初めての冬キャンを楽しめる?「日本縦断ギネス世界記録」を樹立した自転車系インフルエンサー女子が、テント設営や焚き火に挑戦

公開日:2024 / 12 / 29
最終更新日:2024 / 12 / 29

記憶に新しいキャンプブームはもちろん、自転車や登山といった、「アウトドアアクティビティ」全体の人気が近年高まっていますよね。

ただし、キャンプが好きな人はキャンプだけ、自転車は自転車だけと、自分が慣れ親しんだアクティビティは楽しむけれど、他のアクティビティにはなかなか手を出しづらい、そんな方も多いのではないでしょうか?

そこで今回、Youtubeなどで活躍する自転車系インフルエンサー女子「篠さん」に、都内で行われたイベント内でキャンプに挑戦してもらった模様を紹介したいと思います。

篠さんがキャンプに挑戦


篠さんは、今年の5月に日本縦断ギネス世界記録を達成した、バリバリのロードレーサー。そして筆者の、マウンテンバイク(以下MTBと略)仲間の1人でもあります。

そんな篠さん、自転車で山を登ったり、長距離を走ったりするのは得意ですが、キャンプ経験はほぼ無いとのこと。せっかくなので今回のイベントに来ていただくことにしました。

実は彼女、最近MTBインストラクターの資格も取得され、今回のイベントでMTB講師デビューもしてしまうという、はじめての二重奏となります。

場所は、以前にも取材させて頂いた、都内唯一のMTBパーク「スマイルバイクパーク」に隣接する「green life Tokyoキャンプ場」です。

自転車遊びとキャンプを融合させた「ライド&BBQキャンプ!」

今回篠さんが参加したイベントは「ライド&BBQキャンプ!」。会場は都内の「green life Tokyoキャンプ場」です。実はこのキャンプ場、以前取材させていただいた都内唯一のMTBパーク「スマイルバイクパーク」に隣接するキャンプ場なんです。

「ライド&BBQキャンプ!」は、その環境を生かしたMTB講習会とキャンプが同時に行えるイベント。テント泊をしつつ、焚き火を囲んで美味しいお酒と楽しい自転車談義ができる、キャンプ初心者の篠さんにはぴったりの環境です。

ちなみに、同じ敷地内にはサバイバルゲーム場の「OPS」もある為、キャンプ、自転車、サバゲーと、さらに趣味の垣根を超えた遊び方ができますよ。

自転車好き女子、タープの設営に挑戦

イベントは会場内での設営作業から始まります。

今回は大型タープを真ん中に設営し、その周囲にテントを配置するというレイアウトにすることに。

参加者が集合後、まずはサイトの真ん中に大型タープを設営していきます。

さっそくこの作業を篠さんにやってもらうことに。

タープの設営はもちろん初めての篠さん。まずは地面に広げてみますが、完成像がイメージできない様子。

今回用意したタープは六角形のヘキサタープ。大人数でのリビングとする為にメインポールを2本、サブポールを四隅に4本を使用し、安定感と広さを確保するスタイルにする為、完成イメージを伝えて作業を続行します。

次にメインポールの設置です。ここではタープの張り方は割愛しますが、ビシッと張るコツはメインポールの位置とガイロープ(張り綱)のペグダウンの位置を45度ずつにすること。篠さんにポイントを伝えます。

ポールの先端をタープのループに差し込み、立ち上げる篠さん。ポールの高さは2.3m。ガイロープを張ろうとしたところ、ここで問題が。

キャンプ慣れしている皆さんには、もうお分かりですね。そう、お約束のガイロープをポールの先端に掛けたいのに高くて届かない……ってやつです。

気を取り直して一旦ポールを寝かせ、ガイロープもきちんとセット。そして45度の延長線の位置にペグダウン。

ポールを立ち上げて、ガイロープを自在金具で調整し、無事メインポールを立てられました。

手順でポイントなどを伝えながらの作業でしたが、飲み込みの良い篠さんは、その後すぐに反対側のメインポールも立ち上げ、手伝っていた仲間とうまく協力して、スムーズにタープの設営に成功していました!さすがですね!

自転車好き女子、初のテント設営!

キャンプと言えばやはりテント泊。

篠さんにはコールマンの定番テントであるクロスドームで就寝してもらうことになっていますが、なんと気の利いたイベントスタッフが先に設営を済ませてしまったとのこと。せっかくの機会なので、筆者のソロテントの設営を篠さんにお願いしてみました。

最低気温が4度を下回りそうな11月末のキャンプなので、今回はインナーテントがしっかりしているMOBIGARDEN(モビガーデン)の LIGHTKNIGHT(ライトナイト)と言うソロテントを持ち込みました。

収納バックを手にした篠さん、あまりのコンパクトさ、軽さにびっくりしていました。

まず、付属のグランドシートを広げます。その上にインナーテントを広げるのですが、どちらが上向かわからないようでした。

「最初に完成写真を見せてあげれば良かった」と反省しつつ、説明しながら設営をすすめていきます。

Yの字のポールを展開する際にも、先ほど同様にコンパクトで軽量な様子に驚いている様子が新鮮です。

ポールの先端にインナーテントとグランドシートのグロメットを差し込んでポールを立ち上げると、なんとなくテントのイメージが出来たようです。

後はフライシートを被せて、ペグダウンすれば完成です。

ちなみに筆者は、今回も自転車でのウルトラライトキャンプなので、荷物は最低限に減らしています。

その為、重たいペグハンマーは装備していません。こんな時はどうしたらいいでしょうか。

答えは手頃な石や薪をハンマー替わりにして、ペグを打ちます。

今回は芝生サイトだったので、適当な石が転がっていませんでした。そこで今回は薪を使ってペグを打ってもらいました。篠さんにも体験してもらいましたが、女性の力でも十分にペグダウンできていました。

笑顔でサムズアップ!途中、ソロテントのサイズに驚きつつも、しっかりと設営できました。

MTB講師デビュー!その後はお楽しみのBBQも

いよいよMTBインストラクターとして講師デビューする篠さん。

そもそも「ライド&BBQキャンプ!」は、筆者のMTB仲間である、サタジュクの佐多さんとMTBメーカーTUBAGRAの内藤さんのコラボ企画として毎年企画しているものです。

年間100回以上、山の中でのMTBライド経験を持つ佐多さんは、実走行で役立つライドテクニックを身につけられるサタジュクを主宰しています。

篠さんは、そのサタジュクの塾生の1人で、今回は佐多さんの補助講師としてのデビューでした。

十数名の受講生の前で、少し緊張した声で説明をする篠さん。

しかし、持ち前の前向きな姿勢で、次々と皆さんを笑顔にしていたのが印象的でした。

講習終了後にも、質疑応答をしっかりとこなし、その後は参加者の方々と一緒に写真を撮ったり、一緒にライドしたりと楽しい時間が過ぎていきました。

この後のキャンプタイムでは、緊張からの開放感からか、参加者の皆さんとBBQとお酒を楽しむ篠さんの姿が見られました。

お疲れさまでした!

続きはこちら⇒【自転車好き女子、焚き火に挑戦!

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森山 敦士

目黒区在住の1児の父。
事業経営をしつつ兼業主夫として、子育てや各種ボランティアなどにも携わる。息子が大人になる時、より良い社会にする為に、社会人の働き方や人生のマネージメント相談にのったりもしています。

小さなオープンカーに荷物を積み込んで、息子と二人でキャンプやカヤック、BMXやMTBなど、アウトドアを駆け回るアラフィフです。

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