さまざまなアウトドアシーンで大活躍!テントファクトリーの数あるチェアのなかから、人気の高い3アイテムを紹介!

公開日:2023 / 11 / 28
最終更新日:2023 / 11 / 28

「テントファクトリー」はその名の通り、テントのラインアップが10種類以上という多彩さを誇るブランドですが、実はチェアのラインアップも多いことをご存じですか? ベンチをあわせると全9モデルあり、デザインや座面高の違いなどバリエーションも豊富です。

そこで今回は、特徴のあるチェア3モデルを徹底紹介! 自分の好みやキャンプスタイルに合ったモデルを見つけてみてください。

ローとハイの中間的な高さの「TFローバーチェアMH」


「ローバーチェア」とは、イギリス軍のランドローバー製トラックに搭載されたことから、このような通称で呼ばれているミリタリーチェア。薄くたためてかさばらず、デザイン性にもすぐれていることから、多くのアウトドアメーカーからリバイバルされています。

そんな人気アイテムをテントファクトリー独自の視点で開発したのが、この「TFローバーチェアMH」です。カラーはオリーブグリーン(BOL)とブラック(BBK)の2種類。

安定感があり独特の形状をした脚部のデザインや木製のアームレストは、ローバーチェアの特徴を踏襲していますが、オリジナルの工夫が随所に見られます。

シーンを選ばない「ミドルハイ」スタイル


いちばんの特徴は、独自の「ミドルハイ」という座面高を採用しているということ。一般的な「ハイチェア」の座面高は45cm前後、「ローチェア」は30cm前後に設計されていますが、このモデルの座面高は38cmに設計されています。これにより立ち座りがしやすく、長時間座っていても疲れません。

このようなミドルハイ設計にすることで、ハイスタイルのダイニングテーブルにもマッチしつつ、ロースタイルのテーブルにもフィットします。

近年人気の高まっているウッドロールテーブルにもピッタリ。これ1脚あれば、ハイスタイルにもロースタイルにもアレンジできるので便利です。

フレームや生地に補強を加えてより快適に


背もたれ上部には、補強のためのフレームを採用。可動式のアーチ形状をしているので、寄りかかっても背中が痛くなりません。さらに背もたれと座面の生地についても、耐久性を向上させるためにダブルレイヤー(二重仕上げ)を採用。より快適に、そして長く使い続けることができます。

サイズは約54.5×59.5×82cm、アルミフレームの採用で重量は約2.7kgと軽量。収納サイズは約55x82.5x10cmと薄型なので持ち運びやすく、クルマへの積載や家での保管場所もとりません。ソロキャンプはもちろん、ファミリーキャンプで複数そろえても、かさばらないので助かります。

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アームレスト付きでコンパクトな「スパイダーアクションチェア」


気軽に持ち出せる使いやすさと優れた機能性で人気の高いファニチャー「スパイダーシリーズ」。なかでも人気のあるモデルが、さまざまなシーンで使えるハイチェア「スパイダーアクションチェア」です。

座り心地のいいアームレスト付きでありながら、コンパクトにたためる収束式。持ち運びやすい専用のキャリーバッグも付属しているので、キャンプはもちろん、BBQやビーチ、お花見など、あらゆるレジャーで便利に使えます。

そんな「スパイダーアクションチェア」が、どのようなチェアなのか、詳しく紹介していきましょう。

欧米向けのヘビーデューティーモデル


このモデルは、欧米向けに開発されたフレーム構造を採用。サイズは約51×52×83cmと、一般的なチェアに比べてひとまわり大きいのが特徴です。さらに耐静荷重が120kgあるので、大柄な人でも安心して座れます。


背もたれ上部がラウンドした「アーチシートバック」を採用。肩口全体を覆う形状のため、ホールド感が高く座り心地も抜群です。またアームレストの右側にはカップホルダー、左側にはマルチポケットを装備。ドリンクだけでなく、スマホなどの小物を入れておくこともできます。

収納サイズは約16×16×86cm、重量は約2.5kgと軽量コンパクト。ショルダーストラップが付いたキャリーバッグが付属しているので、楽に持ち運ぶことができます。

テスリンメッシュはビーチにも最適


ハイスタイルのダイニングチェアとしてだけでなく、ローテーブルと組み合わせたロースタイルにもフィット。


またコンパクトで気軽に持ちだけることから、BBQなどのデイキャンプでも活用できます。


カラーは、ブラック(MBK)とカモフラージュ柄(CAT)の2種類から選べます。


またブラックは、生地にテスリンメッシュを採用。通気性や耐水性に優れているので、マリンレジャーなどにも最適です。

あぐらもかける「スパイダーウルトラローアクションチェア」


同じ「スパイダーシリーズ」の中でも、ソロキャンパーを中心に人気があるのが「スパイダーウルトラローアクションチェア」です。


カラーは、ブラック(MBK)とカモフラージュ柄(CAT)の2種類。サイズは「スパイダーアクションチェア」に比べ、ひとまわり小さい約45.5×45.5×50.5cmですが、「スパイダーアクションチェア」同様、欧米向けに開発されたフレーム構造を採用しているので、耐静荷重は120kgと安心感があります。


このモデルの魅力は、座面高約19.6cmの“ウルトラロー”スタイル。ここまで低いと、座れば自然とあぐらをかけるので、地面に直接腰を下ろしている感覚でくつろぐことができます。


サイズが小さいので、収納サイズも約14.5×14.5×52cmともちろんコンパクト。重量も約1.8kgと軽量なので、持ち運びも楽にできます。

ウルトラローならではの使い方が楽しめる

シーンに合わせてさまざまな使い方ができるのも、座面高が非常に低いこのモデルの魅力です。


とくにおすすめなのが、ロースタイルのキッチンレイアウト「コックピットスタイル」。ローテーブルやBBQグリルと組み合わせてチェアのまわりにレイアウトすれば、最小限の動きで、調理から食事、くつろぎの焚き火時間まで、何でもできてしまいます。



そのほかにも、テントの前室にレイアウトしたり、囲炉裏テーブルを使ってくつろいだり、ピクニックに持ち出すこともできます。

さまざまなシーンで活躍する、テントファクトリーのチェア。お気に入りの1脚が見つかったら、さっそくアウトドアへ持ち出してみましょう!

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牛島 義之

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター&ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。

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