DODから発売されている焚き火台「リングヲモヤセ」。プロレスリングを模したという“クセ強な”コンセプトのアイテムです。
こう言っては失礼ながら、製品を初めて見た人の中には「ネタ的なアイテムなのでは……?」と思った人も多かったのではないでしょうか。
ところがよく話を聞いていると、どうやらかなり実用的な焚き火台とのこと。DODの公式サイトで「リングヲモヤセ」の情報を見ているうちに、なんだかとても気になってしまったLANTERN編集部。
こうなったらと、DODから焚き火台「リングヲモヤセ」をお借りして、LANTERN編集部員とLANTERNが運営するキャンプ場「LANTERN CAMPING FIELD MORIYA」のスタッフで検証してみることしました!
かわいいケースでコンパクトに収納
まずは付属の収納ケースです。
DODのロゴが配置されたかわいいケースは、縦34cm×横34cm×高さ12cmのバックタイプで、両サイドに持ち手が付いていてコンパクトですね。
中には焚き火台の部品がしっかりと収まっているので、収納や持ち運びに便利です。誰でも気軽にアウトドアへ持ち出せそうです。
【今回使用する部品はこちら】
・リング/ロストル(底のネット部分)
・ポール×4本
・ワイヤーロープ×3本
・ボルト×12本
・ウイングナット×12本
・遮熱スタンド
・ゴトク
・キャリーバッグ
・タイベルト(※)
※撤収時に4本のポールをまとめるものです。画像にはありません。
「リングヲモヤセ」の組立方法
初めて使用する場合は、まずワイヤーロープを組み立てます。
ワイヤーロープにボルトを4本通していきます。
ロープのネジをしっかりと止めましょう。
同じ要領で、3本のワイヤーロープを組立てていきます。
少し手先を使う作業ですが、一度組立ててしまえばこのままの状態で収納ができるので、2回目以降の組立てでは、この作業をする必要はなくなります。
ポールを4本立てます。写真には写っていませんが、底にロストルも敷きましょう。
ボルトとナットでロープを固定していきます。最初は少し緩めに締めましょう。キツく締めてしまうと、うまくロープを張ることができなくなってしまうので注意してください。
張り具合の目安は、ワイヤーロープの中央にゴトクを置いた時にたわみが約2cmになるくらい。張りが強すぎるとワイヤーが切れたり本体が変形する場合があるそうです。
全てのロープを設置したリングと、遮熱スタンドです。
重ねれば「リングヲモヤセ」の組立ては完成です!
「リングヲモヤセ」という製品名から、ちょっとネタっぽい印象を受けてしまいますが、実際に組立ててみると、無骨でかっこいいデザインであることがわかりますね。
キャンプ場のスタッフたちからも、「なんだか思ったよりもすごくかっこいい!欲しいです!」と好評でした。
ゴトクを付けて調理も可能
こちらの焚き火台、デザインがかっこいいことは組立ててみてわかりましたが、機能面はどうでしょうか。確認していきます。
付属のゴトクを設置してみました。なんと耐荷重20kgという丈夫なゴトクです。ダッチオーブンによる焚き火調理も可能ですね。
寒さがこたえる秋や冬キャンプで、体を温める鍋料理をするのが楽しみなキャンパーさんも多いと思いますが、そんな方にもおすすめのアイテムです。
続きはこちら⇒【リングは燃え上がるのか?!実際に焚き火をしてみた】