キャンプならではの料理にチャレンジしたい! でも本格料理は難しく時間がかかるもの。「一日中料理してた」なんてことにならないように、現実的な計画を立てるのが大事です。
キャンプ料理は理想と現実を考えて
キャンプといえば豪快なアウトドア料理です。焚火をしながらダッチオーブンを吊してみたり、炭火で肉をまるごと焼いたりと、野外ならではの料理にチャレンジしたいですよね。でも、そこで気をつけたいのが、キャンプだからといって無理をしすぎないこと。初心者にとって難しいのが「時間の管理」。火おこしに手間取り、食材を切るのに時間がかかり…、もたもたしてたら夜になっても料理ができていないことも。
そうならないように、たとえば、夜にローストチキンなどのメイン料理をつくるなら、お昼は簡単なバーベキューにするか、いっそのことお弁当やカップラーメンにするとか。キャンプだからと気負いすぎず、チャレンジも手抜きも両方とも楽しんでいきましょう!
食事プランを立てよう
実際にどんな料理をつくればいいのか。コンセプト別の3つの食事プランを参考にしてみましょう。
サイトを離れてとことん遊びたい
キャンプでは遊びがメインで、サイトに戻るのが夜になる。そんなアクティブなキャンプでは昼食はつくらないのもアリです。夕食は翌日の朝食にもアレンジできる鍋がおすすめ。撤収後だってまだまだ遊べます。
【夜】みんなで手分けしてつくる鍋料理
【朝】昨晩の鍋をアレンジして雑炊に
サイトでまったりくつろぎたい
キャンプ場であくせく料理するなんてもってのほか。サイトでのんびり過ごしたいなら、昼は手軽に。夕食は焚火をしながらじっくり火にかけてつくれるダッチオーブンレシピ!朝食にはちょっとこだわってみたり。
【夜】焚火を使ってダッチオーブン料理
【朝】いつもみたいな定食にチャレンジ
本格アウトドア料理にチャレンジしたい
今回のキャンプは料理が遊び! というくらい、つくって、食べてを楽しみたい。そんなときは、アウトドアだからこそ楽しめる料理にチャレンジ!肉をまるごと焼いたり、段ボールで燻製器を自作するなど、とことん料理で遊び尽くそう!
【夜】本格カレーとローストチキンで豪華に
【朝】自家製パンと自家製ソーセージでホットドッグ
ゴミ自体を少なくする発想が大切
キャンプをすると、普段どれだけ自分たちがゴミを出しているかがよくわかります。ゴミ収集車が来てくれるわけではないので、当然ながら自分で処理しなければいけません。だからこそ、可能な限りゴミを減らす工夫をすることがポイント。ポリ容器や生ゴミなど、一番ゴミが出るのは料理シーン。食材は前日に買い出しを行い、夜のうちに家で下ごしらえをしておくと、かなりのゴミが減らせます。
まとめ
キャンプの醍醐味のひとつである料理、でものんびり過ごしたい!一緒にアウトドアライフを楽しむ家族やメンバーの状況に合わせて、事前にキャンプの目的をしっかり決めることがポイント。特に食事の準備や片付けの時間を工夫し、自由に使える時間とのバランスを取ることで、自分はもちろん一緒にキャンプを楽しむ家族やメンバーが素敵なアウトドアライフを過ごせるように時間をコーディネートしてみましょう!