キャンプで役立つ“アウトドア用ナイフ”の種類、選び方、注意点をチェック。おすすめナイフもピックアップ

公開日:2024 / 09 / 13
最終更新日:2024 / 09 / 13

おすすめメーカー

シースナイフ

モーラナイフ(MORAKNIV) コンパニオン

エントリーユーザーからスペシャリストまで、多くの人に選ばれているオールラウンドナイフ。

ステンレススチール製のブレードで刃厚は約2.5mm。耐久性もあり、料理や工作にも適しています。
ポリマーとラバー素材のハンドルはグリップも良好です。

モーラナイフ(MORAKNIV) ガーバーグ

強度のあるフルタング構造で、ブレードの背だけでなくグリップエンドに出ている金属部でも火起こしが可能。

ステンレススチール製ブレードの刃厚は3.2mmでバトニングも可能でフェザースティック作りから着火まで、この1本で楽しめます。
調理への使用も可能ですが、刃厚があるのでスライスなどの調理には向きません。

フォールディングナイフ

オピネル(Opinel) アウトドアナイフ No.10

ステンレススチール製のブレードは折りたたみ可能。持ち運びに便利なナイフです。

よくアウトドアの最初の一本として選ばれるのがオピネルのアウトドアナイフNo.8は調理の際にちょっとしたものを切るのにピッタリ。
アウトドアシーンの調理で料理を楽しみたい方には、ある程度ブレードの長さがあるNo.10がおすすめです。

ちなみにバトニングには使えません。

オールドベア(Old Bear) イタリアンオリーブ M

オールドベア基本となるアイテム。ステンレス刃で刃渡り8cm。

ハンドルが木製でオリーブの切り出しタイプで、使うほどに味手になじみ味が出ます。

アウトドアシーンでのちょっとした作業や調理にピッタリのナイフです。

アーミーナイフ

ビクトリノックス(VICTORINOX)ハントマン アーミーナイフ

のこぎりやハサミ、栓抜きなど15の機能が付いた多機能コンパクトナイフ。

調理やバトニングには向きませんが、アウトドアシーンでのかゆいところに手が届くナイフです。

防災用品としてもピッタリで、防災バックにも1つ入っていると安心のアイテムです。

バトニングを楽しむ際の注意点

ナイフの刃を薪に当てて、ナイフの背をもう1本の薪で叩いて薪割をするバトニング。

これは、大きな薪を割るのには適していませんが、すでに割ってある薪を焚き付け用にさらに細かく割るのに有効です。

しかし、ナイフに負担がかかる手法でもあり、ナイフの寿命を縮めるため推奨しないという意見もあります。

バトニングに挑戦する場合は
・シースナイフのフルタング構造
・刃厚は最低3mm以上。理想は4mm以上
・刃渡10~15cm程度
・固すぎない鋼材
など、ナイフ自体の強度を考慮する必要があります。

また、薪の材質にも注意点があります。

割る木の太さは、ナイフの刃の長さに応じて3分の2程度の太さの物を選びましょう。

広葉樹は木が硬いため、無理にバトニングするとナイフを傷めてしまいます。木の柔らかい杉・松・ヒノキなどの針葉樹の薪で挑戦してみましょう。

他にも、必ずグローブを着用したり、お子さんが勝手にやらないようにそばで大人が必ず見守るといった点にも注意を払う必要があります。

ナイフの持ち運び注意点

ナイフの持ち運びで気を付けたいのが「銃刀法」。

銃砲刀剣類所持等取締法では、「刃渡りが6cmを超える刃物は正当な理由がなければ携帯できない。」となっています。

6cm未満であっても正当な理由がない場合は、軽犯罪法の規制対象になる場合があります。(違反した場合は2年以下の懲役又は30万円以下の罰金となる恐れがあります。)そのため、購入時やキャンプ場などの使用場所に到着するまではしっかりと厳重に保管し、安全に携帯しましょう。

ナイフでキャンプをもっと本格的に楽しもう

調べてみると色々な種類があって、どんなものにするか悩むナイフ選び。

奥が深いナイフの世界ですが、「キャンプで何をするのか」「何に使うナイフが欲しいのか」によって選ぶナイフが変わります。

グリップ感などは実際に自分で手にとってみないと分からないものです。

是非自分に合ったナイフを選んで、キャンプでのナイフワークを楽しんでみてくださいね!

2 / 2

おすすめ記事

LANTERN編集部

キャンプの楽しさを伝えるLANTERN編集部です。
旬な情報からキャンプスタイルまで、キャンプに役立つ情報を幅広く発信します!

LANTERN編集部の記事一覧