11月2日3日に東京都大田区のHANEDA INNOVATION CITYで開催された「ご当地ほりにし甲子園」のレシピコンテストを現地レポート。全国各地から集まった自治体が地域食材とほりにしを掛け合わせたレシピで熱戦を繰り広げました。
果たして、どんなドラマが待ち受けていたのでしょうか?予選から決勝までの戦いの軌跡をたどります。
ほりにしレシピの頂点を決める戦い、ついに開催!
雨模様となった大会初日、あいにくの空模様にもかかわらず、会場は出場者たちの熱気に包まれていました。大会のルールはいたってシンプル。地域の食材とほりにしを掛け合わせたレシピで競い、その頂点を決めるというもの。
まずは出場する24自治体が4ブロックに分かれて予選を行います。決勝に進めるのは各ブロックの1位のチームに加え、各ブロックの2位の中で最高得点のチームのみ。最終的に決勝まで残った5チームで初代チャンピオンの座を争います。
当日、審査にあたったのはこちらの4人。ほりにしの生みの親・堀西晃弘さん、BBQ芸人・たけだバーベキューさん、macaroni料理家・矢部麻美さん、Outdoor Opera代表・松倉広平さんです。
それぞれアウトドアや料理といった専門分野での経験や視点から、「味」「オリジナリティ」「再現しやすさ」「熱意」の4項目に基づいて当日審査が行われます。さらに、大会前日までの「情報発信度」「地域連携度」といった取り組みを加算して順位を決めます。
予選突破を目指す熱戦!詳細レポートをお届け
それではA~Dの各ブロックの予選を様子を振り返っていきましょう!
和洋中が入り乱れた激戦のAブロック
「みなさん全力を尽くして一生懸命優勝目指してがんばってください。さあ、それではAブロックスタートです!」。司会のほりにし大好き芸人・貫太郎さんの掛け声とともに、ついに戦いの火ぶたが切られました。
制限時間の30分以内に料理を完成させるべく、会場に設置されたテント内で各チームが一斉に調理を開始。早速おいしそうな香りが漂い始めると、審査員たちは審査員席を飛び出して調理の様子を見学して回ります。この間、出場者にとっては地元の食材や魅力をアピールするチャンスでもあります。
【宮城県登米市】郷土料理をイタリアンにアレンジ
宮城県登米市は、古くから伝わる郷土料理「はっと」をイタリアンに改良。地元から持参したはっと粉、赤玉ねぎ、マコモダケなどを使い、おしゃれなワンプレートに納めます。オリーブオイルとほりにしをよく混ぜ合わせて回しかけるのがポイント!
【茨城県行方市】地元食材をふんだんに活かしたリゾット
白魚、米(ミルキークイーン)、レンコン、三つ葉など多彩な地元食材を用意した茨城県行方市。しらうお魚醤とほりにしを利かせたスープでぐつぐつと煮込むリゾットを作りました。カラッと揚げた白魚とレンコンで食感にも楽しさを感じられるような工夫もGOOD。
【静岡県島田市】お茶の産地ならではのアイデア、その名も「茶っぷこーん」
良質なお茶の産地である静岡県島田市は、ほりにしと一緒に煎ったポップコーンに、お好みの粉末茶(抹茶、玄米茶、ほうじ茶)をシャカシャカと混ぜ合わせるというオリジナリティあふれるアイデアを披露してくれました。
【愛知県豊橋市】うずら卵で日本一のまちが作るチャーハン
うずら卵の生産量日本一の愛知県豊橋市が繰り出すのはうずらのチャーハン。県産の錦爽どりの手羽先をどーんと添えてインパクトも十分。野球のユニフォーム風のほりにしTシャツを身にまとうこだわりはさすがでした。
【京都府南丹市】絶品マヨと地鶏のハーモニーを味わうチキンバーガー
京都府中部の南丹市は、ほりにしをたっぷり混ぜて味をしみこませた地鶏のハンバーガーで勝負。タルタルソースには地元の平飼い養鶏場の卵「うちゅうの夜明け」を使った絶品マヨネーズを使用。「食べたらほかのマヨネーズは食べられない」という声もあるんだとか。
【島根県江津市】ぎゅっと名産品を詰め込んだホットサンド
おうちでもキャンプでも再現しやすいホットサンドを提案した島根県江津市。メインに地元のブランド豚・まる姫ポークとイノシシ肉のフランクフルト、ほかにも白ネギやごぼう、醤油、味噌、はちみつにいたるまで、ご当地の名産をこれでもかと詰め込みました。
いざ実食!
司会の貫太郎さんのカウントダウンで調理時間が終了。審査員席に出そろった各チームのメニューの完成度の高さに審査員も興味津々。Aブロックで披露された料理の完成品がこちらです。
- 「とめプレート」(宮城県登米市)
- 「万能ほりにしと行方食材のリゾットほりにしスープと共に」(茨城県行方市)
- 「江津食彩特別編 ごうつまるごとホットサンド」(島根県江津市)
- 「茶っぷこーん」(静岡県島田市)
- 「タルタルチキンバーガー」(京都府南丹市)
- 「うずらチャーハン〜錦爽鶏の手羽先を添えて〜」(愛知県豊橋市)
一品ずつ審査員が実食する審査タイムに入ります。クオリティの高さと美味しさに驚きの表情を見せる審査員。甲乙つけがたいレシピに頭を悩ませながら採点が行われました。
Aブロック突破したのは・・・
茨城県行方市の「万能ほりにしと行方食材のリゾットほりにしスープと共に」に決定!
リゾットとスープという組み合わせのレシピで挑んだ行方市。チーズ、バター、調味料以外の食材は地元産にするというこだわりっぷりはお見事でした。ほりにしのスパイシーな風味を利かせた和風イタリアンが審査員の心をぐっとつかんだよう。
日本の湖沼で第2位の面積を有する霞ヶ浦で水揚げされた白魚。その白魚から抽出した魚醤を使った和テイストが吉と出たのか、審査員一人ひとりに手製のお品書きを用意するという粋な計らいからも本大会への熱意が伝わったのでしょう。
予選通過を受けて行方市のメンバーは「何度も試食を重ねて作り上げたレシピなので涙が出るくらいうれしい。明日は違う料理を、ラーメンをやります!」と高らかに宣言していました。
魅惑の素材がぶつかり合ったBブロック
続いてBブロック。開始前のアイドリングトークでは、「初戦からすばらしい戦いが繰り広げられて感動した」(堀西さん)、「マジでレベルがめちゃくちゃ高くて審査に悩んだ」(たけだバーベキューさん)、「私も毎日レシピを考えているので生む苦しみがわかる。本当にレベルが高くて審査が難しい」(矢部さん)、「レシピに込められた思いとみなさんの熱意がすごい」(松倉さん)と、審査員一同驚きを隠せない様子。Bブロックの戦いにも期待が高まります。
【岩手県二戸市】地元の三大ミートを味わい尽くす究極レシピ
地酒で「乾杯!」と景気づけの一杯からスタートした岩手県二戸市。地元出身のシェフが腕を振るう本格レシピで予選を戦います。短角牛、佐助豚、あべどりというご当地三大ミートと、リンゴとほりにしのドレッシングが生み出すハーモニーが気になる一皿。
【福島県会津坂下町】馬肉の名産地ならではの「ほり味噌馬カルビ丼」
馬肉の生産量全国2位の福島県からの出場なだけに、馬肉と地元の味噌、ほりにしをうまく掛け合わせたどんぶりのレシピを考案。町のご当地ほりにしのラベル同様、町出身の漫画家「髙橋ヒロシ」氏が特別に描き下ろしたデザインのTシャツもいかしていました。
【鹿児島県鹿屋市】高級食材の牛と鰻が夢の共演!
一杯のどんぶりに、鹿児島が誇る高級食材、黒毛和牛とうなぎを贅沢に使用したレシピで勝負。日本一にも輝いた牛肉、生産量日本一の養殖うなぎという二冠の特産品を惜しげもなく盛り付け。ほりにしはもちろん、地元の「花岡胡椒」でさらにアレンジを利かせました。
【滋賀県竜王町】近江牛だけじゃない!地元の底力を示すハンバーガー
近江牛発祥の地として近江牛はもちろん、地元で大切に育てられたあわび茸を使ったハンバーガーで挑む滋賀県竜王町。アワビのようなコリコリ食感があわび茸の名前の由来だとか。ほりにしを練り込んだバンズ、ほりにしと竜王梨で作った特製ソースの味やいかに!?
【兵庫県多可町】地鶏と地卵で作るインパクト大の親子パエリア
兵庫県多可町はアウトドアでも映えること間違いなしのパエリアで勝負。約100日かけてじっくり育てられた銘柄鶏「播州百日どり」のもも肉と地卵を使用。さらに、町発祥の山田錦をベースにするなど、多彩な地元食材をうまく一品にまとめました。
【福井県高浜町】美しい海で水揚げされた鯛のスパイス揚げ
地元から直送した「連子鯛」(若狭小鯛)をメインに据えた福井県高浜町。新鮮な切り身にほりにしを混ぜたパン粉をまぶしてカラッと香ばしく揚げた一品。シンプルながらほりにしとの相性は抜群。調理時間も短縮できるお手軽レシピで再現性の高さは随一!
いざ実食!
審査員席にはBブロックの各チームの料理がズラリ。食材の豪華さもさることながら、彩り豊かな料理がテーブルを華やかに演出します。Bブロックで披露された料理の完成品がこちらです。
- 「にのへ三大ミート”ほりにのへし”」(岩手県二戸市)
- 「ほり味噌馬カルビ丼」(福島県会津坂下町)
- 「若狭小鯛のスパイス衣揚げ」(福井県高浜町)
- 「鰻も牛も\どっちも/イエェェェーイ丼!」(鹿児島県鹿屋市)
- 「Rocal OYAKODON(ガーリックパエリア)」(兵庫県多可町)
- 「こころやさしい竜のハンバーガー」(滋賀県竜王町)
各チームから熱のこもった料理の説明を受けながら試食を進める審査員。どのレシピも高評価でどこが勝ち上がってもおかしくない状況です。
Bブロック突破したのは・・・
滋賀県竜王町の「こころやさしい竜のハンバーガー」に決定!
近江牛、あわび茸、竜王梨という地元食材を上手にハンバーガーに落とし込んだ竜王町。調理時間の配分に手こずり、制限いっぱいまで完成しないという展開にヒヤヒヤしたものの、なんとか気合で乗り切りました。
近江牛にみじん切りにしたあわび茸を混ぜてすき焼きのタレをからめたパティ、シンプルに焼き上げた梨、ほりにしマヨネーズと合わせたほりマヨソース。それらを挟みこむバンズには、なんとほりにしを練り込むというこだわりを見せ、審査員の胃袋をつかみました。
隠し味にジェラートを挟みこみ、かぶりつく位置で味わいが変わるという技巧派プレーも光りました。「手で持つとアツアツなのに、食べると冷たい部分もあって、初めての感覚が楽しかった」とたけだバーベキューさんのテンションも最高潮!
誰でも再現しやすいほりにしレシピが光ったCブロック
予選は折り返しを迎え、いよいよCブロックへ。司会の貫太郎さんにこれまでの戦いについて聞かれた矢部さんは「訪れたことがない町の特産品を知れてすごく楽しんでいます」と話し、松倉さんは「Aブロックでいきなり感動し、Bブロックでまた感動し、Cブロックでもやっぱり感動したいですね」と期待を膨らませました。
【北海道安平町】北の大地の魅力を詰め込んだ絶品ワンプレート
北海道安平町は日本で初めて大規模なチーズ製造が行われた地。自慢のカマンベールチーズをメインに据え、 ケンボロー豚のソーセージ、道東から仕入れた蒸し牡蠣、パンをワンプレートに盛り付け。ほりにしで風味付けした菜の花サラダ油の香りが食欲をそそります!
【群馬県片品村】豊かな自然が育む豚&舞茸の味噌バターうどん
副村長が自ら駆けつけて気合十分の群馬県片品村。これからの季節にぴったりの温かい味噌バターうどんで予選突破を狙います。温ったかいうどんに肉厚で香りのいい尾瀬舞茸、うま味たっぷりの尾瀬豚を合わせて食べ応え十分!
【徳島県海陽町】バーナーで香ばしく炙ったスマガツオのタタキ
徳島県の最南端に位置する海陽町は太平洋で獲れたスマガツオのタタキで勝負。ミネラル豊富な藻塩やほりにしをふりかけ、最後にバーナーで炙ればOK。そのまま食べても、特製ポン酢を付けても美味しいオリジナルレシピで予選突破を狙います。
【山口県阿武町】今が旬のヒラマサを魚介マリネにアレンジ
山口県北部の日本海側に位置する阿武町は、ちょうど旬を迎えたヒラマサを使い、南米はペルーで愛される魚介マリネ「セビーチェ」にアレンジしました。ライム、ほりにしを一緒に混ぜ合わせて馴染ませ、最後は好みで追いほりにしもできるという時短レシピで挑みます。
【宮崎県えびの市】食感が楽しい豚肉巻きチーズピーマン
宮崎県えびの市はメイン食材として特産の「いもこ豚」とカラーピーマンを用意。チーズを詰め込んだピーマンに、豚バラを巻いて焼き上げれば完成。ほりにしをまぶした豚バラのうま味、シャキシャキのピーマン、じゅわっととろけるチーズがたまらない一品です。
いざ実食!
Cブロックでは、各チームが地域の山や海からの恵みを存分に活かし、地元ならではの食材の魅力を引き出すレシピが目立った印象でした。Cブロックで披露された料理の完成品がこちらです。
- 「あびらチーズと道産食材のマリアージュ」(北海道安平町)
- 「尾瀬豚と尾瀬舞茸の味噌バターうどん」(群馬県片品村)
- 「じゅわっと!まるごと!チーズピーマン」(宮崎県えびの市)
- 「阿武の魚のセビーチェ」(山口県阿武町)
- 「スマのほりにしタタキ」(徳島県海陽町)
オリジナリティあふれるほりにしレシピの数々に「今まで試したことのない新しいほりにしの使い方に驚かされました」と堀西さん。
Cブロック突破したのは・・・
群馬県片品村の「尾瀬豚と尾瀬舞茸の味噌バターうどん」に決定!
ほりにしを合わせるレシピに味噌バターうどんをチョイスした群馬県片品村。意外な組み合わせかと思いきや、うどんに添えられたほりにしバターが味噌に溶け出して悪魔的な味わいに。もう一口、もう一口と誘惑されて完食する審査員が続出しました。
中でも、尾瀬舞茸の肉厚な食べ応えと香りの高さは高評価を得ました。さらにドライトマトやトウモロコシ、とろりとした温玉も添えられて、パッと見の鮮やかさで食欲を刺激する工夫もさすが。ほりにしと地元食材とうまく融合させた、まさにアイデア勝ちの一品でした!
独創性あふれる多様なレシピが並んだDブロック
初日とは打って変わって爽やかな秋晴れの空の下、最終グループとなるDブロックの戦いが始まろうとしています。参加者を前に堀西さんが「この最高の天気の下、より一層楽しませてもらいたいと思います。みなさんのレシピを楽しみにしていますのでがんばってください」と挨拶。最後に決勝への切符を手にするのはどのチームなのか!?
【東京都大島町】離島の食材をたっぷり取り入れたクリームパスタ
東京から120km南の洋上に浮かぶ離島から船でやってきた大島町チーム。島の伝統衣装「あんこ衣装」をまとったメンバーも応援に駆けつけてにぎやかな雰囲気。牛乳、バター、かめりあ黒豚など、島内から持ってきた豊富な食材でクリームパスタで予選突破を目指します。
【三重県いなべ市】地元に愛される卵を使ったオリジナルTKG丼
三重県いなべ市は地元で人気の地卵「いっちゃんたまご」とその親鳥を使ったTKG丼のレシピを考案。廃業の危機にあった養鶏農家を地元企業が事業承継で救ったというストーリーを含め、食材への思いや魅力を審査員に強く印象付けるプレゼンで会場を盛り上げました。
【長野県安曇野市】絶妙なハーモニーを醸し出す豚肉×りんごのフライ
長野県安曇野市は地元の女性農家でつくる団体が開発したレシピを披露。北アルプス山麓で収穫されたリンゴを、放牧でのびのび育った豚バラ肉で巻き、パン粉でカラッと揚げて仕上げました。酸味のあるりんごとほりにしを振りかけた豚肉が絶妙にマッチする一品です。
【大阪府河南町】地物の野菜をふんだんに使ったスパイスカレー
ほりにしを活かしたスパイスカレーで予選を戦う大阪府河南町。同町は「石川早生」という里芋が有名で、その葉っぱの大きさに司会の貫太郎さんも思わずこの表情。スパイスカレーの激戦区が点在する大阪府からの出場なだけあって期待大です!
【岡山県倉敷市】シャキシャキ食感がアクセントのれんこん飯
シャキシャキ感と強い甘みが特徴の「連島れんこん」を使ったどんぶり飯で挑む岡山県倉敷市。ほりにしで香りづけした油を含んだタレがご飯にしみ込んで深い味わいに。レッドペッパーでピリ辛にアレンジした追いほりにしをお好みで振りかけるアイデアもGOOD!
【熊本県宇土市】豊富な地元野菜でメキシコ料理に挑戦
九州のほぼ中央に位置する熊本県宇土市。地元の野菜をメキシコの定番料理「ワカモーレ」に落とし込んだオリジナルレシピに挑戦。焼きレンコンをほりにしで味付けし、3種類のワカモーレソースと一緒に皿に盛り付けて完成!
いざ実食!
趣向を凝らした多彩なレシピが入り乱れたDブロック。どのレシピが1位を獲得し、予選通過するのか、なかなか予想が付きません。Dブロックで披露された料理の完成品がこちらです。
- 「大島の恵みたっぷりクリームパスタ」(東京都大島町)
- 「『いっちゃんたまご』親鶏炭焼きTKG丼 秋〜冬の鈴鹿山脈」(三重県いなべ市)
- 「3種のワカモーレ」(熊本県宇土市)
- 「豚バラりんごフライ」(長野県安曇野市)
- 「連島れんこんのレンコン飯」(岡山県倉敷市)
- 「石川早生スパイスカレー~ほりにしと共に~」(大阪府河南町)
初日に続いて次々と料理を味わう審査員。矢部さんは「ほんとにどれも美味しくて、詳しくレシピを知りたいと思いました」と興味津々な様子。
Dブロック突破したのは・・・
東京都大島町の「大島の恵みたっぷりクリームパスタ」に決定!
家庭でも再現しやすいパスタにほりにしを掛け合わせた大島町。ほりにしの使い方としては正攻法にも思えますが、なんとパスタの麺以外は全て地元産に統一。豊富な食材を活かしたオリジナリティあふれる一品で審査員の舌を唸らせました。
気になるレシピをひも解くと、大島バターと大島牛乳、隠し味に伊勢海老の味噌を入れた深いコクのあるホワイトソースがベース。さらには明日葉とキノコ、サッと炒めたかめりあ黒豚のベーコンをのせ、最後にほりにしを振りかけて完成!
大島町のメンバーの一人は「自信はありました。決勝も絶対に勝ちます。勝たないと大島に帰れないので」と冗談を交えながらうれしそうに喜びを語りました。
敗者復活は・・・
A~Dブロックの勝者が出そろったところで、各ブロックの2位の中で最高得点のチームが発表されました。見事に再挑戦の切符を手にしたのは・・・
長野県安曇野市に決定!
Dブロックで惜しくも敗退した直後の復活となり、思わずハイタッチで喜びをあらわにするメンバーたち。勢いそのままに決勝の舞台へと挑みます。
ついに、ほりにしレシピの頂点を決める決勝へ
激戦を勝ち抜いて見事に決勝進出を果たしたのは、Aブロックの茨城県行方市、Bブロック滋賀県竜王町、Cブロックの群馬県片品村、Dブロックの東京都大島町、そして敗者復活の長野県安曇野市。
魅力的な地域食材でレシピを練り上げ、見事なパフォーマンスで審査員の心を掴んだ5チームが、いよいよ最終決戦へと挑みます。決勝ではどんなドラマが待ち受けているのか、彼らが繰り広げる熱い戦いから目が離せません!
ご当地ほりにし甲子園決勝のレポートも近日中にお届けしますのでお楽しみに!