普通のキャンプ飯じゃ飽き足りない!“丸鶏を泥で包んで焼き上げる”トンデモネーミングの豪快料理『乞食鶏(こじきどり)』に挑戦

公開日:2024 / 08 / 10
最終更新日:2024 / 09 / 10

乞食鶏のレシピ

丸鶏 700g 1匹分。2~3人前。

材料

A 詰め物の具材

  • 生姜 25g(みじん切りにする。約2かけ。生姜1かけはニンニク2粒くらいの大きさ)
  • 長ねぎ 40g(みじん切りにする。約1/3本)
  • 豚バラ肉 薄切り 50g(5mm角くらいの大きさに刻む)
  • 雪菜の漬物 25g(お湯でサッとゆで塩気を抜き、1cmくらいに刻んでおく。無くてもよいが、高菜の塩漬けで代用できる。)
  • 干しシイタケ 1個(水で戻し、1cm角くらいに刻んでておく)
  • タケノコ水煮 25g(1cm角くらいに刻んでておく)
  • ウズラのゆで卵 3-4個(人数分)
  • 春雨 35g(水で戻したもの、2cmくらいに刻んでおく)
  • サラダ油 大さじ1

B 詰め物の調味料

  • オイスターソース 小さじ1
  • 老抽 小さじ1/2(中国のたまり醤油。なければ濃口醤油)
  • 塩 1.5g(1つまみ半。1つまみは3本の指でつまんだ量)
  • 砂糖 3g(小さじ1)
  • 水 150cc
  • 片栗粉 小さじ1(同量の水で溶いておく)

C 丸鶏

  • 丸鶏 700g 1羽
  • 玖瑰露酒 小さじ2(玖瑰とよばれるバラの花を漬け込んだお酒。無くてもよい)
  • 老抽 小さじ2(なければ濃口醤油 小さじ1)

D その他

  • 蓮の葉 1.5枚
  • オーブンペーパー 丸鶏を包めるサイズ2枚
  • タコ糸
  • 陶芸用粘土 4kg

※粘土の量のみ、今回作ったものよりも増やして調整しています。

作り方

  1. フライパンにサラダ油を熱し、生姜、長ネギを入れ1分くらい炒める
  2. 豚バラ肉をいれ火が通るまで2分ほど炒める
  3. 雪菜の漬物、干しシイタケ、タケノコ水煮を入れ、2分ほど炒める
  4. 春雨とウズラの卵を入れる
  5. Bの水溶き片栗粉以外の調味料と水を入れる。春雨に煮汁を吸わせるため3分ほど煮込む。
  6. 水溶き片栗粉を入れ全体をかき混ぜた後、沸騰させる。このときウズラの卵を崩さないようやさしくかき混ぜる
  7. 「6.」をザルにあけ水気を切る。これを「詰め物」とする
  8. 蓮の葉を30分~1時間ほど水につけ柔らかくしておく
  9. 丸鶏に玖瑰露酒をまぶし軽くもむ
  10. 丸鶏に「7.」の詰め物をつめる
  11. オーブンペーパー2枚の上に、半分に切った蓮の葉1枚をのせ、「10.」をくるむ
  12. さらに半分に切った蓮の葉を2枚重ねタコ糸で縛る
  13. 「12.」を粘土で包む
  14. 予め火をおこしておいた焚火のかまどに「13.」を入れる。泥が渇いてきたら、炭になった薪をのせ上からも加熱する
  15. 1時間くらいたったら、耐熱グローブで上下を返す
  16. 合計2時間30分ほど加熱したら、取り出して完成

※「15.」で上下を返す手順と加熱時間を、今回実際行った手順からアレンジしています。
※肉を切ってみて火が通っていないようならば、蓮の葉で包みなおし、大きめの鍋に入れ蒸し焼きにしてください。
※焼けた粘土は土に還らないため、持ち帰ってください。

今回訪れたのは、奥多摩にある氷川キャンプ場です。川遊びができて楽しかったですよ。

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小笹 翼

LANTERN 編集部の料理担当。

読む本の9割が料理本のレシピ本マニア。食べたことない料理や食材は Do It Yourself の精神で生きてます。

今まで読みためた知識を活かして、分かりやすく再現しやすいレシピを書きたいです!

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