今年も熱狂の季節が近づいてきました。7月22日(金)から24日(日)にかけて、フジロックフェスティバルが開催されます。山の麓を舞台に開催される本イベントは、テント設営エリアも用意され、毎年約1万7千人にも及ぶ宿泊客がキャンプの夜を満喫。今回は、キャンプメーカー『LOGOS』がおススメする、フジロックフェスティバルに持っていきたいアイテムをご紹介します。
フジロックフェスティバルとは?
フジロックフェスティバルとは、新潟県湯沢町の山の麓を舞台に、国内外から200を超えるロックアーティストが集結する超規模の野外音楽イベント。
ロックフェスティバルとは銘打っているものの、実際はロックに限らず、ポピュラー音楽やジャズ、日本ならではの和太鼓や民族音楽まで幅広いラインナップを揃えています。
日本の音楽フェスティバルの草分け的存在であり、日付をまたいで開催される本イベントは、テント設営エリアも大賑わい。キャンプやアウトドアを目的とした来場客も多く、会場はあくまで和やかに盛り上がるため、その独特の空気感を好むリピーターの方が毎年足しげく訪れています。
また、ゴミの分別など環境保全にも熱心で、『世界一クリーンなフェス』として国内外に評価を受けているのも大きな特徴ですね。
今回は、アウトドアメーカー『LOGOS』より、フジロックフェスティバルの参加経験があるキャンプマスター高橋岳さんが、フェスならではのお悩みを踏まえながら、フェスに持っていくと便利な厳選おススメアイテムをご紹介します!
テント
気心の知れた友人や家族と訪れるフジロックフェスティバル。その人数に応じて、おススメするテントは変わってきます。
・2人の場合
こちらのテントは、フレームがテント内に一本だけのため、非常に軽量。
組み立ても簡単で、友人同士でライブを見にきた若い女性にも親切に作られています。
・4~5人の場合
実はフジロックフェスティバルではタープの利用が禁止されています。
こちらのテントは、テントとリビングが一体型になった2ルームテント。禁止されているタープとは異なり、大幅なスペースを取ることもないため、周囲に迷惑を掛けません。
寝袋(シュラフ)
テントを筆頭に、装備品のかさむフェス。少しでも荷物を減らしたい方は、軽量なマミー型のシュラフがおススメですね!
ナバホ柄がキュートなシュラフ!
暑い夏、封筒型のシュラフなら敷物として使えるため、融通が利きます。
汗をかくのが嫌な方、窮屈さが気になる方は封筒型をぜひ。
また、7月末の現地の温度帯を考慮すると、適正温度が6度前後のシュラフを選ぶのが良いかと思います。夏といえども明け方は冷え込むため、10度までいくと肌寒い日もあるかもしれません。
雨具(レイン)
過去には、一日中雨の日もあったフジロックフェスティバル。せっかく楽しみにしていたフェスが、天気に台無しにされてはがっかりですよね。
傘の利用は禁止されているため、レインアイテムは決して欠かせない必需品ですよ。
LOGOSのおススメは、上下セットのレインスーツ。せっかくの楽しい時間に水を差されてしまわないよう、しっかりと着込んで水滴から身を守りましょう。
ジャケットの前立てとチンガードから作られた三重防水構造が、雨風の浸入を許しません。
小雨程度であればジャケットのみでOK!
防水性のメッセンジャーバッグ。携帯電話などの貴重品を雨からしっかり防護します。
フェスでは両手が自由になる、リュックやショルダータイプのバッグがおススメ。
ランタン
とにかく暗い苗場の夜は、明るさ重視のランタンが何よりも安全。
こちらのランタンは、手元に置けば針に糸を通せるほどの高輝度を誇ります。
念のため予備の電池をお忘れなくお持ちくださいね。
チェア
キャンプ専用の大きなチェアを持ち歩くのは、大変な労力ですよね。
会場を隅から隅まで歩き回る方は、軽量タイプを選ばないとへとへとになってしまいます。
こちらのチェアは、約400gと軽量にも関わらず、背もたれもついた優れもの。カラビナと組み合わせて、リュックに引っ掛ければ、使いたいときにすぐ使えて便利ですよ。
キャリーカート
苗場の地形はアップダウンが激しく、キャリーカートが活躍します。
大容量のこちらの製品は、重い荷物もまとめて運べるため、車との往復も大幅カットできますよ!
フジロックフェスでおススメの服装は?
長袖のTシャツと、フルレングスのパンツ。
足元には履き慣れたレインブーツやトレッキングブーツ。足首をガードできるアイテムがベストですね。
厚着と思われるかもしれませんが、なるべく肌を隠すのがおススメ。日除けにもなりますし、何より厄介なブヨや蚊を対策できます。虫除けスプレーもこまめに吹きかけておきましょう。
天候のアクシデントにも備えなければなりません。
レインスーツをはじめ、靴下や下着の予備もなるべく多めに持ち込むと心強いですね。
すっぽりと羽織れるポンチョタイプの雨具もおススメ。背負ったリュックが濡れるのを防げます。
レインフードの下にレインハットを被る、二段構えの対策もおススメ。視界を遮る雨をシャットアウトできるため、「せっかくのライブがよく見えない」などのアクシデントにも見舞われません。
その他、持っていくと便利なアイテム
苗場は真っ暗に近いため、小型の懐中電灯や、両手が自由になるヘッドライトがあると安心。ヘッドライトなら首からぶら下げておけば、でこぼこした足元もしっかりと照らしてくれます。
また、長時間のライブは歩くことも多く、ほとんど立ちっぱなし。靴擦れや体調不良に備えて、絆創膏や常備薬は必ず用意しておきましょう!