2024年2月2日(金)~2月5日(月)に開催された、「ジャパンキャンピングカーショー」にLANTERN編集部が潜入!
前編は、気軽に使いやすい軽キャンピングカーや、趣味にも仕事にもつかえるカスタムキャンピングカーをご紹介しました。
後編の今回は、本格派キャンピングカーやサウナが楽しめるトレーラーを中心に、家のようにくつろげる空間が広がる車両や便利な機能が満載のキャンピングカーをご紹介します。
↓ 前編はこちら ↓
【前編】展示300台以上!ジャパンキャンピングカーショー2024で気になる車両をピックアップ!
気になる車両をピックアップ
ここからは、LANTERN編集部員が「機能」「見た目」「遊び心」などのポイントを押さえた車両をご紹介します!
株式会社SR建築工房
「株式会社SR建築工房」「株式会社ホスピタリティテック」「株式会社大トーテクニカル」「株式会社メディアフロント」の4社が合同で作り上げる「GLAMVILLA(グランヴィラ)」プロジェクトは、トレーラーハウスを中心として別荘やアクティビティなどを手軽に提供することを提案している会社です。
そんなチームが作りだしたサウナ車両が、ジャパンキャンピングカーショーでひと際注目を集めていました。
【GLAMVILLA SiNRA(グランヴィラシンラ)】
天窓部分が特徴的なデザインとなっている「グランヴィラシンラ」のサウナトレーラー。どんな場所にも移動して、サウナを楽しむことができます。
内部を見学させていただいたのでご紹介します!
まず、木の香りがするドアを開けて車内に入ります。展示車両のため現在は設置されていませんでしたが、この空間ではシャワーが使用できるようになり、脱衣室として利用可能とのことでした。
車内に入ってまず目の前に広がるのはガラス張りの天井。
今回は望める景色が幕張メッセの天井ですが、実際に設置する場所を緑豊かな場所にすれば気持ちの景色が広がり、空が望める所に設置すれば大きな青い空や満天の星空が望めるサウナです。
本格的なサウナ設備が設置され、木の香りいっぱいのトレーラー内で“整う”ことができますね。
トレーラー内は広々とした空間で、曲線的なベンチがぬくもりのある座り心地。
移動できるサウナトレーラーは、場所を変えて様々なロケーションで楽しむことができるのが魅力的。
かなり移動が大変なのではないかと思いましたが、パジェロ等で牽引することができるとのことでした。
カスタム次第で、サウナ車両としてではなくベッドを入れてグランピング用の客室として利用することもできるそうです。
一般のお客様からも注目を集めていましたが、キャンプ場などのオーナーからも大きな注目を集める車両でした。
こちらのグランヴィラシンラを設置したキャンプ・グランピング施設を建設中とのこと。OPENが楽しみです!
LTキャンパーズ
日本最大規模のキャンピングカーメーカーの(株)VANTECH(バンテック)の正規販売店であるLTキャンパーズは、長野県にあるキャンピングカーショップです。
VANTECHの車両以外にも様々なキャンピングカーを販売していますが、今回は福島県のヨコハマモーターセールスとコラボして製作したオリジナルのキャブコン「REGARD NEO +」をチェックしてみました!
【REGARD NEO +(レガードネオプラス)】
トラックをベースにシェルを架装した“キャブコン”キャンピングカーで、走行性能に加えて居住空間の快適性を加えたモデルになっています。
後部空間には開放的で十分な広さのシートが設置されています。
こちらのシートは展開することでベッドになるそう。広々とした空間で就寝することができそうです。
ちょっとした調理をするために充分なキッチンが用意され、上部には調理中の煙や臭いを外に排出するクッカーフードが装備されています。
もちろんトイレも設置。
後部座席天井に格納されているベッドはワンタッチで広げることができ、広々としスペースが生まれます。
乗車定員は2WD車で8名/4WD車で9名となっていますが最大6名が就寝可能。小さな子供であれば、プラス2名ほどは一緒に寝られそうなスペースとなっています。
広々とした空間で、この車が一台あればどこにでも行ける。安心感のあるキャンピングカーでした!
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