日本最大級のアウトドア展示会「TOKYO OUTDOOR SHOW 2024」 が2024年6月28日(金)~30日(日)幕張メッセ国際展示場ホールにて開催されました。
2022年、2023年は東京オートサロンと併催されていたTOKYO OUTDOOR SHOW ですが、2024年は幕張メッセで単独開催となった今回のイベントは、キャンプギアやアパレル、車やグルメなど、200以上のメーカーやブランドが出展し、まさに屋内日本最大級のアウトドア展示会と言って過言ではありません。
注目のアイテムなどが展示されている中から、気になるブランドやグルメをピックアップ!会場の様子と合わせて紹介します。
気になるアジアンブランドに直撃
今回LANTERN編集部が注目したのは、アジアンブラントコーナーの韓国系ギアを取り扱う3店舗。スタッフさんにブランドや製品の魅力を聞いてみました!
HEKA
日本初進出となる「HEKA(ヘカ)」が取り扱うのはアウトドア用チェア。
カーミットチェアを連想させるチェアだなと思ってチェックしていたのですが、「似てるけれど、実は全くの別物なんです。」
とのこと。どのような違いがあるのでしょうか?
HEKAのチェアは、およそ100年前の戦時中、当時の将校が使っていたとされる椅子にインスピレーションを受けて作られたそう。
クラシックでありつつ、無骨さも感じるデザインですよね。
「立ち上がるのも楽で、ギシギシ鳴らず、座面も広いんです。」とのことなので、実際に座らせてもらいました。
低すぎず、高すぎず、確かに立ち上がりやすい。ちょっと斜めに腰かけてくつろいでも窮屈さを感じません。
収納袋はあるんですか?と聞いたところ、「背もたれの布を外してフレームをくるりと包むだけ。」とのこと。とても便利で、かっこいいですよね。
この収納性も戦時に必要な機能からインスピレーションを受けているそうです。
BELL ROCK
韓国で人気のアウトドア用調理具を販売する、Hanil Stainless Steel社製の「Bell Rock」
シンプルなデザインが印象的で、鍋や食器がスタックできるので持ち運びも便利な調理器具が揃っています。
オススメ商品はなにかきいてみたところ「アウトドアで使う小さなおちょこと真鍮が美しいやかんがオススメです!とても人気のある商品ですよ。」と教えていただきました。
焼酎や日本酒、マッコリなどを入れて飲むのにちょうどいいサイズのおちょこは、キャンプ中にぴったりですね。
「品質の良いステンレス製で、長く使えるのも魅力です」とのことでした。
シンプルで、どんなキャンプスタイルにも合いそうですよね。
日本ではなかなか入手できる機会がありませんが、韓国のアウトドア用調理器具の売上ナンバー1をとるほどの人気ブランドとのことでした。
WOOD FUEL
様々な人気アウトドアメーカーとコラボしてキャンプ用品を作成するWOOD FUEL。
キャンプ用エアマットやチェアなどのコラボデザイン商品を展開しており、韓国・日本・台湾・中国・タイの5か国で発売した際は即完売!日本でも注目の韓国ブランドです。
今回も様々なメーカーとコラボした商品を展示していました。
こちらはアパレルブランドネイタルデザイン(NATAL DESIGN)や人気ガレージブランドアシモクラフト(Asimocrafts)とコラボしたマットやチェア。
「同じブランドとのコラボでも、コラボごとに毎回違うデザインのものをつくるんです。」というこだわりを聞かせてもらいました。毎回デザインが変わるので、他の人と被りにくいのも魅力ですよね。
「お気に入りのブランドコラボやデザインがあったら、早めに手に入れてくださいね。」とのことでした。
「会場内にあるメーカーともコラボしていて、展示されているよ。」とのことだったので、会場内を歩きながら探してみたところ、老舗アウトドアブーツブランド「Danner(ダナー)」のブースでコラボ商品を発見!
他とちょっと違いを付けたいキャンパーさんにおすすめしたいブランドでした。
気になるグルメもチェック!
多くのキッチンカーが立ち並んでいましたが、なかでも注目度が高かったのが今SNSやテレビで話題の「G飯」。
いい匂いに誘われてLANTERN編集部がお邪魔したタイミングで、ちょうどTOKYO OUTDOOR SHOWの様子がテレビ中継されていました!
ガツンとにんにくの風味が効いて、程よいスパイス感が食欲をそそる簡単調理の調味料「G飯の素」を販売しており、キッチンカーでもガーリックライスを提供しています。
コレ1つで美味しい「G飯」ができるなんて、がっつり食べたい日のキャンプ飯には最高ですよね!
オンラインショップやイベントなどで入手可能ですが、SNSやテレビの反響があり現在は少し入手しづらいとのことでした。
G飯の松倉さんは、千葉県の新ご当地グルメ「黒アヒージョ」のアンバサダーとしても活動中で、千葉県のにんにくを使用し、隠し味に醤油を使った「黒アヒージョの素」も販売中。
これを使えば和食材や根菜など、少し変わった食材に合うアヒージョが簡単に作れるそうですよ!今回は購入できなかったのですが、とても気になりますよね。
その他のブースもちょこっと紹介!
会場内には沢山の人気アウトドアブランドが並んでいました。
ネイチャーハイク(Naturehike)
ワック(WAQ)
東京クラフト(TOKYO CRAFTS)
ドメギ(DoMeGe)
こちらの色彩鮮やかなシェードの数々を、多くの人が立ち止まってチェックしていました。
なんと老舗の紀州の漆器製造メーカーが2021年に立ち上げたアウトドアブランドなのだそうで、とても個性的で綺麗なランプシェードを取り扱っていました。
自治体ブースもチェック
自治体ブースではその土地の魅力やご当地の名産などを発信していました。
普段なかなか行かない自治体のことを知ることができるのも、イベントの醍醐味ですよね。
以前LANTERNでも紹介したことのある「Nordisk Hygge Circles UGAKEI」がある三重県いなべ市のブースにお邪魔しました。
いなべ市限定のラベルのご当地ほりにしが販売されていました!
お隣の宮城県栗原市ブースでは、アウトドア用で手軽に食べられるしんこもち「ぽんぽん」を発見。シェラカップで温めて食べることが出来るそうです。
味はえごましること川口納豆の2種。とても美味しそうです!
大盛り上がりのアウトドアの祭典
2024年の来場者は37,971名と大盛況で幕を閉じたTOKYO OUTDOOR SHOW 2024。
今回は紹介しきれませんでしたが、芸能人・アウトドア系YouTuberなどのトークライブや、自動車ブース、登山系アウトドアブース、各メーカーのコラボブースなど、会場内は盛りだくさんの内容でした。
2024年の盛況を受けて、2025年の開催も決定したそうです!次回の開催が待ち遠しいですね。