“キャンプ初心者妻”と“キャンプ興味なし夫”の初キャンプ日記。夫の正直な感想とは?

公開日:2024 / 06 / 13
最終更新日:2024 / 07 / 01

キャンプを始めてみたいけど、身近な友人や家族を誘ってみたら思いのほか反応が悪い……なんて経験はありませんか?

私自身もインドア派な夫にキャンプを好きになってもらうのはハードルが高いと感じていました。

今回はアウトドア派で初心者ながらキャンプに興味深々である「キャンプ初心妻」が、インドア派で「キャンプ興味なし夫」をなんとか連れ出すまでの過程と、そんな夫にも楽しんでもらえるよう、試行錯誤してキャンプをしてみた結果をご紹介します!

↓ こちらもオススメ ↓


中学生になった“反抗期の息子”と二人きりの自転車キャンプ!親子の距離を縮める1泊2日のアクティブ旅

夫がキャンプを好まない理由

そもそもなぜ夫がキャンプを好まないのか聞いてみました。次のような理由があるそう。

・休日は体力を使わず家でゆっくり休みたい
・テントや焚き火台など、キャンプギアを設営するのが大変
・虫が嫌い

まさにインドア派の模範となるような理由でした。

正直、質問する前から想像していたような回答ではありましたが、なぜキャンプに興味がないのかは整理できました。休日に面倒なことや思いをしたくないんですね。

キャンプ初心者妻、お手軽キャンプを提案してみる

面倒なことを嫌がる夫から「キャンプに行ってもいいよ」という言葉をもらえるように、キャンプ初心者妻なりに考えて提案してみることにしました。

テーマは手間なくリラックスできる“お手軽キャンプ”!

私と同じように、いきなりキャンプに興味を持ってもらうのはハードルが高い。まずはキャンプへの抵抗感を軽減することから始める作戦です。「リラックスできるか」「手軽にできるか」をテーマとしてこのような提案をしてみました。

・事前にテントが張られている状態で始めることができるプランを予約して準備を最小限にする
・空き時間はリクライニングチェアでリラックスムードを作る
・食べることが大好きな夫が、食べたいと思うキャンプ飯を作る
・近くに天然温泉があるキャンプ場を選び、ちょっとした旅行気分を感じてもらう

結果は、「最低限の準備で済み、不便さを感じなければ1回行ってもいいよ」という返事でした。

夫婦でキャンプが決定!当日までの期待と不安

ついに夫とキャンプに行くことが決まり、キャンプ初心妻は期待でいっぱいです。

ただ懸念点が残っていました。虫が嫌いという点は直接キャンプ場に行ってみないとわかりません。

また、テントは予め設営してあっても、焚き火台などの組み立てや焚き火の火起こしなども面倒に感じないか、たくさんの不安を抱えながら当日を迎えました。

「キャンプ初心者妻」と「キャンプ興味なし夫」いざキャンプへ

期待と不安を抱えながら当日を迎え、無事にキャンプ場に到着。

結論から言うと、キャンプ初心者妻は初めてのキャンプに興奮の連続で、ハプニングもありながらも大満足のキャンプになりました!

一方、キャンプ興味なし夫の反応は……。不評だったところはありましたが、好評だったところの方が多い結果となりました!好評だったところと不評だったところ、それぞれ夫の正直な感想を紹介します。

好評だったところ

準備が最低限で済んだから面倒くさくなかった!

手ぶらプランを予約したため、キャンプ場に到着した時点でキャンプサイトにテントが張ってある状態でした。そのため、準備に時間を要することなく始めることができました。

また、焚き火台も簡単に組み立てができ、面倒な気持ちになることもなく、キャンプを始めることができた点が好評でした。

特別なキャンプ道具を使った無水カレーが美味しくてまた食べたい!

夫が大好きなカレーをダッチオーブンで無水カレーを作りました。日常で使っている鍋で作るカレーよりも食材が柔らかくなり、そのあまりの柔らかさにキャンプ興味なし夫は衝撃を受けていました。

実は筆者、このキャンプに向けて美味しい白米でカレーを食べてもらいたいという思いから、南部鉄器のご飯釜を購入していました。キャンプ初心者妻としては、炊飯器以外で白米を炊く経験が少なく、美味しく炊けるかどうか不安でした。しかし結果は少々白米が柔らかかったものの、「また食べたい」との感想だったので一安心でした。

次回は焚き火を使った肉料理をしてみたい!

カレーを煮込んでいる間にキャンプの醍醐味である焚き火で焼きマシュマロを楽しみました。

妻のやりたいことに夫は半ば強制的に付き合わされていると思いきや、マシュマロの他に焚き火で肉を串焼きにして食べてみたいと興味が沸いている様子。

次回のキャンプ飯のメニューが決まりました。

アウトドアでも自宅ソファーで過ごしているようなリラックス感!

夫はソファーでごろっと座り、スマホでゲームをするのが最大のリラックスタイム。そんな夫に日常と近い雰囲気を味わってもらうため用意したのがリクライニングチェアです。

過ごす場所が外になったというだけで、日常とそこまで変わらないのでよかったとの感想をもらいました。

キャンプ初心者妻としては、自然の中で過ごす気持ちよさを知って、夫がキャンプに対しての抵抗感がなくなってきているように感じました。

キャンプの後の天然温泉で旅行気分を味わえた!

絶景を楽しめる天然温泉キャンプ場を選び、個室露天風呂に入りました。ちょっとした旅行気分を味わえたと好評でした。

不評だった点

テント泊で腰を痛めた!

一番懸念していたテント泊。慣れていない寝袋のため腰を痛めてしまいました。

リラックスをテーマに掲げていたにも関わらず、肝心な寝心地に配慮ができておらず反省です。

次回は体に合った寝袋やキャンプマットを吟味するなど、工夫したいと思いました。

雨の中での片付けは面倒で時間もかかった!

翌朝から雨が降り、足元が悪いなかの不慣れな片付けは時間がかかってしまいました。

お天気が崩れるのは仕方のないことではありますが、撤収作業に慣れてくれば、雨の中でも短時間で行えるようになると思うので、少しずつ頑張りたいです。

まとめ

不評な点はあったものの、思った以上にリラックスして過ごすことができたと感じてくれたようです。キャンプに行く前よりも、アウトドアに対する抵抗感がなくなったようで、やはり行って体験してみないとわからないと実感しました。

また、「タンブラーでコーヒーを飲んで楽しみたい」「今度は焚き火で串焼きをしてみたい」と、夫からやってみたいことも聞くことができました。次回のキャンプへ行くきっかけになりそうです。

「キャンプ初心者妻」と「キャンプ興味なし夫」のアウトドアでの二日間。不満を抱かせてしまったり、うまくいかないこともありましたが、それでも二人での初めてのキャンプは一旦成功と言える結果になったと思います。

次回のキャンプは、キャンプ興味なし夫から「行ってよかった」と言ってもらえるように、キャンプ初心者妻の挑戦は続きます。

おすすめ記事

LANTERN編集部

キャンプの楽しさを伝えるLANTERN編集部です。
旬な情報からキャンプスタイルまで、キャンプに役立つ情報を幅広く発信します!

LANTERN編集部の記事一覧