奥様の転職を機に東京都から滋賀県へ移住することにした淡田さんご一家。
幼少期にボーイスカウトをしていた淡田さんは、バイトをして貯めたお金でキャンプギアを買うほど昔から自然が大好きで、お兄さんと友人とで自転車に乗り山奥でテント泊していたほど。
奥様もお子さんが産まれたのをきっかけに、キャンプをするようになったそうです。自然溢れる滋賀県へ移住した淡田さんは、どんな暮らしを手に入れたのか。インタビューを交えながらお届けします。
【パーソナルデータ】
お名前:淡田 洋平さん
年齢:40歳
職業:デザイナー
家族構成:妻、子供2人(小学6年生、小学2年生)
趣味:DIY、登山、キャンプ
キャンプ歴:10年
好きなキャンプ場:朝霧ジャンボリー
家の中に入ると大きな土間。そして窓からたくさんの光が差し込んできます。あたたかみのある無垢の木が家の中いっぱいに使われています。
さっそく棚にノースフェイスの「飯盒」を見つけました。サボテンが植えられています。本来の目的である米は焚かずにオブジェとしてその存在感を見せています。そして右にはスノーピークの「ノクターン」。さりげなくキャンプギアがお出迎えしてくれます。
さらに机のうえにはスノーピークのミニテーブル「オゼンライト」。琵琶湖で見つけた植物や変わった石など、ちょっとした小物の飾り棚として活躍しています。
このあたりはガッツリキャンプギアです。コールマンのファイアープレイスフォールディングチェア。その横には切り株のクッション、後ろにはコールマンのスチールベルトクーラー。
吹き抜けの天井まで続く棚は、BESSのワンダーデバイスに取り付けることのできるハシゴde本棚。この家に決めるきっかけのひとつになったとか。ランタンやシュラフ、テントなど数多くのキャンプ道具や登山グッズなどが陳列されています。どこかのアウトドアショップ?と見間違えるほどの充実ぶりと見栄えですね。
庭に出るとウッドデッキにヘリノックスとコールマン。キャンプギアが違和感なく暮らしに溶け込んでいます。よくご家族で外を見ながら、野鳥を観察しているのだとか。
そして驚いたのはツリーハウス。
琵琶湖の景色を一望したくて、ご自身でツリーハウスの設計図を書き、地元の工務店さんにお願いし作ってもらったとのこと。
これがその設計図。趣味がDIYだからと言えども本格的すぎてもうその域を超えてます。
琵琶湖を一望できるツリーハウスからの眺めは時間を忘れるほど素敵でした。
この場所で仕事をしたり、子供たちが遊んだり、家族みんなが特別な時間を過ごしているんだそう。
夜の雰囲気。木の温かみを感じられる暖色系の明かり。
冬に大雪が降れば、庭でかまくら作り。常に身近には豊かな自然があります。
豊かな自然を満喫している淡田さん。移住するきっかけやここでの暮らしについて、お話を聞いてみました。
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