北欧や北米等、海外のアウトドアブランドを中心としたプロダクトの輸入・販売に、オリジナルアウトドアギアの開発・販売を行う人気のアウトドアショップ「アンプラージュインターナショナル(UPI)」。自然の中であたたかく生きる人々と共に歩むアウトドアライフ企業を謳う同社の、2023年秋から2024年夏に展開する新製品展示会が開催されました。
二次燃焼する人気焚き火台の「solo stove(ソロストーブ)」からは、スタンド付で卓上でも使用できるサイズの「メサ」が計5色のカラーバリエーションで登場。また、日本の職人がつくるこだわりの焚き火道具「TAKIBISM(タキビズム)」からは、焚き火タイムをさらに楽しませてくれるユニークなアイテムが新発売となります。
UPI24SS展示会で見つけた、注目の新作アイテムをピックアップしてご紹介します。
※掲載している価格は、いずれも税込価格です。
焚き火時間を楽しませてくれる焚き火専門ギア「タキビズム」の新作
直火に近い感覚で焚き火ができる焚き火台「リアル ファイヤースタンド ジカビ」等、メイドインジャパンの焚き火専門ギア「タキビズム」からは、焚き火時間をさらに楽しませてくれる新作、長いペグを組み合わせて使う「ロングペグ」が発売となります。
地面にロングペグを打ち込み、ハンガーラックのようにギアを吊り下げて使ったり、トライポットのようにケトル等を吊るして使うことも可能。ジカビやシェラカップ等、タキビズムの他アイテムとも相性抜群の新作になります。
ロングペグは、5本セットもしくは1本単位で購入することができます。
既に発売中のアイテムですが、タキビズムには「焚火パラパラ炒飯セット」というユニークなギアもあります。焚き火の強い炎で作るパラパラ炒飯。中華鍋とオタマがセットになっているので、キャンプで本格的な中華料理作りという楽しみを提供してくれます。
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ソロストーブに5色のカラーから選べる新サイズの焚き火台
人気の焚き火台ソロストーブから、スタンド付で卓上でも使用できるサイズのコンパクト焚き火台「メサ」が登場します。
メサ本体のサイズは、直径13cm × 高さ14.5cm(約)で、スタンド使用時の高さは17.5cm。カラーはスティール、アッシュ、マルベリー、ウォーター、ディープオリーブの5色から選ぶことができます。
二次燃焼で不快な煙の発生が少ないというソロストーブの魅力はメサも同様で、薪だけでなく、ペレットでも使用することが可能な焚き火台となっています。
ソロストーブ メサの価格は14,300円で、2023年10月下旬に発売開始予定です。
高品質のアウトドアグローブ「CRUD」
焚き火を楽しむ時等に欠かせないアイテムの一つがグローブ。UPIでは、スウェーデンのアウトドアグローブを中心としたブランド「CRUD(クルード)」のレザー製品も取り扱っています。
クルードのグローブは、強度と美しさとともにはめた時のフィット感に魅力があり、ユーザーの好みに合わせて縫い目が外側のタイプと内側のタイプがあります。
熟練の革職人による手作りというアイテムで、使えば使うほど手に馴染んでいくアウトドアグローブです。
モーラナイフからは初のプレミアムラインも
安価で購入できるアウトドアナイフとして人気の「モーラナイフ」からは、ブランド初となるプレミアムラインが登場します。「アッシュウッド コレクション」と言い、高級感溢れるデザインのパッケージに包まれ、販売されます。
アッシュウッド コレクションのナイフは、ナイフ作りの歴史に大きな影響を与えたという4名の方が商品名の由来となっていて、「フィン(19,800円)」、「ルーク(26,950円)」、「ウィット(24,200円)」、「ロンボ(24,200円)」の4種類。モーラナイフの誇りと歴史に敬意を表したプロダクトになっているとのこと。
モーラナイフではまた、木材を削る用のナイフであるウッドカービングナイフと木材がセットになったオリジナルの木彫りアイテムが作れるキットも発売されます。
キャンプ場で過ごす時間の中で制作するのにオススメのアイテムで、家族に幸運をもたらしてくれるというスウェーデンの妖精トムテを木材を削って作ることができます。
ヘレナイフからは新アクセサリー
ノルウェーの人気アウトドアナイフ「ヘレナイフ」からは、新アクセサリーとしてベルトクリップが登場します。アウトドアでナイフの鞘をベルトに通していると、しゃがんだ時等に邪魔になったり、鞘の取り外しが面倒だったりします。
ベルトクリップは、そんなちょっとした煩わしさから解放してくれるアイテムで、ベルトループに鞘でなくアクセサリー本体を通すので、しゃがむ際等も邪魔にならず、カラビナで鞘とつないでいるため、取り外しも簡単にできるというアクセサリーです。
ヘレナイフのベルトクリップは、3,300円でカラーはブラウン、ブラック、グリーンの3色展開。ただグリーンは数量限定での生産予定となっています。
ユニークなドイツ製クーラーボックス「QOOL」
23年秋冬より、新たにドイツ製のクーラーボックス「QOOL(クール)」が登場します。QOOLは、ドイツのVa-Q-Tec(バキュテック)社のプロダクトで、バキュテック社はコロナウイルスワクチン等の医療品輸送の技術も手掛ける真空断熱業界のパイオニア企業。
QOOLは、そのバキュテック社の真空断熱パネルを6面に全てに使用しているため、高い保冷力が自慢のクーラーボックスです。UPIはQOOLの保冷力について独自調査を行い、クーラーボックス内に市販の氷を満タンに詰めた状態で氷が完全に溶けるまでの日数を観測したところ、Mサイズで19日、Lサイズで22日という結果だったそう。
容量約27LのMサイズと43LのLサイズがあり、カラーはブラックとブルーの2色展開です。
Mサイズで約5.6kg、Lサイズで約7.6kgと一般的なハードクーラーと比較して圧倒的に軽いという特徴もあります。
耐荷重150kgのため蓋はイス代わりに座ることも可能で、座る時用のクッションシートも用意されています。また、蓋の上に載せてテーブルとして使う用のカッティングボードもアクセサリーとして発売されています。
スウェーデン発のカトラリーブランド「WILDO」
スウェーデン発のカトラリーブランド「WILDO(ウィルドゥ)」。スウェーデン軍のデザインを採用したというカラーバリエーション豊富なカトラリーも新たに発売開始となります。
どの製品も軽量で、カラビナ用の穴がついているので、利便性の高いアイテムです。
スタッキング可能なため、持ち運び時にも便利で、マグは内側に軽量メモリが付いています。北欧の過酷な気象条件でも使えるタフさを備えているというカトラリーで、WILDOというブランド名は、「Wild Outdoor」からとられているそう。
アウトドアライフを体験、自然を体感できるアウトドアショップの「UPI」
UPIは2023年9月現在、表参道、鎌倉、京都、オンネトー(北海道)と全国に4カ所直営店があり、いずれもアウトドアライフを体験、自然を体感できるアウトドアショップとなっています。
今回ご紹介したUPIの2023年秋~2024年夏の新商品は、UPIで取り扱いのある数多くあるブランドの一部にすぎません。ご紹介した新商品やその他のアイテムを実際にチェックしに、またUPIの提案するアウトドアライフを体験しに、UPIの店舗を訪れてみてはいかがでしょうか。