人気アウトドアメーカーのコールマン(Coleman)より2023年の新製品として発売されたテント「ワイドティピー/2035」。設営簡単でオシャレなデザインで人気のワンポールテントです。
デュオキャンプやファミリーキャンプでも使えるサイズ感。さらにリサイクル素材を使用していて環境にも優しいテントです。
今回はこちらのテントを自ら購入、使用している「LANTERN CAMPING FIELD MORIYA」のスタッフと、LANTERN編集部が実際に設営してみましたので、その様子をご紹介します!
「ワイドティピー/2035」設営手順
4~5人用となっているこちらのテント「ワイドティピー/2035」、設営が簡単なワンポールテントです。
収納とパーツを確認しよう
収納は袋1つで重量が約8キロ。
袋に入れれば片手で持ち歩けます。
【セット内容】
・インナーテント
・フライシート
・メインポール
・ペグ
・フロントポール
インナーテントを設営していく
まずはテント底面の汚れを軽減するために、別売りのグランドシート(Colemanテントシートセット/3025)を設置していきます。こちらはスタッフが普段から使っているんだとか。
さらに今回は付属のペグではなく、コールマン(Coleman)スチールソリッドペグを使用。地面の状況によっては付属のプラスチックのペグでは打ち込みづらい場合があり、こちらも普段からスチールソリッドペグを愛用しているとのことです。
グランドシートの上にインナーテントを設置していきます。
最初にグランドシートを固定したペグに、同じくインナーテントを固定していきます。グランドシートを使用しない場合は、インナーテント広げた後にペグで固定していきます。
対角線の順番でペグを打つと、偏りなく広げることが出来ます。
続いてメインポールを伸ばして、テントの上下中央を突っ張るように入れていきます。
これでテントが立ち上がりました。さすがワンポールテント、作業がスムーズに進みます。
フライシートをかけて前室をつくる
次にフライシートをかけていきます。まずは綺麗に正面の向きを合わせて広げていきましょう。
170cmのスタッフと、155cmの筆者で同時に両サイドからかけたのですが、ポールの背が高くちょっと苦戦。生地に余裕をもたせるように両サイドを持ち、空気を中に入れて膨らませるように掛けたらなんとか設営できました。
低身長さんは少しここが難しいポイントかもしれません。無理をせず、台などに乗って設営することをおすすめします。
スタッフ曰く、普段170cm程度の男性2人で設営している際は楽にかけられるとのことでした。
無事かけ終えたら、フライシートの端4か所に付いているラバーループをペグに掛けましょう。
次に入口部分の前室を支えるフロントポールを入れていきます。
フライシートについているエンドポールを、フロントポールの先端に差し込み、アーチ状になるように突っ張っていきます。
フロントポールにを面ファスナーテープ(マジックテープ)を巻いて固定していきましょう。
ここまででテントの形が見えてきました。
フライシートもしっかりペグダウンしていきます。
続いて、インナーテントのフロント側にあるフックを、フライシートの内側にあるリングにかけ、さらにインナーテント上部にあるドローコードを絞ります。
ガイロープを結んでいきます。
最後にガイロープをペグダウンすれば、設営は完了です。この時、テントがしっかりと張るようにロープの位置は調整してくださいね。
設営完了までに掛かった時間は15分ほど。初心者でもわかりやすいシンプルな構造で、設営手順も少なく楽に設営することができました。
インナーテント内の広さは次のページで検証⇒【「コンパクトでも室内は広い」は本当?】