bluetooth機能を利用してスマホとペアリングが可能なので、NOMVDIC R150をBluetoothスピーカーとして使用する事ができます。
さすがHarman Kardonのスピーカー。音がクリアで聞こえもよく、重低音もしっかりと聞こえました。
今回、筆者はNOMVDIC R150で好きな音楽を聞きながら初のワーケーションをしてみました。いつもよりなんだかすっきりした気持ちで仕事が捗りましたよ。
NOMVDIC R150はコンパクトでキャンプにぴったりのモバイルプロジェクター!
「NOMVDIC R150」は、とにかくコンパクト!だからこそ、最初に見たときには音質の面で不安でしたが、良い方向に期待を裏切られました!
今回は試せませんでしたが、天井への投影ができるので、子供たちと寝る前に楽しい動画を見て過ごす。なんて楽しみ方もいいですね。
本体もリモコンも使い勝手がよく、直感的な操作性でデジタル機器に苦手意識を感じでいる方でも簡単に操作ができるので、アウトドアでの初プロジェクターにオススメです!
今年のキャンプでプロジェクターデビューしてみるのはいかがでしょうか。
↓ こちらもオススメ ↓
【2ルームテント人気ランキングTOP5】2023年春に支持されている2ルームテントを、アルペンアウトドアーズに聞きました!
「NOMVDIC R150」製品概要
販売情報
新発売限定価格:39,900円(税込)
通常価格:46,900円(税込)
発売日:2023年5月11日(木)
販売先:公式ホームページ(https://bit.ly/42vrVvP)
※最新の価格は公式ホームページを確認してください
製品仕様
解像度:854 x 480
明るさ(LEDルーメン):360
光源&光源寿命:LED・30000時間
スローレシオ:1.2 (100″@2.6m)
投射距離:0.64m~2.66m
投影サイズ:24″~100″
台形補正:H: +/-40°、V: +/-40°。
接続・スピーカー
HDMI:1ポート (HDMI 1.4 / HDCP 1.4)
USB Type C(映像/音声/電源):1ポート (5V/2A)
USB Type A(映像/音声/電源):1ポート(USB 2.0 Reader、5V/2A power outputと共有)
Wi-Fi入力:1 (5GHz)
Bluetooth:入力&出力 (BT4.2)
スピーカー:Harman Kardon 3W Cube x2
電源・消費電力
電源アダプター:Input 100~240V/Output 19VDC、3.26A
消費電力:通常51W, スタンバイモード 0.5W
バッテリー内蔵:4800mAh
動画再生時間:1.5時間@Full、2.2時間@Eco、4時間@Battery Saving
音楽再生時間:最大7時間
重量:720g
本体サイズ(幅×奥行き×高さ):173mm×80mm×81.5mm