日本の冬と言えば、家の中にこもってこたつでみかん、時々うたた寝……。「こたつで寝たら風邪ひくよ!」と親に怒られるまでがセットです。
とはいえ、最近は冬にこたつを出す家も減ってきていますよね。こたつのある日本らしい風景もやがて失われてしまうのでしょうか。
いいえ、そんなことありません。こたつはおうちではなく“テント”の中で確かに生き続けているのです。
というわけで今回はLANTERN編集部員が冬のキャンプでこたつをセッティングした様子をご紹介しましょう。
“テントでこたつ”に必要なもの
・キャンプテーブル(脚と天板が分離していて、ローに調節できるもの)
・大き目の毛布かブランケット
・電気カーペット
・こたつ用敷マット
・マット
・電源
キャンプでこたつをする場合は、一般家庭で使うような机の下にヒーターが備え付けられているタイプではなく、電気カーペットを使用するのが手軽です。
こたつをセッティング
まずグランドシートの上に断熱マットを敷いていきます。キャンパーにおなじみの銀マットですね。
これで地面からの冷気をシャットアウトします。
続いて、電気カーペット、カーペット用のマット、テーブルの脚をセットしていきます。
テーブルのサイズに合った毛布をテーブルの脚に乗っけます。
最後にテーブルの天板を置いて完成!あっという間です。
こたつキャンプのちょっとしたポイント
見ての通り、大変簡単に設置できるので、誰でもセッティングできるこたつキャンプ。その中でちょっとしたポイントをお伝えしましょう。
➀ テーブルは天板と脚が分離するタイプで“ロータイプ”に調節できること
手持ちのキャンプテーブルで代用しやすいのが、こたつキャンプの良いところですが、肝心のマイテーブルの天板が脚と分離できないと、毛布やブランケットを挟むことができません。
➁ カーペットのサイズはほどほどに
電気カーペットを使用する際の電源は、電源サイトの備え付けコンセントかポータブル電源を選びます。
電気の使用量に制限があることを考えると、少人数であれば電気カーペットのサイズは1畳~1.5畳程度がベターです。
ちなみに電源がないときは、湯たんぽを入れておくという方法もありますよ。
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