たかがペグ されどペグ!?付属品に頼らず信頼できるテントファクトリーのペグとハンマーをそろえて出かけよう!

公開日:2023 / 08 / 29
最終更新日:2023 / 09 / 15

テントやタープには、ペグやハンマーが付属しているものがほとんどです。だから、忘れ物を心配することなく出かけられるのですが、実はそこに落とし穴があります。


付属のペグは一般的に、プラスチック製で断面がT字型の「プラペグ」か、スチールやアルミなどの金属製で断面が丸い「ピンペグ」です。


プラペグは断面がT字型のため、表面積が広く摩擦抵抗が大きいので、土や芝生などの軟らかい地面でも抜けにくい特徴があります。しかしプラスチックという軟らかい素材なので、地面が硬いと刺さらなかったり、折れてしまったりすることがあります。


ピンペグは細い金属の丸棒なので、やわらかい地面はもちろん、砂利の地面でも刺さりやすいのが特徴です。しかし表面積が狭いので抜けやすく、硬い地面へ無理に刺そうとすると曲がってしまいます。

ですから、準備したペグが付属のものだけだと、キャンプ場の状況によっては、地面に刺さらなかったり、抜けやすかったりすることも……。場合によっては、テントやタープを建てられないなんてことにもなりかねません。

そこでおすすめしたいのが、別売りのペグをそろえること。付属のペグでは刺さらなかったり、抜けやすかったりする地面に対応するペグを準備しておけば、安心してキャンプに出かけられます。

テントファクトリーが提案するペグは3タイプ!

そこでテントファクトリーは、さまざまな地面に対応するペグをラインアップ。3タイプあるペグは、それぞれに特徴が違うので、用途に合ったものを選べます。

では、どのようなタイプがあるのか、詳しく解説していきましょう!

汎用性の高い「キャスティングペグ」


軟らかくても硬くても、地中に石が多くても、どんな地面にも対応するのが「キャスティングペグ」。強靱なキャスティング(鋳造)製なので簡単に曲がることがなく、しっかりと打ち込めます。


比較的抜き差ししやすい丸型の断面ですが、30cmと十分な長さがあるので摩擦抵抗が大きく、簡単に抜ける心配はありません。


カラーはベーシックなブラックのほかに、抜き忘れ防止にも役立つレッドもあるので、好みに合わせて選ぶことができます。

さらに抜けにくい「Tキャスティングペグ」


キャスティングペグの断面をT字型にしたのが「Tキャスティングペグ」です。キャスティングペグよりも表面積が広く摩擦抵抗を大きいので、芝生などの軟らかい地面でも抜けにくい


また風が強いときなど、ガイドロープに引っ張られてペグが回転し、ロープが外れてしまうことがありますが、断面がT字型ならそんな心配もありません。


サイズはスタンダードな長さ20cmと、よりしっかり固定できる長さ30cmの2種類があります。テントの設営には扱いやすい20cmモデル、風の影響を受けやすいタープの設営には30cmモデルと、使い分けるといいでしょう。

軽量でかさばらない「Vチタンペグ」


「Vチタンペグ」最大の特徴は、なんといってもその軽さです。素材には軽量で丈夫なチタンを採用。さらに肉抜き加工が施されているので、キャスティングペグの重量185gに比べてわずか11gと非常に軽量です。


断面は表面積が広いV字型。この形状は抜けにくいだけでなく、重ねて収納できるので、コンパクトにまとめられます。

荷物をできるだけ軽くしたい、少なくしたいというソロキャンプ、バイクや自転車などのツーリングキャンプに最適です。

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ハンマーも購入するのがおすすめ!テントファクトリーのハンマーは2タイプ


ペグだけでなく、ハンマーも別途購入する必要があります。別売りのものは堅牢で、タフな使用にも十分耐えるだけの性能があります。


しかしテントやタープに付属しているハンマーは、実用性があまりないものがほとんど。プラスチック製であったり、金属製でも非常に簡易的な作りであったり、ペグを強く打ち込むのには向いていません。

やはりヘッド部分が重く、振り下ろしたときにその重量を利用してペグを打ち込むことができるハンマーが必要です。これなら力に自信がない人でも、楽に打ち込むことができます。

ではテントファクトリーには、どんなラインアップがあるのでしょう?

衝撃を緩和する「ステンヘッドハンマー2」


ヘッド部分には錆に強いステンレス、ヘッド先端には衝撃を緩和する銅合金を採用したハンマー。ヘッド重量が675gあるので、楽に打ち込むことができます。


先端の銅合金は、頑丈なキャスティングペグを打ち込んでも、簡単に変形しないだけの硬度があるので、安心して打ち込めます。またハンドルは天然木製なので滑りにくく、曲線を描いている持ちやすい形状です。


ヘッド後端はペグ抜きになっています。ペグの穴にフックを引っかけたり、ペグのフックを穴に引っかけたりして使えば、楽に引き抜くことができます。

大きなヘッドの「パワーハンマー2」


本体重量が698g、ヘッド重量が466gのスチール製ヘッドを採用したハンマー。ヘッド比重とバランスに優れたモデルです。

ハンドルには丈夫で曲がりにくいナイロン素材を使用。ラバー製グリップを採用しているので持ちやすく、強く打ち込んでも滑る心配がありません。


ペグ抜きも装備しているので、しっかりと打ち込んで抜けにくくなったペグも、楽に引き抜けます。

キャンプ道具を購入する際は、こんな小物の準備も忘れないようにしてください。あるのとないのとでは、キャンプの快適度がまったく変わってきますよ。

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牛島 義之

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター&ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。

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