先日、快適な眠りを追求したフランスベッドの高級寝具をテントに持ち込むという無謀とも言える企画を終えたLANTERN編集部。少し冷静になり、現実的な視点でキャンプの快眠を考えてみることに。
ここは東京都港区コールマン ジャパン本社のとある会議室。今後のアウトドアシーンを、もしかしたら大きく変えるかもしれない出来事が起こっています。
今回、LANTERN編集部がキャンプでもっと快眠したいと相談したのは、寝具の老舗メーカーのフランスベッド。キャンプの老舗メーカーコールマン ジャパンの協力を得て、現在販売中のコールマンのアウトドア寝具を使用し、快適な眠りを実現する組み合わせを探してもらいました。
キャンプで快適な寝床を作るポイントは「重ね敷き」
コールマンの提唱する快適の寝床について、マーケティング本部の阿部さんに同席いただき直接ヒアリング。テント内で快適に眠るためには、4つのアイテムが重要とのこと。
【1】 グランドシート
地面からテント内に湿気の侵入を防ぐテントの下に敷くアイテム。テントが傷ついたり汚れたりするのを防ぐ役割も。
【2】 インナーシート
テント内全面に敷き詰めて冷気や湿気の侵入を防ぎ、触り心地も良く絨毯に相当するアイテム。マットと合わせることで地面のデコボコをより和らげる働きも。
【3】 マット
敷布団やベッドの役割となるのがマット。石ころなど地面のデコボコの影響を受けにくくするための重要なアイテム。
【4】 スリーピングバッグ
快眠のために一番こだわりたいアイテムがスリーピングバッグ。形状タイプは「封筒型」と「マミー型」の2種類。季節による気温や湿度の変化にも対応した機能的なラインナップが豊富。
とにかくマットやシートを重ねて重ねて地面からの凸凹の影響を防ぐ。冬なら地面からの冷気、夏なら熱気や湿気を如何にして伝わらないようにするか。これがコールマンが推奨するキャンプの快適な寝床作りで重要なポイントです。
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