重曹をつかった手軽な消臭
重曹スプレーの作り方
用意するのは、水200ml+重曹小さじ2。
これをボトルに入れてよく振って混ぜるだけ。このくらいの濃度にしておけば、白い粉が衣類に残ることもありません。
この重曹スプレーを衣類にたっぷりとかけることで、消臭効果を発揮します。スプレーをかけて持ち帰ったら、普段通りに洗濯すればOK。手軽に消臭が完了します。
家に帰るまでの応急処置
スプレーがめんどくさい!という方は、脱いだ衣類を持ち帰る際、袋に重曹を入れておくことで、焚き火の臭いを抑えることができます。
しつこい煙の臭いに試してほしいアイテム
頑固な煙臭さは重曹スプレーだけでは落ちないことも。そんな時に活躍するのが、焚き火の匂い専用の洗剤や酸素系漂白剤です。
焚き火専用洗剤「焚き火 Wear Wash」
asobitoから10月に発売された、日本初の焚き火の匂いを消す洗濯洗剤「焚き火 Wear Wash」。
焚き火の臭いに悩むasobito(アソビト)の担当者の方が、実際に洗剤メーカーと開発したアイテムです。
焚き火の匂いをとるためには、焚き火臭をタオルにしっかり纏わせたものを使って開発しないといけない……ということで実際にこのようなこともしたそうですよ。
使い方は簡単で、普段の洗濯洗剤をこちらに置き換えるだけ。
頑固な匂いをとるのに必要な、つけ置きの時間や手でのもみ洗いが必要なく、柔軟剤と同時に使用できます。
蓋が軽量カップになっていて、1杯で15ml軽量できます。綿やナイロン、ポリエステルなどアウトドアウェア素材に対応しているので安心して大切なアウトドアウェアを洗えます!
洗剤自体は無香料なので、洗濯洗剤や柔軟剤の匂いに敏感な方でも使いやすいのが嬉しいポイント!パッケージもシンプルで可愛く、ランドリールームに並べていても違和感を覚えることもありません。
「キャンプでの焚き火が楽しみ!」という方は1本持っていると便利な洗剤ですよ。
焚き火の煙臭さを落とす方法
40~50度のお湯30ℓに対してオキシクリーンなどの酸素系漂白剤を大さじ2杯程度入れ、衣類を2時間ほどつけ置きすることで、“炭酸の力”が煙の臭いを分解してくれます。
そのあとはいつも通りに洗濯をして干すだけ。普段から使う洗剤で焚き火の匂いを効果的に落とすことができるので、オススメの方法です。
ただし、ウールやシルクにはNG。塩素系の漂白剤もありますが、色落ちしてしまうので絶対に酸素系を選んでくださいね。
衣類以外にも、どうしても臭いが付いてしまうのがシュラフ。洗濯OKのシュラフであれば、この方法でスッキリと臭いが落ちます。
BBQ臭さはこれで対策
BBQで出る煙は、通常の焚き火よりも油分が多く含まれます。そんな時に役に立つのが食器用洗剤です。
食器用洗剤でつけ置き
バケツや桶にぬるま湯をはり、食器用洗剤をいれて30分ほどつけ置きしてから普段通り洗濯することで、臭いや油汚れにも対応できます。
洗濯できないものも消臭方法
ダウンなど、洗濯できないものの消臭に有効な方法を紹介します。
スチーム
洗濯できないものに有効な方法を紹介します。
洗濯できない衣類の匂いとりは難しいですよね。そんな時にオススメなのが、湯気をあてること。
重曹スプレーをかけた衣類を浴室に干し、浴室のお湯をはってみましょう。
衣類の素材にもよりますが、スチーマーなどで湯気をあててもOKです。
洗濯ができない素材の衣類は、陰干ししてサーキュレーターなどで風を当てることでも衣類の臭いが落ちやすくなります。
キャンプ用消臭スプレー
就寝時に気になる臭いなど、ちょっと焚き火くさくて気になるな……という場面で手軽にすぐ気になる臭いの対策をしたい時は、アウトドアで使える煙の臭い対策スプレーも発売されています。
思い切り焚き火を楽しもう!
気になる焚き火臭さも、酸素系漂白剤や重曹などを使用した洗濯で消臭できれば安心して楽しめますよね!
今までキャンプやBBQ後の臭いに悩んでいた方は、ぜひ今回紹介した消臭方法を試してみてくださいね!