2016年も残りわずか!年末となり、「ふるさと納税」の駆け込み需要が増えているようですね。当サイトでも「ふるさと納税」をPick Upしてきました。
今回、実際に編集長が「ふるさと納税」を行ないましたので、手順を追ってご説明します。
※現在は「ふるなび」のみで利用できます。
1 今回は「小谷村」でモンベルポイントバウチャーを選んでみました
「ふるさとチョイス」というポータルサイトを利用しました。
検索の窓で「小谷村」と入力し、小谷村の返礼品ページにアクセスをします。
返礼品一覧をみると、50以上の返礼品が掲載されてます。
筆者は、その中から「モンベルポイントバウチャー」を選択しました。
選択理由は、アウトドア用品を揃える為。成長期の子ども3人を抱える我が家では、買ってもすぐ大きくなるのでモノを揃えることがとても大変。子どもたちには自然の中で色々と感じてもらいたいと考える筆者には悩み種です。
2016年夏は長男と次男と3人で富士登山にもチャレンジ。山頂で味わった子どもたちとの成功体験が忘れられません。2017年には家族みんなで長野県小谷村の栂池高原に行きたい!と計画中です。
2 申し込みのフロー
2-1 ログインする
※会員登録が必要です。
2-2 寄附を申込むをクリック
2-3 注意事項の確認をする
注意:平成28年12年16日以降にお申し込みの方は、下記小谷村のホームページより「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」のダウンロードが必要です。また、提出期限が平成29年1月10日(火)必着です。
2-4 個人情報を入力、確認
返礼品を選択
支払方法を選択 ※クレジットカードも使えます
寄付金の使い道を選択
全ての入力を完了し、最終確認の画面へ
間違いが無ければ「送信する」
2-5 クレジット決済へ
クレジット決済を選択した場合は、下記画面より「Yahoo!公金支払い」へ
クレジット番号、セキュリティコードを入力
間違いが無ければ、「支払う」
支払い完了したら、ページを印刷して保管をしておきましょう。
2-6 ふるさとチョイス内で再確認
寄附履歴を再確認し、完了です。
3 自治体を選択-小谷村選んだ理由-
長野県小谷村を訪れたのは、2016年9月下旬の頃でした。東京から車で約4時間半。はじめての行く旅先に心を弾ませて行きました。
写真は、長野県小谷村の松本村長。お話をする機会を頂戴しました。現在人口約3000人の小谷村は2040年には約半分の1600名までに減少すると推計されてます(参考:「小谷村人口ビジョン」・「小谷村総合戦略」の策定より)。
写真右の荻澤副村長と一緒にお酒を飲みながら話した未来の話は、とても夢に溢れており感銘を受けたことを今でも覚えてます。
小谷村には中部山岳国立公園栂池自然園、妙高戸隠連山国立公園があり、とても自然豊かな環境に存在してます。村の面積の88パーセントを森林が占め、耕地はわずかに2.1パーセントと少なく、姫川とその支流の中谷川、土谷川に沿って53の集落が散在しており、その地域コミュニティの維持を村の目指すべき姿と定められていました。
東京で働く者でも“小谷村が「小谷村」としてあり続けるため”に協力したいと思い、小谷村にふるさと納税をすることを決めました。
4 寄附を終えて
総務省のふるさと納税ポータルサイトにふるさと納税の理念の中に、「ふるさと納税」の三つの大きな意義として
- 第一に、納税者が寄附先を選択する制度であること。
- 第二に、生まれ故郷はもちろん、お世話になった地域に、これから応援したい地域へも力になれる制度であること。
- 第三に、自治体が国民に取組をアピールすることでふるさと納税を呼びかけ、自治体間の競争が進むこと。
が、掲げられてます。
納税側は地方行政への関心や参加意識を高め、自治体側は納税者の「志」に応えることで、両者が共に高めあう関係をつくっていくことが期待された制度なのです。
松本村長をはじめ、荻澤副村長や小谷村役場の皆様と交流を持つ機会を頂き、様々な思いを聞くことができ、遠くに住む筆者が、「ふるさと納税」という形で、小谷村の未来に対しての事業に参加出来たことは、とても嬉しく感じてます。
また同時に、自治体側にも「どのように使われたのか」など情報をしっかりと開示していくこともお願いしたい。
意味ある形で運用されていくことを望みます。