
様々な焚き火台が市場に出回っていますが、国内最大級の焚き火台をご存じでしょうか。類を見ないそのフォルムは他者を圧倒する存在感であり、それでいて使い勝手が非常に良い唯一無二の焚き火台をご紹介します。
大きいだけじゃない!『ポップアップピット』が名品の理由
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この焚き火台の特徴は、何といってもそのサイズ感。
縦横ともに62㎝もあり超大型の焚き火台です!
アウトドアモデルではトップレベルの広さがあります。
火床が広いゆえに、直火のように自由な形で薪を組んで焚き火をすることが可能。
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そして更に凄いのが、大型でありながら収納サイズがとてもコンパクトになる点です。収納時は68.5×13×13(㎝)まで小さくなります。
また薪を置く部分にファイヤーメッシュを採用している為、効率よく燃焼部に空気を送り込むことが可能。燃焼効果が非常に高いため、薪をきれいに燃やし尽くすことができます。焚き火台を片付ける際、灰の量の少なさにきっと驚くことでしょう。
更に、煙が出にくいというのも大きな特徴です。焚き火によってヒートシールドが暖まり、焚き火台の下に気流が生まれ、そこに煙が引き込まれて再び燃えるという仕組みにより、煙を80%もカットします。煙が少ないと周囲への影響も少なくなる為、心置きなく焚き火を楽しめるのが嬉しいですね。
トップレベルの大きさの焚き火台なので、家族みんなで火を囲むことができ、大人数キャンプやファミリーキャンプにはうってつけの商品です。
ソロキャン用のコンパクトサイズも展開
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ファイヤーサイドアウトドアからは、ソロで使用できる『トレイルブレイザー』も発売されています。
ポップアップピットをそのまま小さくした形で、使用感はそのまま。
サイドパネルを外して使用する事も可能なため、40㎝の薪も使用できます。
またトレイルブレイザーはステンレスグリルが1枚付属でついてくるので、1つ購入すれば直ぐに焚き火も調理も楽しむ事ができます。
設営撤去、使用感はどんな感じ?
筆者は焚き火初心者。
お友達と楽しんだことはありますが、ベテランのお友達に全て任せて火を眺めていただけなので、火起こしは本日デビューです。
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早速組み立ててみよう!
中身は
・ポップアップスタンド
・サイドフレーム4個
・ファイヤーメッシュ
・ヒートシールド
が入っていました。
まず、ポップアップスタンドを組み立てていきます。
といっても、広げるだけ。
次に、ヒートシールドを取り付けていきます。ヒートシールドは地面に熱が伝わるのを遮断します。ヒートシールドが付属されているので、焚き火シートが必要ありません。
マジックテープになっており、ポップアップスタンドの金具部分に引っかかるように取り付けるだけです。
続いてサイドフレームを取り付けます。ポップアップスタンドの足にサイドフレームの穴を通すだけ。余裕です。
最後にファイヤーメッシュを取り付けます。こちらも穴に通すだけ。
あっという間に完成です。
初心者の火起こしにアクシデント!ポップアップピットが真骨頂を見せる!
続いて薪を割っていきたいと思います。
筆者が用意したのは置き型の『薪割クサビ』です。
斧を準備する必要がなく、ペグハンマーだけで薪を割ることができます。
ところが…、問題発生です。
薪が割れません。「やはり薪割台は必要だったのだろうか?」と感じ、キャンプサイトに設置されている薪割用の石の上でやってみますが割れません。
後で知りましたが、薪割クサビでは“広葉樹の薪は割れないことがある”そうです。この商品を使用する際は“針葉樹の薪”をお勧めします。
「いきなりこんなに太い薪に火が付くのだろうか…」と心配しながらも、薪が割れないので仕方なく丸ごと使用する事にしました。
「せめても」と思い、落ちている葉っぱ等を着火剤と薪の間に入れ込み、着火。
炎がどんどん大きくなります。さすが高燃焼効果の焚き火台です!私のような無知な素人でも無事火を起こすことができました!
辺りはもうすっかり暗くなっていました。焚き火を眺めながら、お団子とコーヒーで一息つきます。炎が綺麗です。寒さも時間も忘れて、揺らめく炎を眺めていました。
薪の量が少ないのもあると思いますが、サイドフレームは触れるほどの暖かさでした。「これなら子供が近づいても大丈夫だな」と感じ、子供と一緒に焼きマシュマロを楽しみました。
いつもは火が近いと怖いので「ママ焼いて~」とお願いする我が子。今回は手元が熱くなかったので怖くなかった様子。自分でくるくるとマシュマロを焼いていました。自分で焼いて食べる焼きマシュマロは特別な味だったようです。
楽しかった焚き火もおしまい。お片付けの時間です
燃やしっぱなしでしたが、こんなに綺麗に薪が燃え尽きました。
燃やしている間にファイヤーメッシュの間に詰まった灰をどけてやれば、もっと綺麗に薪を燃やし尽くせたことでしょう。感動です。
ファイヤーメッシュを取り外し、そのまま薪捨て場まで移動します。
サラサラと灰を入れておしまいです。簡単。
焚き火台を撤収していきます。
組み立てた順番通り、上から外していき、最後にポップアップスタンドを閉じます。
ファイヤーメッシュにポップアップスタンドを置き、ポップアップスタンドを囲むようにサイドフレームを置きます。
巻き寿司のようにファイヤーメッシュをくるくる巻き、付属のバンドで留めれば完了です。
収納ケースに入れていきますが、この収納ケースが素晴らしくて感動しました。
ケースの片側はファスナーがついており、ガバッと大口が開くようになっています。
もう片方は閉じてあるので、開く方からポップアップピットを入れ、まっすぐ押してやれば、するすると収納されていきます。
持ち上げたりする必要がなく、キレイに収納できて本当に感動しました。
国内最大級の焚き火台ですが、非力な女性でも設営から撤収まで全く問題なく行うことができます。
大人数キャンプには最高の神アイテム
いかがだったでしょうか。
ファイヤーサイドアウトドアのポップアップピットは、他の人と被りたくないという、焚き火を愛してやまないキャンパーの方にはもちろんですが、アウトドアはあまり得意ではないけれど、家族の行楽として楽しんでみたいという初心者さんにも扱いやすくて、とてもお勧めです。
大人数で火を囲み、料理を楽しんだり、何でもないことを話しながら過ごす時間は最高の人生の一ページになる事でしょう。ポップアップピットだからこそ叶えられる焚き火の形があると思います。
良き焚き火ライフを楽しんでくださいね。
※詳しい情報は、メーカー製品ページを確認してください。