冬山入門におすすめ「入笠山」でスノーシューハイク!完売必至の”めちゃうま山小屋グルメ”を堪能

公開日:2024 / 12 / 27
最終更新日:2024 / 12 / 27

突然ですが、山に行って“めちゃうまグルメ”を食べるのが趣味の筆者。普段、LANTERN編集部の仕事をしつつも、頭にあるのは山で食べられるグルメのことばかり。登山のモチベーションの一つにもなります。

今回は、10年来の親友と二人で冬の入笠山へ「スノーシューハイク」をやりつつ、入笠山の“めちゃうまグルメ”を堪能した様子を紹介します!

一緒に山行した友人は、普段からとてもフットワークが軽く、アウトドアに関係なく日常的に遊ぶ仲です。今回「入笠山にめちゃうまグルメ食べに行かない?」と誘ったところ、二つ返事で「行こう!」と答えてくれて実現しました。

今回登った入笠山は、標高2000m程の山ですが雪山入門としてもおすすめの山です。頂上近くまでゴンドラでアクセス可能で、メインコースである入笠湿原でのスノーシューハイクは、初めての方でも安心して歩けるので、ぜひ足を運んでもらいたいと思います。

それでは、入笠山でのスノーシューハイクの模様とそこで食べられる”めちゃうまグルメ”の様子をどうぞ!

入笠山登山メンバー

【筆者】
近郊の低山から厳冬期の北アルプスまで幅広く山を楽しむLANTERN編集部員。
入笠山は何度か登ったことがある。
好きな山 :鹿島槍ヶ岳
好きな山行:縦走登山、アルパイン

【親友】
馬力には定評がある生粋のベイスターズファン。
筆者と同じアウトドアメーカーで勤務していたということもあり、製品知識もすごい。
好きな山 :天城山
好きな山行:日帰り登山

装備

・ハードシェル上下(雨具でも可能)
・保温着(ダウンなどの綿物やフリース)
・着替え
・雪山用登山靴
・ゲーター
・スノーシュー
・ポール
・救急用品
・ヘッドライト
・行動食(大福など)
・水筒
・モバイルバッテリー
・GO Pro(アクションカメラ)

スノーシューとは
日本に昔からある雪上歩行具「かんじき」の西洋版。
かんじきと比べ、雪への浮力が大きく歩きやすいが、少し重量があり価格も高い。

行程

少しでも安く抑えようと八王子駅から長野県まで鈍行列車で向かうことにしました。目的地の富士見駅までは約3時間ほど掛かりますが、共通の趣味であるお笑いやアイドルの話をしていたらあっという間に時間が過ぎました。

富士見駅に到着!いい感じに降雪してますね!ワクワク度が増してきました!

更にここから15分程路線バスに乗り、目的地である富士パノラマリゾートを目指します。

富士パノラマリゾートに到着。祝日ということもあり、スキーヤーやスノーボーダーで賑わっています。

ゴンドラへ

スキーヤーたちを横目に10分ほど歩きゴンドラ麓駅へ向かいます。

ゴンドラ乗車券は下記の料金で販売しています。
大人:片道券:1400円、往復券:2200円
小人:片道券: 700円、往復券:1100円
スキーやスノボーで下る方は片道券を購入するのがおすすめです。

お得情報
富士パノラマリゾートはモンベルのフレンドショップであるため、モンベル会員の方は下記の割引を受けられます!
・ スキー・スノーボード、MTB利用:大人1日券:定価より500円引き
・ ハイキング・スノートレッキング利用:大人往復券定価より200円引き

乗車券を購入してゴンドラに乗車!

1台当たりの定員は8人ですが、今回はなんと貸し切り状態!ゴンドラの中で広瀬香美の「ゲレンデがとけるほど恋したい」が流れており、昔の曲が好きな男子2人で熱唱して楽しく過ごしました。

ゴンドラ頂上駅に到着!南アルプス北部の展望イラストが飾ってあります。

早くも次の登山を想像してワクワクしますね!

入笠湿原

スノーシューを装着!いざ、本日のグルメの目的地「ヒュッテ入笠」を目指します。

入笠湿原の入り口には野生生物の逃げ出しを防ぐためのゲートが設けられています。多様な生物が共存していくのにも大切なことだなと感じました。

湿原エリアはスノーシューだととても歩きやすく、すいすいと進んでいきます。

湿原を抜け歩くこと約20分、ヒュッテ入笠に到着!

ヒュッテ入笠でお目当ての“めちゃうまグルメ”

温かい室内で冷え切った身体を回復させます。

色々と温かいメニューはありますが、我々にはすでに目的とする”めちゃうまグルメ”があります。メニューの中にそれを見つけ二人とも即注文しました。

「結構寒かったよねー」など感想をシェアしながら待っていると……。

念願のめちゃうまグルメ「牛の赤ワイン煮」が届きました!

この食べる前から“美味しい”雰囲気を漂わす圧倒的なビジュアル……。

フォークで少し触れただけでほろほろと崩れるほど柔らかく煮込まれており、付け合わせのバゲットとの相性も抜群です。

一口食べた途端、美味しさのあまり親友とハイタッチするほどでした!

この美味しさなら、すぐに完売してしまうのも納得……。オープン後すぐ入店して、注文するのをおすすめしますよ!

営業日時、注意事項などは下記サイトを事前にチェックした上で足を運んでくださいね。

ヒュッテ入笠 公式サイト:https://hutte-new-casa.com/lunchmenu/

頂上へ

腹ごしらえを終え身体も温かくなったので、頂上へ向け出発します。

入笠湿原は一面雪が積もっており、スノーシューがとても楽しいです。

しばらく平らな道を歩き、途中傾斜が急なエリアを歩くこと約40分……

ついに山頂に到着です!

山頂は風速10m程あり展望は良くありませんでしたが、晴れていれば、日本アルプスをはじめ富士山や八ヶ岳連峰を見渡すことができます。

四季を通して素晴らしい景色が楽しめるので、リベンジすることにしました。

休憩も終え、林道を通り下山します。

タイミングを見計らって、ザックをソリ代わりにして滑ったりもしながら楽しく下山しました。

雪上を歩くのは本当に楽しい!

歩くエリアによっては、特別な技術が無くても扱えるスノーシュー。雪山初心者や「新しいアクティビティに挑戦してみたい!」というような人にとてもおすすめです!

澄んだ空気の中、雪上をのんびりと歩くのは格別な楽しさがありますよ!

今回ご紹介した富士パノラマリゾートでは、スノーシューハイクに必要な装備をレンタルしているのでぜひ足を運んでみてください!

LANTERNでは、これからも登山に関する情報やレポートはもちろん、山の“めちゃうまグルメ”を掲載しますのでぜひお楽しみに!

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