親子でのデュオキャンプの注意点
ソロキャンプでは、大人1人なら何とでもなりますし、ファミリーやグループでの大人数なら大人の目も増えて危険を避けられます。
しかし子供と2人だけのデュオキャンプだと、準備や撤収、移動時などのちょっとした調べ物をする間、一瞬目が離れてしまう場合も。息子は中学生になったばかりなので小さなお子さんほどではないですが、やはり注意が必要です。どんなレジャーでもそうですが、子供の安全を第一に考えることが重要です。
子供から目を離さない
川沿いなど水辺のキャンプ地では、親がテント設営や食事の準備をしている間に、子供が川遊びをして溺れてしまう…などの事故が起こる可能性もあります。
子供の年齢や性格にもよりますが、川や高い場所からの転落などの危険を予想して、対策を考えておきましょう。
テント設営や準備などを、お子さんと一緒にできれば安心ですが、そうでない場合は、本人が興味を持つような役割を任せて、“親の目の届く場所”でチャレンジしてもらうと良いでしょう。
食事の工夫も
食事の準備で子供から目が離れてしまうことが予想される場合は、最初のうちはインスタント系の食事にしたり、近くの外食できるお店で済ませたりするなどの、割り切りも必要です。
キャンプ=キャンプ飯という形にこだわらず、柔軟に子供の安全を優先し、出来るだけ子供と一緒に遊ぶのも良い思い出になるでしょう。
もちろん一緒に作ってしまうのも一つの解決策ですが、刃物や火など、こちらも年齢によっては難しい場合がありますし、何よりデュオキャンプですから、大人が作業に集中しているときに、誰かに見てもらえないということは常に頭に置いておきましょう。
着替えが用意できない場合、服は速乾性の素材のものを選ぶ
今回のように、荷物の制限の多いULデュオキャンプでは、車移動と違って子供の着替用の服に余裕を持てない場合があります。
そんな時は、濡れても乾きやすい速乾性の高い素材の洋服を用意するのがおすすめです。水遊びや外遊びで汗や水分を吸っても、すぐに乾きます。
ちなみにアウトドアブランドのウェアは、速乾性の高い高機能ウェアが充実していますが、子供服はすぐにサイズアウトするので、ワークマンなどの低価格ウェアを活用するのも良いでしょう。
また、万が一のことも考えて、事前にコインランドリーの場所も調べておくと、乾燥機が使えるので安心です。キャンプ場によってはランドリーが設置されている場合もありますので、そこに泊まるのも一案ですね。
まとめ
久しぶりの父と息子でのデュオキャンプ&初めての輪行でしたが、結果はとても充実したものになりました。
反抗期を迎えた息子と、焚き火を囲んで親子で語ったり、同じテントで並んで眠ったりしたのはとても良い思い出になりました。
もう少し息子の体力がついてきたら、行動範囲を広げていくのも良いかなぁと夢も膨らみました。
キャンプは、親子で大事な時間を共有できる、とても素晴らしい体験になりますよ。
最近ファミキャンにお子さんが来てくれなくなったと嘆くお父さん、お母さんも、新たな体験や遊びを提案して、お子さんを誘ってみませんか?
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