“直火コンセプト”の「タキビズム」。石巻市のデザイナー&メーカーとのコラボで斬新な焚き火台を生み出した

公開日:2024 / 12 / 01
最終更新日:2024 / 12 / 01

アウトドアライフアドバイザーの寒川一さんと香川県高松市の槙塚鉄工所が手掛けるこだわりの焚き火ブランド「TAKIBISM(タキビズム)」。

足元の暖かさを追求した「JIKABI」シリーズなどが高い人気を誇っています。

今回取り上げるのは、宮城県石巻市の三和工業をはじめとする企業と共に挑むプロジェクト「TAKIBISM x ISHINOMAKI」。石巻在住のデザイナー阿部友希さんが加わり、焚き火の原点である“直火”の世界観を表現したプロダクトを開発しました。

『小さな焚き火、美しい焚き火の深化版』をキーワードに、長年温められたコンセプトを踏襲し、生み出された焚き火台と五徳を紹介します。

石を味方にする焚き火台とは?「TAKIBISM JIKABI STONE QUEST ISHINOMAKI」


このプロジェクト生み出された焚き火台「TAKIBISM JIKABI STONE QUEST ISHINOMAKI」は、石を味方にする焚き火台なのだそう。

理由は珍しいデザインにあります。焚き火台のフレーム部分に“自分で探した”石を置ける7つのホールが開いています。焚き火の周りに石を置くことで、風を防いだり、鍋をかけたり、食べ物や飲み物を温めたりと様々な役割を果たします。

この「STONE QUEST(ストーン クエスト)」では、石を焚き火の一部として構成し、その石を自ら探すことで、世界に一つだけの焚き火台を創ることができます。

ステンレスの堅牢な本体フレームに、ハンドメイドで鍛造した炉皿を組み合わせただけのシンプルな構造で、本製品の直径は直径47.5cm、炉皿はJIKABIシリーズ最大の33cmとなっており、余裕をもって焚き火を楽しめる大きさです。

従来型のネジ式脚モデルに加え、収納や持ち運びに役立つロック機能付き折りたたみ式脚モデルの2種がラインナップされました。

自分が魅力を感じた石を置いて、自分だけの焚き火台完成させてみてはいかがでしょうか。

2種類の火を楽しめる「TAKIBISM JIKABI TWIN ISHINOMAKI」


2つの炉を持つ「TAKIBISM JIKABI TWIN ISHINOMAKI」は、今回のキーワードとしている「小さな焚き火」と「美しい焚き火」の2種類を同時に楽しめるモデルです。

先に紹介した「STONE QUEST」ど同様に、ステンレスの本体フレームにハンドメイドで鍛造した炉皿を組み合わせた構造となっています。

キャンプの参加人数や料理、使用環境などに合わせ自由で豊かな使い方はあなた次第。

持ち運びやすさにも工夫がされています。展開時には87.5㎝となる大きな本体フレームは、中央部分にヒンジを採用して折りたたむことができます。収納もしやすいですよね。

三和工業株式会社の緻密な設計と精緻な加工技術により製造された焚き火台は、槙塚鉄工所の魂を込めて打ち出すハンドメイドの炉皿と本体フレームがお互いの魅力を引きたてあう、美しいデザインに仕上がりました。

GOTOKU EXPAND ISHINOMAKI


全てのTAKIBISM JIKABIシリーズに対応する五徳「GOTOKU EXPAND ISHINOMAKI」は、火からの距離を調整できる伸縮式。

石巻の三和工業の職人により発案され、「TAKIBISM x ISHINOMAKI」の焚き火台シリーズと共に、石巻市在住のデザイナー阿部友希氏がデザインを手掛けています。

伸縮式で火との距離を調整できるこちらの製品は、耐荷重10kgとGOTOKUシリーズ共通のスペックを持ち、重たいやかんや鍋を組み合わせて焚き火台の機能を拡張することができます。

折り畳みが可能で、収納時もコンパクトに収まります。
※「STONE QUEST ISHINOMAKI」では最大に伸ばした状態でのみ使用可能。

丈夫な収納ケースも


別売りの焚き火台用キャリーバック「鹿の骨」は、石巻市在住の作家 福田美里氏のイラスト「SHIKA NO HONE」(牡鹿半島に生息するニホンジカをモチーフにデザイン)が大胆に型押しされています。

アウトドアでの使用を想定した、強靭で機能性の高い構造で、今回紹介したそれぞれの焚き火台と五徳がすっぽりと入るサイズ感となっています。

続きはこちら⇒【「TAKIBISM x ISHINOMAKI」個性派焚き火台はここでゲット!ふるさと納税の寄付先としても人気

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