登山愛好家に聞く!パッキングの基本とおすすめのコツ。夏の登山の服装も紹介

公開日:2024 / 06 / 09
最終更新日:2024 / 07 / 01

登山の際の服装と靴選びは?

夏の登山には、どんな服装をしていけば良いか悩んでいる初心者さんは多いと思います。そこで、日帰りから本格的な登山まで、どんな服装で挑めば良いか、そして、どんな登山靴を選べば良いかを紹介していきます。

靴の選び方

登山に必須なのが登山靴です。登山靴は普段履きのスニーカーと比べ、長時間歩くことを想定しているためソールが硬くてなっています。

底面も凸凹(でこぼこ)形状になっているため、滑りやすい地面や凸凹道でも疲れにくくしっかりと地面を掴んで歩くことができます。

左:ローカット/中央:ミドルカット/右:ハイカット(雪山用)

傾斜もゆるく荷物が少ない日帰り登山程度であればローカットの靴でもいいのですが、ガレ場(岩や石が積み重なっているところ)などを長時間歩く場合は、足が疲れにくいミドルカット以上の靴を選びましょう。

基本的にローカットはソールが柔らかく、ハイカットはソールが固くなっています。

夏の日帰り登山の服装

登山の服装の基本は“レイヤリング(重ね着)”です。暑さ寒さに対応できるように、ウィンドブレーカーなどを用意し、重ねて着ることで体温を調節します。

素材のおすすめはポリエステル。服が汗で濡れたままになると体温が奪われるため、速乾素材を選ぶのが基本です。乾きづらい綿素材の衣類は避けましょう。

初心者におすすめの高尾山や筑波山などの簡単なコースでは、比較的軽装で挑むこともできます。

日焼けや虫よけ、怪我対策として長袖長ズボンを着用することもあります。

登山の際には日差し対策として、帽子とサングラスも用意しておくと安心です。

夏の宿泊を伴う登山の服装


平地は気温が高い夏でも、テントや山小屋で1泊して挑むような山は標高が高く、気温や天候の変化が大きいので、しっかりとウィンドブレーカーなどの長袖を用意しましょう。

インナーには速乾性のあるウェアを着用するなど、レイヤリングして体温調節ができるようにします。

標高の高い山は、登るにつれて気温が下がり、寒くなってくる場合もあります。ダウンなどしっかりとした保温着を持って行きましょう。もちろんテント泊での朝晩の防寒具としても役に立ってくれます。

まとめ

今回は登山用リュックのパッキングと、服装について紹介しました。

多くの山が雪解けによって開山し、まもなく登山シーズンを迎えます。

初めての登山を楽しく、安全、快適に行えるように、しっかりと予習をして挑みましょう!

登山用リュックと普通のリュックの違いや必要な大きさについて紹介している記事もあるので、こちらも併せてチェックしてみてくださいね!

↓ 登山用のリュックについてチェック ↓


「登山用リュックは何でもいいの?大きさは?」リュック選びの悩みを登山歴13年のスタッフが解決

目標としていた山を登り切った時には、疲れも吹き飛ぶほどの達成感を覚える登山。

今後も初心者におすすめの山や、登山に関する情報などを発信していきますので、ぜひチェックしてくださいね!

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